「身仕度」と「身支度」の違いとビジネスシーンで使う際の注意点

言葉遣い

「身支度」=「計算する」が「準備する」に転じたもの

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まずは身支度ですが、【身】は共通語なので省きます。次に【支】と【渡】という漢字にはそれぞれ【はかる】という意味があり、つまり【支度】とは【計算する、見積もる】という意味となるのです。そこから【準備する、用意する】という意味合いに転じ、最終的に【身】を【準備する】という掛け合わせにて【身支度】となりました。

「身仕度」=当て字で間違って広まったもの

【身支度】については判明しましたが、一方の【身仕度】はどうでしょうか。調べようとしても、実は辞書によっては【支度】は載っていても、【仕度】は載っていないことがあるのです。それぞれの漢字の意味を見ても【仕=仕える】【度=はかる】となり、合わせてもあまり意味合いとしてはピンと来ません。では、身仕度にはどういった意味があるのでしょうか。

「仕度」だけ見てもあまりピンと来ない

実は【仕度】という言葉は当て字であり、間違って広まってしまったものであると言われています。しかし、あまりに普及してしまったため、辞書での記載は【支度(仕度)】と、どちらとも取れる表記を行っているのです。ですから、身支度が一般的な言葉であり、身仕度はあまり使わない方がよさそうです。

意外と知られていないが当て字はたくさんある

【身仕度】と同様に、幅広く用いられていながらも実は当て字である言葉は数多く存在します。【試合】という言葉があります。本来は【〇〇し合う】という意味なのですが、【試=こころみる】という感じが当てられ、いつの間にか【試合】という言葉が市民権を得ています。同様に【仕事=しごと】という言葉も、本来は【する事】の活用形なのですが、漢字が当てられ【仕事】となっています。

身支度と身仕度という言葉の場面別の使用方法

上記したように、【身支度】と【身仕度】は漢字の違いこそあれ、言葉の意味合いとしては変わらないということになります。では場面別の使用方法など存在するのでしょうか?正確に言えば、存在します。辞書などでは【身支度・身仕度のどちらを用いてもよい】となっていますが、人対人の信頼関係が重要となるビジネスシーンにおいては注意が必要です。

身支度・身仕度を重要文書で使う際にだけ注意が必要

一般的には【身支度】【身仕度】のどちらを用いてもさほど問題はありません。しかし、ビジネスシーンにおいて先方のお客様が知識を重んじる方だった場合などは、その限りではありません。当て字である言葉を堂々と重要文書に記載することで【言葉に対しての意識が低い】などと思われてしまうことも無きにしも非ずなのです。

重要文書での使用に注意!「身支度=準備する」で、身仕度はただの当て字

いかがでしょうか?身支度と身仕度では、同じ読みでも感じが違うため、何か異なる使われ方があるのではないか?と感じたと思います。実際には同じ意味であり、かつ一方は当て字でありました。一般的には身支度を使うのがマナーとしては正しいようです。身仕度を使うのは問題ないのですが、言葉に対しての意識が低いと思われてしまう可能性があるというのを理解しておきましょう。

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2016年11月29日ビジネス