お見舞い品を郵送する際の方法とマナー
どうしてもお見舞いの都合がつかない場合には郵送という手段を使う
お見舞いに行きたくても距離や時間的にどうしても都合がつかない場合、郵送するといった方法をとることもできます。その場合、どのような方法で品物を郵送すればマナー上問題ないでしょうか。また、どのような品物を送るのがマナーなのでしょう。さらに、郵送する際は六曜の日取りなど、気にしなければならないマナーは他にあるのでしょうか。これらの疑問を解消していきましょう。
郵送する時は相手に都合のいい時間を聞いてから送る
お見舞いを郵送するときは、直接伺う時のようにいつからいつまでくらいに行かないといけないだとか、何時頃を避けたほうがいい、といったような決まりはないようです。あとは相手のご家族や病院に、事前に都合を聞いてから送るようにしましょう。では郵送の場合、控えの残る形での郵送方法や、どこに送るか以外に、他にどんなことを気を付ければいいでしょうか。
お見舞いの品物が現金の場合は現金書留で送る
お見舞いの品物は、それが現金である場合は現金書留を使って郵送するのがマナーです。現金書留の場合、郵政監察局での調査が可能なので、万が一の時に調べてもらえます。また、品物の場合は、控えが残る宅急便を使って送るのがマナーです。窃盗などのケースもないわけではないので、送ってから一週間ほどたったら、無事に届いているか問い合わせてみる方が、マナーがいいといえるでしょう。日取りに関しては、お見舞いの場合、特筆すべきマナーはないので気にしなくて構いません。
お見舞いを現金でする場合は自宅に送るのが良い
現金でお見舞いをしたいと思った場合、病院に問い合わせても断られるケースがあります。それは、現金の場合、身内などを装った泥棒や、受付の窃盗が考えられるためです。どうしても郵送で現金のお見舞いがしたい場合、退院されてから相手の自宅に送る、という形でも問題ありません。また、現金の場合はのし袋は紅白結び切りで、表書きは「お見舞い」「御見舞」などと記入します。お札は新札でなくとも構いませんし、向きは表向きに入れます。
お見舞いの品物を病院に送る際は問い合わせてみる
お見舞いの品物を郵送するとなったとき、それを自宅に送るのがマナーなのか、病院に送るのがマナーなのか迷うと思います。入院前に知らせを聞き、現金でお見舞いをするのであれば、自宅に現金書留で送るのがマナーでしょう。お花であれば入院中でも構いません。現金であれお花であれ、病院に送りたい場合は、受け取ってくれるかは病院次第なので、一度問い合わせてみましょう。また、生花は禁止のところもあるので、合わせて尋ねておく方がいいです。禁止されているのを知らずに送ってしまうと、それはマナー違反になってしまいます。
お見舞いを郵送する際はお手紙を添えると良い
お見舞いを郵送でする場合は、お手紙を品物と一緒に送るとよりマナーが良く喜ばれるでしょう。その際内容は、時候や挨拶は省いて、「知らせを聞きとても驚いています。とても心配です。」という素直な気持ちを書きましょう。また、相手に病状を尋ねたり、頑張ってくださいというようなことは負担になるケースがありますので、避けたほうが無難です。病状が進行している方の場合、回復を祈る言葉も避けるのがマナーです。でも入院中は、お見舞いの気持ちが何よりも嬉しいものです。率直に、あなたが心配している気持ちを伝えましょう。
お見舞いを郵送する際は都合のいい時間を聞いて現金の場合は自宅に送るのがマナー
お見舞いを郵送する際のマナーを見ていきました。お見舞いの品物を郵送せざるを得ない場合は、現金や品物だけを送るのではなく、自分の気持ちも一言添えるようにしましょう。相手にとって、お見舞いは何よりも力になるものですし、メッセージをつけることであなたの気持ちもより伝わるはずです。また、送る際は無事に届くように、事前にご家族や病院に問合せをするようにし、送った後も調査ができるように、控えが残る形で送るのがマナーです。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません