「仕事に向いていない」と上司に言われた時の適切な考え方
「今の仕事は向いていないのかも」と誰でも一度は考える
だんだん仕事に慣れはじめてくると、多かれ少なかれ「この会社でこの仕事を続けていっていいものか」と将来への漠然とした不安や焦りを感じるようになります。
また、思うような成果が出ず、上司の評価が得られないと、「今の仕事は自分に向いていないのかも?」と考えてしまいます。
でもそれは、誰でも一度は経験するものです。
特に上司に「向いていない」と言われた人は意外と多い
「の仕事は自分に向いていないのかも…」と自分で考えるようになる方もいますが、意外と多いのが上司から「この仕事に向いていない」と言われるケースです。
ただでさえ、仕事が思うようにうまくいかず、自信をなくしているときに、上司から「仕事に向いていない」との言葉を浴びせられれば、誰だって傷つきます。
では、一体どのように改善し、どのような人間になれば「仕事に向いている」ようになるのか教えて欲しいものですよね。
ただ、上司に「仕事に向いてない」と言われたからといって、その言葉が絶対だと思うのは危険です。
その仕事に向いているか、向いていないのか最終的に判断するのは上司ではなく自分だということを忘れてはいけません。
では、上司に「この仕事に向いていない」と言われたときの対処法を見ていきましょう。
上司に向いてないと言われた際にすぐ辞めるのはNG
「今の仕事は向いていない」と上司に言われても、すぐに辞めるのはもったいないと思いますが、就職した途端、理想と現実の違いに愕然とし、会社をすぐに辞めてしまう人が増えています。
しかし、会社をすぐに辞めるのではなく、まずは自分自身を見つめ直してみることも大切。
今の会社で何か得てから転職した方が、後々自分のためになる可能性だってあるのです。
上司に「仕事に向いていない」と言われて辞めるのは本当にもったいないです。
上司は喝を入れるために「向いていない」と言っている
確かに性格によっては向いている仕事、向いていない仕事というのがあるでしょう。でもそれをどの段階で判断するのかは非常に難しいところです。
ただ、少なくとも1年や2年じゃ判断できないのは確かでしょう。仕事のノウハウすらまだ身につけていない段階で向いているも何もありません。
そして何十人もの部下を見てきている上司は、そんなこと百も承知のはず。「仕事に向いていない」といった上司の心理としては、そう言われたあとのあなたの出方を図ろうとしている可能性があります。そこで、喝を入れているのです。
上司の言葉に悔しいと思い、より一層努力できれば仕事でより成長できるはずです。「仕事に向いていない」と言った上司を見返すこともできます。
上司に「仕事に向いてない」と言われたからといってすぐに辞めるという選択をするのではなく、「もうひと頑張りする!」
それが上司の意図かもしれません。
向いていない仕事でも食べるためには続けるしかない
例え、上司が本当にあなたの能力を低く評価していたとしても、やはりすぐに辞めるのは良い選択ではありません。
そもそも、100%向いている仕事をしている人というのは世の中にどの程度いるものなのでしょうか。
向いていない仕事でも食べるため、生活していくために続けているという社会人がほとんどではないでしょうか。
仮にこれで仕事を辞めたとして、次の転職先で退職した理由を何と伝えますか?「上司に向いていないと言われたので」と言ったら即アウトでしょう。
辞めるなら、自分が納得してから辞めるべきです。
上司に向いてないと言われても深刻に考えすぎない
上司から「仕事に向いていない」と言われると、どうしても心に深く突き刺さり悩んでしまうでしょう。
本気の本気で上司に「向いてない」と言われたのなら、確かに反省すべき点がある場合は反省しなければいけませんが、悲観的になりすぎるのもよくありません。
上司も人間です、虫のどころが悪かっただけかもしれません。
落ち込んで時間を無駄にするよりも、前を向いて進んだ方がいいに決まっています。
そのためには、次のように開き直ってみましょう。
自分の適性を上司の評価だけで決めるようなことはしない
あなたが入社何年目かはわかりませんが、今の仕事内容と結果だけで「向いていない」と決め付けるのは早すぎます。
自分がその仕事を楽しいと思えるか、やりがいを見い出せるか、まだまだ頑張っていけるかという点が重要です。
上司は何を基準に仕事に向いていないと言っているのでしょう。今後どこまで成長できるかはあなた次第です。やりきったと思えるまで頑張ればいいのです。
そもそも、自分の適性を上司の評価だけで決めるのはバカバカしいと思いませんか?
仕事をしていたらそれより辛いことは山ほどある
社会に出て、仕事をしていくと、上司に向いていないと言われる事よりも辛い事は山ほどあります。
上司にどのような評価をされても、それで落ち込むのは勿体ないです。
もちろん、自分が悪いのなら反省は必要ですが、きちんと自分の中で消化する強さを持ちましょう。強い心がないと、今後どのような仕事についたとしても乗り越えていくのは難しいでしょう。
あのとき上司に向いていないと言われたせいで、と他人を責めるよりも、自分で決めて、納得して変える人生の方が後悔しないはずですので、他人の評価は深く考えすぎなくて大丈夫です!
上司に「仕事に向いていない」と言われても悲観する必要はない
いかがでしたでしょうか!?
今回は、「仕事に向いていない」と上司から言われた時の対処法をいくつか紹介しましたが、
結論としては、上司に今の仕事が向いていないと言われても、落ち込み過ぎないことです。
改善すべき点があれば少しずつでも努力していけばいいし、思い切って仕事を辞めても苦い気持ちは残ります。上司に怒られてしまったからとあまり思いつめず、今の仕事が適職だと思えるように頑張ってみるのもありだと思いますので、その時は、上司の言葉なんて無視してしまいましょう。
そもそも仕事が向いていないなんて、上司が決めるようなモノではないと思います。
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