兄弟や親戚が入院した際のお見舞い金の相場
兄弟への入院のお見舞い金が必要かどうかは状況による
兄弟が入院した時にお見舞い金は必要かどうかについては、実際の状況により意見が分かれます。必要という意見と不要という意見がありますが、病気や怪我の程度や、その兄弟・家族の間での認識のあり方などはそれぞれ違うのです。ただ、自分か入院している相手のどちらか、または両方が結婚していて、世帯が別となっている場合は必要とする意見が多い傾向にあります。自分の家族同士のしきたりもありますが、同時に配偶者のしきたりや世間体も関係するからです。
親が入院費等を支払っている兄弟へのお見舞い金は不要
兄弟の入院で、相手も自分も未婚で、軽い病気や怪我・検査入院であれば、お見舞い金は不要とする意見もあります。ただし、その家族間の空気にもよります。また、入院中の身の回りの世話をするような間柄であれば不要という声が多いです。そして、お見舞い金は急な出費の補助という意味がありますので、親が入院費などを支払っている場合も不要でしょう。
兄弟に贈る入院のお見舞い金の相場はおよそ1万円
兄弟に贈る入院のお見舞い金の相場は、およそ1万円と言われています。5,000円という声もありますが、入院となると1週間でも10万円程度のお金がかかり、もし保険が適用されなければ大変な出費です。そのため、5,000円は少ないと感じられるかも知れませんので、1万円を基準として考えた方が良いでしょう。病気・怪我の程度にもよりますが、もし癌などの重度の病気であれば3万円を包むこともあります。
義兄弟や親戚が入院した場合のお見舞い金もおよそ1万円
自分の配偶者の兄弟や、兄弟の配偶者など、いわゆる義兄弟や義姉妹の入院のお見舞い金の相場はどうなるでしょうか。この場合にも、兄弟と同様、相場は1万円と言われています。兄弟間では気の知れた仲でも、配偶者の気持ちもありますので、お見舞い金は包んだ方が良いです。また義理の兄弟に限らず、親戚に関しても入院お見舞い金を贈るなら、1万円程度が妥当となります。
姪・甥が入院した場合のお見舞い金もおよそ1万円
姪や甥など兄弟の子供が入院した際の、お見舞い金の相場はいくらでしょうか。姪・甥がまだ若い場合は入院医療費の負担は兄弟がすることになりますので、金額も兄弟と同額となります。ある程度年齢が行っている姪・甥に贈るのであれば、親戚としての扱いになり1万円程度となります。
お見舞い金の金額は兄弟や家族間で足並みを揃える
兄弟の入院に対するお見舞い金の金額は、兄弟・家族間で足並みを揃えるのが大切です。基本は相場の1万円ですが、もし誰かひとりがあまりに小額だったり、あまりに高額だったりすると、どうしても見る目は変わってきます。結婚していれば、配偶者ともども同様に見られます。できることなら事前に家族間でお見舞い金の金額を統一しておくのがベストです。
兄弟や親戚が入院した際のお見舞い金は相場の1万円を参考にして家族間で足並みを揃えよう
兄弟が入院した際のお見舞い金は、およそ1万円を参考に足並みを揃えるのが、円滑に進めるコツです。贈る側としても出費となりますが、お見舞いは“気持ち”ですので、「付き合いが少ないので小額で済ましたい」と思うくらいなら、贈らない方が良いかもしれません。ただもし自分だけが包んでいないと、これもまた角が立ちます。非常識と思われないよう、状況を見て判断をしましょう。
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