お見舞いに仏滅や赤口を選ばない理由と知るべきマナー
お見舞いに行く際には派手な服装を避ける
病院へお見舞いに行く時の服装はマナーとしてとても大切です。見舞う相手だけでなく、そのご家族や周りの入院患者に不快感を与えないように注意が必要です。なるべく明るい色の服がいいでしょう。派手な柄物は避け、ベージュやパステルカラーなどがマナーとして好ましいです。暗すぎる服装はあまり良くありません。気分も暗くなってしまうため避けましょう。特に「黒」は喪服を連想させてしまうので避けるようにしましょう。女性でしたら靴はミュールやヒールの高い靴はかかとの音が響くのであまり良いとは言えません。ピンヒールなどはなるべく避けるのが、マナーになります。
お見舞いに行く際のマナーとしてあまり大勢で押しかけない
お見舞いに行く際の人数についてですが、これは短期入院であっても、そうでなくても一般的には1人で訪問することがマナーに則った人数だと言われています。どうして、ひとりがいいのかというと、これは人数が多すぎると、大部屋で入院をしている患者さんの場合は他の大部屋の患者さんの迷惑になってしまう可能性があります。周りの方への配慮も大切ですから、1人でうかがうのがベストだとされています。また、あまりに人数が多いと患者さんの方も気を遣って疲れてしまうという理由もあります。患者さんの気持ちを良く考えていたわってあげ、励ましてあげることがお見舞いでは重要なことですね。
お見舞いは仏滅や赤口の日を避けるのが無難
お見舞いに行く日取りで、仏滅に行ってもいいの?と、仏滅で少し悩んだりしますよね。これは相手が年配の方で六曜の仏滅などを気にする方の場合は、仏滅や赤口は避けたほうがいいでしょう。ただ、相手が仏滅を気にしない場合やその日しか時間がとれない場合など、状況などによっても違ってきますので絶対に仏滅がNGということではありませんが、できるだけ仏滅を避ける方が無難ですね。お見舞いに特に向かないとされている日は赤口です。赤口とは文字通り赤に関するもの(例えば火の元や刃物、血など)の災いに注意が必要とされる日なので、血液や刃物と縁の深い病院へお見舞いに行くのはご法度ですから避けましょう。
赤口の日は血や刃物と縁深い日なのでお見舞いには向かない
赤口の日がお見舞いに向かない理由は他にもあります。それは六曜では赤口は最も不吉な日とされているからです。友を引くとされている友引や仏滅などの方がお見舞いに向かないように見えますが、赤口とは文字通り赤に関し血液や刃物と縁の深い言葉となります。ですので、病院へお見舞いに行くのは、一番に避けるべき日でしょう。知らずに赤口の日に病室を見舞ってしまいマナーを問われるよりは、予定を立てる前にカレンダーを見て避けるべき日を考慮に入れておくとよいです。
お見舞い金の相場として身内は1万円・友人は5千円・同僚は3千円
怪我や病気で入院した身内や知人を見舞いに病院に行くときに持参するのが「お見舞い金」です。お見舞い金で包む現金には一般的な相場があります。基本的にお見舞い金というのは身内が入院した場合のみ持参するものですが、相手との関 係や親しさの度合いによっては持参する場合があります。金額の相場は身内なら1万円、親しい友人なら5千円、職場の同僚なら3千円です。そのまま渡すのではなく、必ず白地に左側に赤い線が入った熨斗袋に入れて渡すのがマナーです。赤口や仏滅などを避けてお見舞いに行きましょう。
お見舞いの品には生花を選ばないようにする
入院お見舞い品については、目上の方相手の入院お見舞い品であれば、現金を入院御見舞い品として持っていくことは失礼とされていますので注意してください。お花は病院がNGを出していないか確認することが重要です。最近では、感染やアレルギーの観点から、生花の持ち込みを禁止しているケースも増えています。ですが、生花が禁止されていても、「プリザーブドフラワー」はOKな場合があるので、事前に病院に確認しましょう。現金・商品券を渡す際には、「のし袋」の選び方を間違えないようにしましょう。
お見舞いのマナーとして赤口・仏滅は縁起が悪いので避けて正しい相場のお金を用意しておく
お見舞いのルールやマナーはたくさんあります。しっかり把握して恥をかかないようにしましょう。赤口や仏滅を避けることや、お見舞い金の相場から包み方、お見舞いの品の選び方、他にもたくさんあります。面会時間のルールにも気を付ける必要があります。原則午前中は避け、昼食後の午後2:00~3:00頃がいいでしょう。面会する時間は20分程が妥当です。相手が眠っている場合は、無理に起こさないようにするのがマナーです。親族など付き添いの方やナースステーションなどに、お見舞いの品などを預けてそのまま引き上げるのがマナーです。
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