ご無沙汰している人への手紙を送る際に知っておきたい注意点
ご無沙汰している人への手紙を書くには葉書がおすすめ
仕事や家事、子育てなど日々の暮らしに追われていると、気がついたら御礼をしそびれた、年賀状のお返事をまだ出していない、ちょっと連絡を取りたいけど久々だし気が引けるというケースがありますよね。特に急ぎでも重要な用件でもない場合、考え込むと時間ばかりかかってしまいますが、実はそんな時、手紙を送る方法はとてもいいツールです。便箋では分量も多く、かしこまった感じがしてハードルが高いと思われる方も多いようです。葉書を送るのであれば、季節のご挨拶などをうまく盛り込んで書くことで本文は一言でも形になります。ご無沙汰している人への手紙を書く際には葉書がおすすめです。
祭事や記念日などのイベントをきっかけに送る
次に、ご無沙汰している人への手紙を送るタイミングですが、思い立ったが吉日。思いがけず手紙をもらったら誰であっても嬉しいものです。手紙を送るのが久しぶりという方は別の用紙に下書きをするのも良いでしょう。まずは実際に手を動かしてみて書くうちに案外簡単に出来上がるものです。ご無沙汰している人への手紙のため、もしどうしても書き出しの言葉に悩むようであれば、年賀状やクリスマス、暑中見舞いや寒中見舞い、相手の誕生日や記念日など何かのタイミングに合わせて送るのも1つの方法です。こういった機会に送るのであれば、長々書く必要もなく、季節やお祝いの挨拶をメインに一言二言メッセージを添えるだけでも素敵な手紙となるでしょう。
ご無沙汰している人への手紙にはお詫びと挨拶を書く
続いては、ご無沙汰している人への手紙に書く内容です。ご無沙汰している人への手紙ですから、いきなり本題に入ったのでは唐突な印象となるため、時候の挨拶に続いて、まずは簡単にその期間を埋めるような一言を入れて書くようにしましょう。具体的には、「大変ご無沙汰しておりますが、お元気でいらっしゃいますか。」「○○でお目にかかって以来久しぶりに連絡させて頂きます。その後いかがお過ごしでしょうか。」など書くと良い印象になります。御礼として送るのであれば、「○○の折は大変結構なものを頂戴いたしましたのに御礼が大変遅くなり申し訳ありません。」随分前の話を書くのであれば、簡単に「その節は大変お世話になりありがとうございました。」などでも一言添えて送るだけで、トーンを和らげられます。
自分の近況報告を盛り込んで書く
ご無沙汰している人への手紙では、長期間連絡を取らなかった理由や近況報告を入れると打ち解けやすい内容を書くようにします。「産後は全てが初めてのことばかりで、子供との生活やら家事やらに追われていたら気がつけば時間が経ってしまいました。」「次回お目にかかった際に御礼をと思っておりましたが、その機会に恵まれぬまま地方赴任が決まり多忙の日々でした。」など書くようにしましょう。また、ご無沙汰している人への手紙であっても相手をずっと考えていたという一言を入れて送ることで、更に親近感が湧きます。例えば、「ご主人様が亡くなられてからもう早10年ですね。毎年この季節になると在りし日のお姿に想いを馳せておりました。」など書くと良いでしょう。押しつけない程度に書くのが、送る際には大切です。
ご無沙汰している人への手紙には追伸もうまく利用して書く
上記のステップで、相手の緊張がほぐれたところで本題を書くようにしましょう。何か依頼があって送る場合は、「実はこの度ご連絡しましたのは○○についてお願いがあり…」と詳細につなげます。ただ連絡を取りたいだけという場合には、「特段用事があるわけではないのですが、ふと貴女を思い出し懐かしく筆を執りました。」というようなフレーズを書くのもおすすめです。ご無沙汰している人への手紙の本文で、いきなりお願いや会いたいと書くのも不躾かと感じる方は、追伸として「また機会があれば是非お目にかかりたいです。」「お近くへお立ち寄りの際は是非ご連絡下さい。」と少し婉曲的に伝えて書く方法もあります。
絵は文字以上のメッセージになる
ご無沙汰している人への手紙ですから、文章がなかなか浮かばないという場合は、今の自分の気持ちに合った絵葉書を選ぶのはいかがでしょうか。可愛いイラストには気持ちが和むものですし、転居先の風景や旅行・出張先の絵葉書を選んで送ると、近況報告にもなります。四季折々の写真入りポストカードでは「もう春ですね、お変わりございませんか」など書き出しの助けになります。お互いの共通の趣味や母校などがあればそれにまつわるものもいいかもしれません。ただし難しく考えずに、「この絵葉書を見たら○○さんの笑顔を思い出したので思わず手紙を書きました。お元気でいらっしゃいますか?」などという一言を送るだけでも、十分気持ちは伝わるでしょう。
ご無沙汰している人への手紙は葉書を使い書く内容にお詫びと挨拶を入れて祭日などのタイミングで送るようにしよう
ご無沙汰している人への手紙を書く際の注意点を見ていきました。ご無沙汰している人への手紙は、簡単に送るEメールなどと違い、わざわざ手書きで(ワープロ印刷だとしても手間をかけて)送ってくれたというのは嬉しいものです。また、電話では相手の都合の悪いこともありますし、メールやSNS等ではすぐに返事が来ないとやきもきするもの。手紙はお互いにストレスが少ない手段であると同時に、届くととても嬉しいものです。ご無沙汰している人への手紙ですから、相手からもすぐに返事がくればラッキー、なかなか音沙汰がなければ向こうも忙しいのかもしれないという風に気楽に構えて送ってみましょう。あなたの想いが手紙にのって相手の心に届きますように。
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