「前略」を目上の人に手紙で使用する際の注意点

2016年11月29日手紙

「前略」とは手紙の頭語として使う

Notes

手紙を書く時は、前文、主文、末文、後つけ、添え文という流れで書きます。まず頭語を書きます。「拝啓」が一般的で、その後に季節のあいさつや相手の安否を尋ねる前文を書きます。「拝啓」の場合は、手紙の最後を「敬具」で結びます。「前略」は、前文を省く時に用いる言葉です。よって、目上の人への手紙や、より改まった手紙では一般的ではありません。

「前略」とは全文を省略するために用いる

「前略」は、その言葉の通り、基本的に目上の人へ使うべきではなく、前文を省略するために用いる言葉です。そのため「前略」で始める場合は、いきなり主文に入ります。もちろんいきなり主文に入るからといって、相手を気遣う文を忘れてはいけません。「先日はご多忙中に突然お邪魔しまして、失礼をいたしました」などという流れで入りましょう。「前略」から始める場合は、「草々」で結びます。

「前略」は簡易的な手紙なら目上の人に使ってもよい

先ほども記したように、「前略」は前文を略すという意味になるので、より改まった手紙での使用は好ましくないので注意が必要です。「拝啓」が一般的になります。ですが、それでも目上の人に前略を使いたい場合は、まず手紙のシチュエーションを考えましょう。冠婚葬祭などのより改まった手紙では、好ましくありませんので、注意しましょう。それは正式なあいさつであるからです。どうしても使いたい場合は、簡易的な手紙の場合のみにしましょう。

「前略」を目上の人に使う場合の書き方

さて、どうしても目上の人への手紙に「前略」を使いたい場合に注意したいのが、ただ「前略」と書いて主文に入るのは良くないという点です。「前略にて失礼いたします」や「前略ごめんください」など、ひと言謝りを入れることで礼儀が伝わります。その後は、通常と同じく主文に入っていいですが、あくまで目上の方に対する手紙であることを忘れないように注意しましょう。

目上の人へ手紙を書くときは言葉遣いに注意が必要

手紙というものは、あなたの人柄がそのまま出ますし、関係を円滑にするうえでとても重要なものです。普段使わない言葉遣いや、慣れないマナーに覚えるまでは戸惑いがちですが、これをマスターして綺麗で礼儀のなっている手紙を書くことで、目上の方や上司からの評価はグンと上がります。特に目上の方に対しては信頼関係にもつながってきますので、「前略」はできるだけ使わないほうが無難です。使う際は十分に注意しましょう。

頭語と結語は「前略」以外にもある

正式な手紙の頭語と結語ですが、「前略・草々」「拝啓・敬具」以外にもいろんなバリエーションがあります。よりあらたまった手紙では謹啓(謹呈)・謹言(謹白)、急ぎの手紙では「急啓(とり急ぎ申し上げます)・敬具・不一」などがあります。また返事の手紙では「拝復(復啓)・敬具(謹答)」などがありますので、状況に応じて使い分けることができます。目上の人の場合はより改まった言葉を使うのが無難でしょう。

目上の人に手紙を書く際に「前略」を入れたい時は必ずひと言添えるように注意し正しい言葉遣いを使おう

これまで、「前略」の使い方から手紙の書き方のマナーにまで触れてきましたが、いかがでしたか。目上の人に対しては、「前略」は一般的ではないことが分かりました。どうしても使いたい場合は、必ず「前略」だけでなく、失礼している言葉を添えましょう。目上の方を不快にさせない手紙で、あなたのビジネスや関係がより豊かなものになることを祈っています。

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2016年11月29日ビジネス

Posted by BiZPARK