上司に無視される状況に有効な3つの解決策

2016年12月9日2020年3月31日上司, 人間関係

上司に無視され続けると鬱になる・退職する可能性がある

たびたび耳にする「上司が無視をする」という職場の悩み。直属の部下である人間にとっては、どんな対策をしたらいいのか、困ったものです。

「無視されている」状態が続いていくと、うつになってしまったり、仕事を続けていけなくなってしまったりなど。思っている以上に深刻な結果を招いてしまうのが、この悩みです。

存在を認めない「無視」はもっとも堪える悩み

相手を怒ったり罵倒したりする分には、まだ部下の存在自体を認めている証拠。しかし無視をするということは、その存在自体を認めないとストレートに言っているようなもの。「何も言われない」というのが、人間は一番堪えるのです。

こういった場合、どのように解決すべきなのでしょうか。

無視する上司への対策①：目上の人を立てる

上司の無視を解決に導く対策としてもっとも効果的なのは、日頃から上司を立てることです。とはいえ、日頃から絡まない関係を築いてきてしまっているわけですから、ここは長期戦を挑むつもりで、長丁場を覚悟する必要があります。

無視する上司を立てるタイミングはミスをして叱られた時

普段から無視されている場合、上司を立てるのに最適なタイミングは、「ミスをして上司に怒られたとき」。叱られたことによる気付きを示す「ありがとうございます」と、上司が叱咤してくれた結果「助かりました」という、感謝とねぎらいを合わせ技として使うのです。

尊敬の気持ちを示せば効果バツグンの対策

これは、相手の年齢が上がれば上がるほど効果的なようで、言われた側の上司からしたら、悪い気分ではないらしいのです。

暗に、「私はあなたを尊敬しています」というメッセージを込めるところがミソです。この法則をうまいこと使っていけば、上司から無視されることも徐々に減っていくでしょう。

併せて、「無視される理由」を探っていくのも忘れないように。

無視する上司への対策②：コミュニケーションをとる

「そんなにミスばかり起こしてない」という人は、こちらの対策を試してみましょう。勇気と根気のいる解決方法ですが、意地になって続けていけば突破口の見える対策です。

タイミングを見計らって明るく挨拶したり声をかける

対策は、ひたすら上司とコミュニケーションを取ろうとする行動です。挨拶は極力明るく行い、質問や困ったときもその上司を頼るようにします。嫌な顔をされても辛抱してください。

上記の対策と同様に、頼りにされて悪い気分になる上司はそうはいないでしょう。だからと言って、なんでもかんでも声をかけるのは逆効果。様子を見て、ここぞという時に声をかけましょう。

コミュニケーションをとることで無視する理由を探る

「突破口が見える」と先で記述しましたが、これは良い意味と悪い意味の両方です。頼られることで心を開いてくれる上司なら解決。あまりにしつこすぎて、無視される理由を直接言ってくる、というのも逆の意味で解決につながりますね。本当の意味で対策を講じるられるようになりますから。

無視する上司への解決方法③：相手にしない

この対策は楽になるはずです。無視してくる上司を意識してしまうから、気にかけてしまうからストレスがたまるのです。そんなめんどくさい気持ちを持ち続けるくらいなら、「別に関わらなくてもいい」くらいの心構えでいましょう。

やり取りは最低限に抑える

相手にしないとはいえ、最低限の礼儀は守りましょう。無礼にならないように挨拶をし、仕事には支障が出ないように気を遣ってください。「上司が無視するから」という理由で挨拶もせず、仕事に支障が出た場合、評価が悪くなるのは上司ではなくあなたです。上司はあくまでも上司。あなたよりも立場は上なのです。最低限のやり取りはしましょう。

上司から無視されたら対策法を参考にして自分から解決のため動くことが大事

上司に無視される状況を解決する3つの対策について説明しました。

職場で無視をする上司は嫌ですね。原因があるとしても、部下を無視するのは社会人として望ましくありません。このような上司への対策をするには、自分から動くしかありません。無視の原因を探りつつ、対策をしていきましょう。

こんな行動方法もあります。