「やりたい仕事がない」と悩んだ時に使いたい3つの診断ツールと適職を見つける10の選択ポイント
- 1. やりたい仕事がないのは異常なの?
- 2. 就活・転職時に自分のやりたい仕事が見つからないとき
- 3. 自分の将来に迷ったら!紹介する3つの診断ツールを使ってみよう
- 4. ①:早くやりたい仕事を見つけたいならこれ!2択で分かる【天職診断ツール】
- 5. ②:300万人が利用した『マイナビ適職診断ツール』
- 6. ③:実力を測れる『dodaの合格診断ツール』
- 7. 天職を見つけるための10のポイント
- 8. ①まずは自己分析をしよう
- 9. ②仕事に対する意識をまとめよう
- 10. ③自分の性格を理解する
- 11. ④家族・親戚の仕事からも選択肢を広げる
- 12. ⑤仕事を意識せずやりたいことをまとめる
- 13. ⑥やりたい仕事を絞り込んでいく
- 14. ⑦実際に行動する前に備えておく点
- 15. ⑧リスクも承知しておこう
- 16. ⑨やりたい仕事を見つけるため行動に移そう
- 17. ⑩目標へ向かって全力投球
- 18. みんなはどうやってやりたい仕事を見つけたの?成功者の体験談
- 19. どうしてもやりたい仕事がない場合
- 20. やりたい仕事がない大学生や転職者はまずは自己分析から!目標を絞り込んで行動に移そう
やりたい仕事がないのは異常なの?
仕事を探すうえで、「やりたいこと」を仕事として選ぼうとアドバイスがあったりしますが、その「やりたい仕事がない」という人はどうしたらいいものなのでしょうか?
どのサイトや本を見てもやりたいことがあるのが当然として書かれていますが、「やりたい仕事がない」人は異常なのでしょうか?いえ、異常ではなく至って普通と言えます。
やりたい仕事がない人の方が多い
やりたい仕事がある人の方が多いと考えがちですが、実は、やりたい仕事がない人の方が大半です。昔はなにかしらやりたいことがふんわりあったかもしれません。しかし、親に反対された、現実を見た、時代の荒波にのまれてしまって見失ってしまう人もいます。
やりたい仕事を見つけるのはそもそも難しい
この雑踏とした世の中で光り輝く“夢”や“やりたいこと”を探すのは非常に難しいです。なにせ、“夢を語ることを冷ややかな目で見る”周囲による圧迫や毎日やることに追われて“今を生きる”ことしかできないからです。
夢を語り合うことすらはばかれ、自分と向き合う時間もどんどん奪われている現代では「やりたい仕事」を探すのは難しいと言えます。
やりたい仕事がある方がレアケース
テレビなどで見かける人は、「やりたいことを仕事にしている」と目に映るので、みんなやりたい仕事をやっていたり、追いかけていたりするのだと錯覚しがちですが、その人たちはレアといえます。
大半の人は、生活のために仕事をしているので、自分でできる範囲の仕事に就くのです。
就活生は特にやりたい仕事がないのは当たり前
特に就活生は、社会に出ていないため、どのような仕事があるのかも知らないですし、経験も少ないです。そんな中では、なかなかやりたい仕事を見つけるのは難しいでしょう。 就活生は、就活中にこういうのに興味が沸いたなど、企業と触れて見つけていくケースが多く見受けられます。
就活・転職時に自分のやりたい仕事が見つからないとき
毎日を漠然と過ごしているとき、ふと、「自分が本当にやりたい仕事って何だったのだろう?」と考えたことがありませんか? 今の仕事を続けることに疑問を感じていても、「やりたいコトが何かまではわからない」、「将来やりたい仕事が見つからないけど、探したい」という人のため、天職を見つけるためのポイントを11個を紹介します!
なぜそう思ったかを考える
なぜ、やりたい仕事を見つけたいと思ったのか?まずは、そこから考えていきましょう。日ごろから漠然と考えている内容は、自分の内側に答えが潜んでいるもの。 現状の仕事に不満を持ちながらもやりたい仕事が見つからない場合は、なぜそう感じるようになったのかと、しっかりと自分を見つめなおすようにしましょう。
人からどう思われるのかは一旦消す
周囲の目を気にして仕事選びをする人もいます。もちろん人からどう思われるかが一番重要であれば、職業人気ランキングや資格などの難易度ランキングをみて、一度人気、難易度の高いような仕事につくというのも選択肢になります。
しかし、人の目を気にしすぎるあまり自分の人生なのに意思が反映できていないのであれば、一度人からどう思われるかということは置いておきましょう。自分の人生の手綱を握るのはあなたでなければなりません。
今の仕事に納得できない点を明確に
一度は就職してみたけれどしっくりこない人、仕事が楽しくないという人も多いでしょう。そう感じている多くの人は今の仕事に納得てきていない面があるからではないでしょうか?漠然とした不安や不満を抱えたままでは、精神衛生上も良くありません。 一度、自分が仕事で納得できないといと思う点を明確にしてみましょう。そこには、自分が本当にやりたたいと思える仕事に出会うための、重要なカギが隠されています。
仕事を変えることも視野に入れる
現状に納得いかなかったり、他にやりたい仕事があったりする場合、転職や独立などの手段をとる人が多くいます。理由として、仕事や環境を変えるという手段こそ、現状を打破し、やりたい仕事へ就くための近道だからです。 しかし、一度冷静になって考えてみましょう。ただ、「なんとなくやりたい仕事じゃないから」、という理由で仕事を変えるのは危険です。近道をしすぎて、実は遠回りしていたということがないよう、慎重に考えていくべきなのです。 次の項目から紹介する、やりたい仕事を見つけるための9つの秘訣を読んで、自分を見つめなおし、順序立ててやりたい仕事を見つけられるようにしてくださいね。
自分の将来に迷ったら!紹介する3つの診断ツールを使ってみよう
自分に向いている職業を、あなたはすぐに思いつきますか?パッと出て来る人もいるかもしれませんが、ほとんどの人は困ってしまうかと思います。そんなあなたにピッタリなのが、適職診断ツール。いくつかの質問に答えるだけで、あなたに向いている仕事をピンポイントで紹介してくれます。
①:早くやりたい仕事を見つけたいならこれ!2択で分かる【天職診断ツール】
ここでは、少しでもやりたい仕事が見つかるようにちょっとした診断をご用意しました。下記で2択問題が出題されますので、AとBどちらの方がご自身にマッチしているか選んでください。そして、AとBの数を数えて、多い方があなたのタイプということになります。
【2択問題】診断ツール
- A立ち仕事 or B座り仕事
- A体を動かす or B頭を動かす
- A交流が多い or B交流が少ない
- Aコミュニケーション的な仕事 or B黙々と仕事
- Aリーダー or Bリーダータイプではない
- A周りから注目を浴びたい or B人目は避けたい
- Aおしゃべり or 聞き役
- A自分のことを話したい or B自分のことは話したくない
- A意見を主張したい or Bみんなの意見を尊重
- A質問に即答できる or B熟考してから答える
- A友達関係は広く浅く or B親しい友人は数人
- A同時進行ができる or B一つのことをやっていく
- A口に出して考える or B頭の中で考える
- A規則は納得しないと守らない or B規則は守るべき
- A真実は真実のまま伝える or B時には嘘も大切
- A結果がすべて or B結果よりプロセス
- A論理的 or B直感的
- A感情が顔に出る or 感情はあまり出ない
- Aせっかち or Bのんびり
Aの数が多い:多才で白黒はっきりさせたいタイプ
1人でやるよりもみんなでやることにより力を発揮するタイプです。基本的に興味の移り変わりが早いので、様々な仕事ができるとマンネリ化しないで業務に当たれます。
また、物事をはっきりさせたいタイプが多いのも特徴です。行動も早いのでテキパキ動くと思われる反面、短気と見られる場合もあります。しかし、決断が速いのでスピーディーな仕事を任せると、即断即決で業務を進めていく力強さも兼ね備えています。
チームワークが重要視される仕事だと力を発揮しやすいでしょう。
逆に、好まない仕事では作業効率が下がる側面があるので、注意しましょう。
Bの数が多い:プロフェッショナル気質で熟考を好む
ひとつのことに集中するタイプなので、その道のプロといわれる人に多いのがこのタイプです。そのため、1人か少人数で仕事を進めていくスタイルが性に合っています。一つのことにじっくり取り組める仕事などがいいでしょう。 また、決断を出すまでに時間がかかる傾向が強い人が多いタイプです。このタイプの人は、とにかく可能性を追い求めて情報収取を念入りに行います。熟考するので、すぐに結論を求められるとストレスを感じてしまいます。 さらに、「決めつける」ことはしないため、非常に柔軟な頭の持ち主です。そのため、クリエイティブ関連の仕事に重宝されている傾向が強いです。自由な環境であればあるほど、高い能力を発揮できます。
②:300万人が利用した『マイナビ適職診断ツール』
次にご紹介するのは、マイナビが提供している自己分析ツールです。この診断ツールは仕事にたいして個人の行動傾向をもとに適職を測るツールで、48業界90職種のなかからあなたの適職を探してくれます。このツールはイギリスで開発された「MATHC」を元に作成されていて、毎年世界中で1,000万人以上が利用しているのです。
そのまま実際の企業を探すことができる
マイナビは就職サイトを運営しているので、適職がわかった後は実際の企業を探すことができます。企業の求人を見て、働き方を詳しく知ることで、自分の適職かどうかさらに詳しく確認刷ることができるでしょう。 注意点として、マイナビの適職診断ツールを利用するには、マイナビの会員登録をする必要があります。もちろん無料ですが、個人情報を入力しなければならない点だけ覚えておきましょう。
③:実力を測れる『dodaの合格診断ツール』
3つ目にご紹介するのは、dodaの合格診断ツールです。 人気の企業に合格できるのかを診断することが出来ます。「とりあえず診断ツールを使ってみたい」「腕試しがてら」という方におすすめです。
転職に強い診断ツール
「doda」はマイナビ同様に企業を紹介してくれるサービスなので、多くの情報をもとに診断してくれるツールになります。他の適職診断ツールでは判断できない、潜在的に向いている仕事も紹介してくれるので、自分の可能性を広く知ることも出来るでしょう。
天職を見つけるための10のポイント
適職診断ツールを使って自分の指向性が見えてきたあとは、実際に合っているのか確認していかなければなりませんよね。自分で天職かどうか確認するためのチェックポイントを10個紹介しますので、一緒に見ていきましょう。
①まずは自己分析をしよう
やりたい仕事を見つける10つの秘訣から、1つ目の項目である「自己分析」を紹介します。自己分析とは自分の内面を探る作業であり、自分の性格や適性などを知ることができます。就活や転職活動でも良く使われる手法で、自分に向いている業界や職種を絞り込む際に有効です。 今回行う自己分析は、「本当にやりたかったことが何なのか」を、自分の心に問いかける作業になります。
昔の夢を思い出そう
自己分析で最初に行っていただきたいのが、昔の夢を思い出すというもの。子供の頃、学生の頃に憧れていたもの、将来の夢だったものを再確認してみましょう。自分の記憶だけで思い出すのが難しいなら、写真やビデオなどを見て思い出を掘り起こしてみましょう。家族や古い友人たちに幼少期の話しを聞くのも、思いがけない発見があって楽しいものです。 「1人で自分の世界を作って遊ぶ子供だった」、「仲良しグループの中心人物だった」など、昔の性格や行動は、自分という存在のベースに当たる部分になります。 また、どのような目標を持って大学や専門学校へ入ったのかも、自分の志を思い出すのに効果的な要素です。勉強以外にも、学生時代に打ち込んだ内容を、この機会に思い出してみましょう。
今までで一番頑張ったことは?
あなたはどのような場面で頑張ったことがあるでしょうか?人が頑張るときはそれなりの背景が存在します。その背景を探ることで適性が見えてきたり、どういったことに興味を抱いたりするのかが読み取れます。
今までで一番頑張ったことを思い出して、何に比重を置いているのか確かめてみましょう。
新人の頃の初心に帰ってみる
昔の夢を思い出せたなら、次は新社会人として就職した直後の気持ちを思い出してみましょう。何も知らない状態で社会に出て、上司から説教されたり、ビジネスマナーがなっておらず注意を受けたりと、様々な苦労があったに違いありません。 そのときに感じた思いは記憶に残りやすく、辛い中でも新人なりに何かしらの熱意や目標があったはずです。初めての会社として選んだ理由も合わせて、初心に帰りながら新社会人だった時代の記憶を思い出してみましょう。
今の自分がやりたい仕事をイメージする
自己分析は、若いころから始めて少しずつ今に近づけていきます。 ここからは、現在の自分がやりたい仕事をイメージしてみましょう。「事務職をしているけど、将来的には営業職としてバリバリと売り上げを伸ばしたい」、「何かしら人の役に立つ仕事に就きたい」など、人それぞれにやりたいと思える仕事像がぼんやりと見えてくるはずです。 それが、子供の頃や新社会人時代に感じていたものと同じ方向性なら、それがやりたい仕事といえるでしょう。逆に、違っていたとしても、それは今の大人になった自分が望んでいるものだといえます。
歳をとってもやりたいものは何か
現在の自分としてやりたい仕事をイメージできたら、今度はさらに将来を考えていきます。「歳をとってからもやりたいものは何か?」という点から考えるのです。歳を取れば体力も衰え、物覚えも悪くなってしまいます。自分がやりたい仕事が将来的に長く続けていけるものなのか、現実的な視点で考えてみましょう。 自分の時間軸で行う自己分析はここまでです。子供の頃から初老になるまで、やりたいと思える内容が一貫していたのなら、それが自分のやりたい仕事といえるでしょう。もし、違っていたとしても、更に別の視点から考察を続けていけば大丈夫ですよ。
やりたくない仕事から逆算するのもアリ
現在の自分としてやりたい仕事をイメージできたら、今度はさらに将来を考えていきます。「歳をとってからもやりたいものは何か?」という点から考えるのです。歳を取れば体力も衰え、物覚えも悪くなってしまいます。自分がやりたい仕事が将来的に長く続けていけるものなのか、現実的な視点で考えてみましょう。 自分の時間軸で行う自己分析はここまでです。子供の頃から初老になるまで、やりたいと思える内容が一貫していたのなら、それが自分のやりたい仕事といえるでしょう。 違っていた場合でも、更に別の視点から考察を続けていけば大丈夫です。
②仕事に対する意識をまとめよう
自己分析ができたら、次の秘訣として仕事に対する自分の意識をまとめる作業を行ってください。 人が働く理由は十人十色。一般的な常識に流されてしまう必要はありません。今の職場ではやりたい仕事ができないと考える人は、どこに納得がいかないのかを明確にしていきましょう。それを改善できた仕事こそが、やりたいと思ったもののはずです。
仕事でどんなことを成し遂げたいのか
仕事に就いたら成し遂げたいことはありますか?仕事をしていく上で、成し遂げたい目標があるかどうかで、取り組む姿勢ややる気にも影響を与えます。それが、昇格や昇給にも関係してくるので、どんなことを成し遂げたいのかが分かっていると、仕事を選ぶ際にも参考になります。
今の仕事にこだわる必要はない
やりたい仕事を見つけるための秘訣として、今の仕事にこだわり続ける必要はないといえます。よほど給与が高く、福利厚生が充実しているなら別ですが、生活レベルを気にしないのであれば、やりたくない今の仕事を続ける以外の選択肢も持っておきたいところ。 昔ながらの年功序列制度は崩壊し、1つの会社で定年まで働くという考え方は薄れてきました。やりたいと思える仕事でない場合は、別の場所に移るという選択も考慮にいれておきましょう。
仕事の嫌な部分もイメージ
やりたい仕事の表面だけを見て、華やかなものと思い込むのもよくありません。 どんな仕事でも順風満帆とはいかず、それなりの苦労はあります。顧客対応や製品開発など、必ずだれかと関わらなくてはならないため、その中でのイザコザは必ず起きてしまうからです。 仕事に過剰な希望を抱きすぎないことも、大切な要素といえます。
達成感を感じる瞬間は何か
次に、自分が達成感を感じる瞬間がいつなのかを意識してください。「仕事で成果を出したとき」、「売り上げ目標を達成したとき」、「お客様に感謝されたとき」など、人によって違いがあるでしょう。今の職場で達成感を感じられていない場合は、プライベートでも構わないのでイメージしてみてください。 達成感はやりがいに繋がっており、目標を達成する際にも欠かせないもの。達成感を得られる内容が、自分がやりたい仕事に関係しているとみて、まず間違いないでしょう。
今の職場での将来像を考えてみる
今働いている職場に、これから先に何十年も勤め続けた場合を考えてみましょう。「仕事を飽きずに続けられているか」、「人間関係は円満に保てるか」、「昇進しているかどうか」など、将来の自分をイメージしてみてください。 やりたくない仕事でもこの先ずっと続けていけるのか……。非常に重要な問題ですよね。 そして、働き方に加えて体力的な問題や経済的な事情なども考慮しなくてはいけません。歳をとっても現場で働き続けるタイプの仕事の場合、非常にきついと想像できます。自分の家庭を持ちたいと考えた場合、家族のためとはいえ、やりたくない仕事をずっと続けられるのか。想像してみてください。 自分のキャリアプランだけでなく生活スタイルも意識して、一度ご自身の将来像をイメージしてみましょう。
③自分の性格を理解する
続いての秘訣は、自分の性格への理解を深めるといいうもの。誰しもが自分の性格に嫌いな部分があり、治したいと考えてはいるものの、中々うまくいかないジレンマを抱えておられるのではないでしょうか? 性格は仕事の適性にも関連してきます。短気な人は細かい作業を長時間続けるのには向かないし、慎重すぎる人はスピード感のある環境には適応しにくいなど、性格による仕事の適性を見極めるのも、自分のやりたい仕事を探すために欠かせない要素であり、秘訣です。
まずは長所を挙げてみる
自分の性格を理解するために、まずは長所と思われる部分をメモ帳などに書きだしてみましょう。自分の長所は自覚できる範囲だけでなく、周囲の人にヒアリングして意識できていない部分まで掘り下げるのがコツです。主観的なものだけでなく、客観的な意見の方を重視するのが秘訣です。
長所にできる部分
【仕事面の長所】
◆協調性がある◆責任感が強い◆仕事が丁寧◆納期を守る◆臨機応変な対応が可能
◆リーダーシップがある◆打たれ強い
【プライベートの長所】
◆面倒見が良い◆気が利く◆おおらか◆行動力がある◆細かい気遣いができる◆親分肌
◆人を和ませる◆誰とでも話せる◆多趣味
【誠実性のある長所】
◆誠意整頓が得意◆綺麗好き◆計画性がある◆約束を必ず守る◆遅刻をしない
【その他の長所】
◆走るのが早い◆体力に自信がある◆頭が良い◆物覚えが早い◆食べるのが早い
◆どこでも寝ることができる
上記が客観的に自分を見た場合の長所といえる部分になります。面接の自己PRにも応用できる要素であり、行っておいて損はありません。長所を生かした仕事は上手くいく場合が多く、必然的にやりたい仕事と一致する、もしくはそうなっていく可能性が高いです。
次に短所を挙げてみる
長所を書きだした次は、短所も挙げていきましょう。人は誰でも自分に自信がない部分を持っています。それを掘り起こす作業は辛いものがありますが、自分を客観視するためには絶対に必要なため、覚悟を決めて行いましょう。家族や友人に聞いてみると、自覚していなかった短所が見えてくるはずです。
短所になる部分
【仕事面の短所】
◆自己中心的◆責任感がない◆仕事が雑◆仕事が遅い◆想定外に対応できない◆場に流されがち
◆打たれ弱い
【プライベートの短所】
◆他人と距離をおいてしまう◆気が利かない◆頑固◆消極的◆細かい変化に気づけない
◆人を見下してしまう◆人見知り◆無趣味
【誠実性に欠ける短所】
◆片づけができない◆掃除ができない◆計画性がない◆約束を忘れがち◆遅刻が多い
【その他の短所】
◆朝起きられない◆スタミナがない◆物覚えが悪い◆チャレンジが苦手
上記が客観的に自分を見た場合の短所といえる部分になります。短所は言い換えれば弱点でもあり、しっかりと把握しておけば仕事選びでもミスマッチを防げます。 もし、自分が漠然と考えていたやりたい仕事の内容と、自分の短所が明らかにかみ合っていなかった場合は、少し慎重に仕事選びを進めなくてはなりませんね。
短所は逆に長所にもなり得る
短所を上げてみて確認したとき、あることに気づきませんでしたか? 自分の短所が良くないと感じていたら、純粋にその反対はよいことといえるのではないでしょうか? 気づいた短所をそのまま放置せず、何とかして改善する努力をしてみましょう。いずれは長所に昇華できるかもしれません。長所の数を増やし、転職が有利に運ぶようにしていきたいですね。
④家族・親戚の仕事からも選択肢を広げる
就活生では、“働く”というイメージがなかなか持てませんよね。そんなときは、身近にいる家族や親戚にどんなん仕事をしているのか聞いてみましょう。聞くことで、仕事への知識や幅が広がります。
兄弟の仕事内容を聞いてみる
兄弟にまずは話を聞くといいかもしれません。年代が近いこともあって、考え方が似ている可能性が高いからです。学生のうちでは見えてこない、働いたからこそ見えてくる仕事選びのコツややりたい仕事を探す方法も教えてくれるかもしれません。
兄弟がいない場合は両親の仕事内容を知る
兄弟がいなかったり、長男・長女であったりする場合は、両親にどんな仕事をしているか聞いてみましょう。家族とはいえ、意外にどんな仕事をしているのは知らなかったりするもの。この機会に聞いてみることで見解を深められます。
また、どのようなキャリアステップを踏んで来たのかも聞くと、会社の構造も把握しやすくなるでしょう。どういう風に昇格していくのかは、将来を考える上で重要になってきます。
親戚の仕事にも目を向けてみる
家族以外にも親戚にも仕事内容などを聞けると幅が広がります。遠方だったり不仲でない限りは活用するようにしましょう。
しかし、家族に聞くのと同じスタンスで行うのはやめましょう。触れてはいけない内容もあるかもしれないので、「答えられる範囲で」という言葉を適宜使いながら聞いてください。
家族・親戚にどんな仕事が向いているか意見を求める
家族はあなたの素を知っている貴重な存在です。また長年一緒にいるからこそ見えてくるものもあります。だからこそ、家族にどんな仕事が向いているか聞いてみるといいでしょう。 「○○の性格からしたらこういった系統の仕事の方が向いている」「この仕事は○○には辛いと思うからやめた方がいい」などアドバイスをもらえるでしょう。
⑤仕事を意識せずやりたいことをまとめる
やりたい仕事を見つけるための秘訣として、あえて「仕事」を意識しないで「やりたいこと」のみを考えてみる方法があります。 仕事として考える場合、給料や休日数など、どうしても待遇面を意識しがちです。そのため、仕事である点を一旦忘れて、自分が本当にやりたいと思えることをまとめてみましょう。
自分の好きなものからイメージ
自分の好きなものからイメージ
- ドライブ
- ハイキング
- スポーツ
- アウトドア
- 釣り
- 料理
- お菓子作り
- イラスト
- 模型作り
- ゲーム
- 音楽鑑賞
- カラオケ
- 読書
- 家庭菜園
- ガーデニング
- ショッピング
趣味の延長線上にあるもの
次に、趣味の延長線上にあるものを考えます。先ほどの好きなものから少し踏み込んだ形になりますね。趣味は人生の中でも多くの時間を費やすもの。やりたい仕事に直結しているかもしれません。
趣味からのイメージ
- ドライバー(運転手)
- スポーツ選手
- インストラクター
- 漁師
- シェフ
- パティシエ
- イラストレーター
- 漫画家
- 造形師
- システムエンジニア
- ゲームクリエイター
- プロゲーマー
- ミュージシャン
- レコード会社の営業
- 農家
- 花屋さん
- 販売員
- 店長
自分の特技を活かす
自分の特技を活かせる仕事も、やりたい仕事に直結する要素です。「手先が器用」や「力が強い」などの得意な点が、仕事に活かせれば万々歳です。活かせる特技をまとめていきましょう。
特技からイメージ
- 手先が器用
- 集中力がある
- 力が強い
- 運動神経が良い
- 動体視力が高い
- 絶対音感
- タイピングが早い
- 文章力
- 構成力
- 統率力
- 空気が読める
- 速読
- 暗記が早い
- 計算が得意
- 味覚が鋭い
- 歌唱力が高い
- 発想力がある
持っている資格で活躍できる
自分が持っている資格が活かせるのも、やりたい仕事を見つける際の決め手になりやすいです。資格を取るにはそれなりの時間がかかるため、働きながら平行して勉強しようとしても、情熱がなければできるものではないからです。 それでは、持っている資格から活躍できる仕事を考えていきましょう。
資格からイメージ
【PC系】
・MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
・ITパスポート
・日商PC検定
【法律・法律系】
・司法書士
・弁護士
・社会保険労務士
・行政書士
・知的財産管理技能検定
・ビジネスコンプライアンス検定
・キャリア・コンサルティング技能士
・労働安全コンサルタント
・通関士
・キャリアコンサルタント
・衛生管理者
・産業カウンセラー
【事務】
・秘書技能検定
・日商マスター
・日本漢字能力検定
・簿記検定
・給与計算実務能力検定
【食べ物】
・箸検定
・日本さかな検定
・チーズ検定
・コーヒーインストラクター検定
・日本酒検定
【趣味】
・カラーコーディネーター検定
・ファッション販売能力検定
・洋裁技術検定
・似顔絵検定
・テレビ検定
・映画検定
・声優能力検定
・世界遺産検定
・三国志検定
・忠臣蔵検定
新聞などで知らない世界を知る
新聞や雑誌などを読み、自分の知らない世界を覗いて見るのもやりたい仕事と出会うための秘訣です。最近は新聞を読む人も少なくなっていますが、時間に余裕のある時にテレビ欄以外にも目を通してみましょう。自分が知らない業種や職種について知ることができ、興味を持てるようになるかもしれませんよ。 新聞で取り上げられた事件や出来事の中から、活躍している職種、画期的な商品を開発した企業など、未知との出会いが待っています。新聞でなくても、テレビやネットニュースを見るだけでも、いつもと違った視点に気がづけるようになりますね。
⑥やりたい仕事を絞り込んでいく
ここまでは自己分析や好きなものなど、情報を絞り込む作業でした。ここからは、やりたい仕事を見つけるために、実際の仕事内容についてどんどん絞り込んでいきましょう。やりたい仕事が何なのかと考えてからすぐに行動に移せば、2ヶ月で見つけることも不可能ではありません。 ここでの考え方としては、「業界」→「職種」→「雇用形態」→「勤務地」という順序で情報を絞り込んでいきましょう。
業界から絞っていくと効果的
まずは、業界から絞り込んでいきましょう。これまでに自分の中で分析してきた、やりたいと思える仕事の内容が、どの業界に属しているかを確認します。最初は大まかな仕事内容から調べて、業界を突き止めましょう。 例えば、自動車に興味がある場合、作る側ならば自動車業界などの製造業、運転する側なら物流・運送業界にあたります。
業界から絞り込む
- 自動車業界(バイク)
- 機械製造業界(家電・精密機械・半導体)
- 建設業界
- 不動産業界
- エネルギー業界(電力・石油・ガス)
- 金融業界
- IT・通信業界
- 飲食業業界
- サービス業界(販売・介護・冠婚葬祭)
- 食品業界
- 物流・運送業界(鉄道・倉庫)
- レジャー(スポーツ・キャンプ)
- エンターテイメント(玩具・ゲーム・映画・カラオケ)
- メディア業界(テレビ・新聞)
どんな職種があるかを確認
業界を絞り込んだら、次は職種に移ります。職種は仕事の種類のようなもので、例えば製造業の中でも営業などの売り込みを行う場合は、営業職になります。この営業職の中にも法人営業や個人営業、国内営業、海外営業などの細かい違いがありますが、ここではまず、大まかな職種を確認してきましょう。
職種から絞り込む
- 営業職(法人営業・個人営業)
- 企画職(マーケティング・企画職)
- 管理系職(総務・人事・法務・広報)
- 事務職(経理・受付・秘書・テクニカルライター)
- IT系技術職(システムエンジニア・社内SE)
- 機械系技術職(機械設計・製造・CADオペレーター)
- 科学系技術職(研究開発・品質管理)
- 建築系技術職(部材開発・設計・デザイン・施工管理)
- コンサルタント職(マーケティング・ビジネス・仕業・不動産)
- 医療職(医者・臨床開発・薬事・開発)
- クリエイティブ職(出版・広告・映像・デザイン・アパレル・WEB・ゲーム)
- 販売・サービス職(店舗接客・美容・旅行)
- 介護職
- 警察官
- 裁判官
- 自衛官
- 教師
理想的な雇用形態を判断
業界、職種まで絞り込めれば、次は雇用形態です。働き方は一般的に「民間の会社員」、「公務員」、「フリーランス」の3種類に分けられます。 会社員なら「正社員」、「契約社員」、「派遣社員」、「アルバイト」など複数の雇用形態が存在しており、やりたいと思っている仕事によっては、この形態が固定されている場合があります。 理想は正社員として働けることですが、職種によっては契約社員のみの場合や、入り口がアルバイトからという場合も。待遇面の問題は給与にも関わるため、事前に調べておいて損はありません。
勤務地の候補を絞る
最後に、勤務地まで絞り込みましょう。自動車の組み立てに関わる仕事がしたい場合、住まいの近くに工場があるかの確認が必要です。自分のなりたい仕事として働ける場所が近くになかった場合、引っ越しも視野にいれなくてはいけません。 例えば、出版業界の90%は東京都に集中しており、地方で雑誌の編集などに携わりたいと思えば、関東地方へ引っ越しをせざるを得ない現実があります。
⑦実際に行動する前に備えておく点
やりたい仕事をここまで絞り込めたなら、あとは実際の行動に移すのみです!しかし、やりたい仕事が見つかったからといって、すぐに仕事を辞めたりするのは絶対に避けるべきです。 仕事を辞めると生活面の問題が出てきます。お金が無ければ転職のための活動資金もままなりません。ここでは、実際に行動する前に備えておくべき3つの秘訣を紹介します。
十分な貯金をしておこう
やりたい仕事が見つかり、転職へ向けて行動を起こす前に、自分の預金通帳の残高を確認しましょう。ある程度の貯金がなければ、少しきびしいかもしれません。というのも、今の職場で働きながら次の仕事を探すのならよいですが、一旦今の職場を辞めてからの場合は、無収入になってしまうからです。 お金がなければ面接に行くための交通費や旅費も捻出できず、その日の生活もままならなくなってしまうでしょう。そのため、必ず一定の蓄えがあることを確認してから、行動に移すべきなのです。
仕事での成果をまとめておく
転職において職務経歴は最大の武器になります。自分のスキルやキャリアを採用担当者に分かりやすく説明するためにも、これまでの仕事で得られた成果をまとめておきましょう。 すべての成果を盛り込むのが難しければ、重要なものに絞って説明できると効果的です。自分という人間の強みが一目で伝わるような内容にしたいですね。
安易に今の仕事を辞めようとしない
先に説明したように、2ヵ月間で次の目標が見つかったからといって、今の仕事をすぐに辞めたのでは生活が安定しなくなってしまいます。すぐに内定を貰えると自分では思っていても、予想外に転職活動が長引く恐れがあるからです。貯金がなければ最後に支給された給与がすべての生活費になるため、可能な限りは働きながら仕事を探していくことをオススメします。 有給を上手く使って面接に行くなど、うまくスケジュール管理を行いましょうね。
失業給付が受けられるかをチェック
同時に2つのことができない、休みが取れないという人は、退職後に失業給付を受けられるか確認しておきましょう。まず、職場で雇用保険に加入できているかを確認します。 雇用保険からの失業給付金は、会社都合の退職の場合はすぐに支給され、その額は直近の6ヵ月の給与や年齢と勤続年数で決まります。これは、解雇を言い渡された場合などです。 ただし、ほとんどの人が当てはまるであろう自己都合退職の場合だと、失業給付を受給できるまでに、退職後から約3ヵ月かかってしまう点に気をつけましょう。この給付制限の期間中はアルバイトなどもできないため、3ヵ月間をしのげるだけの蓄えが必要になるでしょう。
⑧リスクも承知しておこう
金銭面での備えが整ったならいよいよ行動開始なのですが、もう少しだけ待ってください。自分が本当にやりたい仕事とはいえ、どうしても転職を行う際のリスクについても知っておいてもらいたいと思います。 転職は人生に関わる出来事のため、リスクを知った上で回避できるようにしましょう。
やりたい仕事が必ずしも天職とは限らない
自己分析などによって導き出された、自分のやりたい仕事が見つかったとしても、それが本当に天職になり得るかは誰にもわかりません。本当にその仕事に就けたとして、ちゃんと働けるかどうか、この先ずっと続けられるかどうかを冷静に判断しましょう。せっかく見つけたやりたい仕事が、想像していたものと違っていたということの無いようにしなければなりません。
今の生活より苦しくなる可能性も
やりたい仕事が見つかって、実際に働き始めたとしましょう。ところが入社後に実は辛い仕事だったと知れば、一気に後悔の念が押し寄せてくるでしょう。辛いと感じる部分は人によって異なりますが、「仕事量が多く残業が多い」、「給料が低い」など、前の仕事よりも条件が悪くなってしまう可能性も! そうならないためにも、次の項目で紹介する秘訣を有効活用してください。
転職後すぐに辞めないように注意
やりたい仕事に運よく巡り合えたとして、それからも重要です。想像していたものとあまりにもかけ離れていた場合など、仕事を辞めたいと感じてしまわないように注意です。せっかく手に入れた今の仕事とは一生添い遂げるくらいの覚悟で臨むべきです。 また、満足してしまい成長をやめればそこまでの存在として、評価もされません。転職に成功してからが非常に大切であると理解しておいてださいね。
⑨やりたい仕事を見つけるため行動に移そう
やりたい仕事の目星がついたら、ついに行動開始です!自分の未経験の分野であれば、行動するにも勇気と根気が必要。自分のやりたい仕事に上手く就けるように、資格や人脈、転職サイトなどを有効活用していきましょう。
資格やスキルを取得する
自分の持っている資格やスキルは有効なアピール材料になります。資格は自分の能力や取得に費やした努力を証明するものです。他人に誇れるスキルを持っていれば、履歴書や職務経歴書にしっかりと書いてアピールしましょう。
セミナーに参加する
自治体や民間企業が開催している転職者向けのセミナーへの参加もオススメです。過去にやりたい仕事に就けた人たちの経験がノウハウ化されているため、それを聞くだけでも参考になります。ただし、怪しげなセミナーの場合は絶対に参加しないようにしてくださいね。
学校に入学する
お金と時間に余裕があるのなら、大学や専門学校へ入学するという方法もあります。一度社会人になってから再び大学などを目指す人はそれなりに多く、やりたい仕事に就くためのスキルや資格を取得するために役立てられるかもしれません。 社会人として大学へ入学する場合は、社会人入試という方法で受験します。募集内容は大学ごとに異なり、高校卒業後の年数や、企業や公官庁への数年以上の勤務経験など、条件が細かく規定されている場合もあります。 少子化によって大学側も学生の確保に必死であり、今後も社会人からの入学は増えていくでしょう。
色んな職種の人と交流を持つ
勉強や知識をつけることだけが、やりたい仕事に就くための条件ではありません。色んな業界、職種の人たちと交流を持ちながら、人脈を増やしていくという方法もあります。 異業種交流会なども活発に開催されていますが、大切なのは自分から行動に移すことです。知らない集団の中に飛び込むのは不安も多いですが、自分の知らなかったものに気付くチャンスを与えてくれます。お金を払ってイベントに参加する方法もありますが、自分から情報を調べて人脈のつてを使いながら交友関係を広げていくのがベストでしょう。 業界人の集まる店などを調べ、アタックしてみてください。日々のアグレッシブな行動こそ、未知の領域への扉を開くのです。
副業から始める
副業といえば自宅で行う内職をイメージしがちですが、現在はネットを使ったクラウドソーシングが主流となっています。PCとネット環境さえあれば、だれでもすぐに副業が始められるため、そこでなりたいと思う仕事を請け負ってみるのも良いでしょう。 WEBデザインやライターなどの執筆業務は副業から始めやすく、コツコツと経験を積みながらアピールできるだけの実績を作り上げることも可能です。 また、PCを使わない場合でも休日に希望職種のアルバイトを始めてみるなど、方法はいくらでもあります。
インターンシップ
就活生であれば、インターンシップには是非とも参加してもらいたいです。インターンシップは学生のうちでは経験できない、仕事の重みや大変さ、企業の内部を見ることができます。この経験から、向いている仕事なのか、想像と現実のギャップを知ることが可能です。また、自己PRの話題にもなるので、インターンシップに参加して損はありません。
OB訪問
OB訪問も学生の特権といえます。気になる企業にOBがいるのであれば、ぜひ活用しましょう。OB訪問では、企業の内側を知れるのはもちろんですが、選考を勝ち進んでいくポイントも教えてもらえます。エントリーシートなども添削してもらえるので、通過率がアップするでしょう。
近しい仕事のアルバイト
ずっとこの仕事を続けていけるのか心配な人も多いことでしょう。そんな時は、体験してみることが一番の近道です。検討している仕事に似たアルバイトがあれば、それをやってみましょう。実際にやってみるからこそ分かるものが必ずあるはずです。
関連企業の面接で話を聞いてみる
本命の企業を受ける前に、まずは関連企業の面接を受けてみるのも良い方法です。業界について聞きたいのであれば、その道のプロに直接質問した方が早いですし、明確な答えがもらえます。しかし、面接の場まで進まなければならないので、そこは大変かもしれません。
ボランティア活動
ボランティア活動も仕事のイメージをつかむ際に活用できます。アルバイトでは募集がかかってなくもボランティアでは募集がある場合もあるので、両方チェックすると漏れがなくなるでしょう。
ボランティアは自己PRの題材としても使えるので、一石二鳥です。
就職エージェントに相談してみる
やりたい仕事がどうしてもない場合は、就活の専門家に相談してみるのも良いです。就職エージェントは、就活生の悩みを聞きつつ、道標となってくれます。過去の経験などから、適性を割り出し、どのような仕事が向いているなどを紹介してくれます。内定獲得後までサポートしてくれるので、頼りになる相談役ができます。
転職エージェントを利用する
なりたい仕事が見つかった場合、見つからない場合でも、転職エージェントの利用をすべきです。求人を募集する企業側が資金を負担しているため、利用者側には登録料は発生せず、職務経歴書の作成や面接対策など、実践的な内容のサービスを無料で受けられます。
転職サイトのキャリアアドバイザーは仕事探しのプロ。自分を客観的に分析してもらい、やりたい仕事をいくつか紹介してもらい、その中から条件を見て絞り込む方法もあります。面接日の調整など、働きながら行うことが難しい面も対応してくれるなど、求職者側にとってのメリットが多いです。
特にオススメなのが「リクルートエージェント」です。リクルートが運営しており、業界実績No.1を誇りますので、安心してハイレベルなサポートが受けられますよ!無料ですので、ぜひ利用してみてください。
⑩目標へ向かって全力投球
やりたい仕事が決まったら、あとは全力で行動に移しましょう!きちんとリスクを把握した上での行動なら、何度失敗しようが諦める必要はありません。後の人生に関わる重要な仕事選びを成功に導きましょう。
落ち続けても諦めない
やりたい仕事を目指したとしても、最初は中々うまくいかないものです。書類選考を通過できなかったり、面接までいけたとしてもうまく質問に答えられなかったりなど、何度も不採用にされるかもしれません。絶対に諦めないことが肝心です。 すぐに頭を切り替えて次の行動に移しましょう。落ち込むより先に、アグレッシブに動かなくては何も始まりませんからね。
何度でも挑戦しよう
やりたい仕事のある業界の企業は1社だけではないはずです。落ち続けたとしても、色んな企業を目指してみましょう。最初から理想の企業を目指す方法もありますが、まず面接などの練習として、優先度の低い企業から応募してみる方法もあります。 それで本当に受かってしまった場合は、慎重に考えて判断してくださいね。 何度でも挑戦を繰り返すことにより、業界に求められる人物像もつかめてくるため、いつかはなりたい仕事への転職を成功させられるはずです。
みんなはどうやってやりたい仕事を見つけたの?成功者の体験談
冒頭で、やりたい仕事がない人が大半だと伝えましたが、そんな人たちはどのようにやりたい仕事を見つけていったのでしょうか?ここでは、やりたい仕事を見つけた成功者の体験談をご紹介します。やりたいことが見つからない人はぜひ参考にしてみてください。
事務職・不動産営業会社
不動産営業会社の事務職に転職した人は、自己分析により、自分の行動指針を見つけることに成功しました。その社会人にとっての行動指針の軸は、「目の前の人の笑顔をみたい」というものでした。今までの人生でも自分が何かを達成したことよりも、サポートしている人、チームが物事を達成して喜んでいる顔をみて喜べでいたことに気づいたのです。
その喜びをみるためにはどんなに細かい、泥臭い、地味な仕事でも関係なく、その結果を目指して乗り越えてくることができた経験から、チームの目標に向かってサポートする立場で仕事がしたいという結論に至りました。その結果、事務職に適性を見出し転職しました。
総合職・ITベンチャー企業
ITベンチャー企業に就職した高校生は、まず自分の生きる意味を考えてみました。今までは普通の高校生。部活やスポーツなどでも特にこれといった成果を出すことはできませんでした。しかし、これから人生を過ごしていく中で、自分はただなんとなく生きていくのではなく、自分の生きた証を残していきたい、そう思うようになったのです。仕事というもので新しい事業を作ることを通じて、自分がいたからこそこんなことができたといわれるような仕事がしたいと思い、ベンチャー企業に就職しました。
販売・アパレル
アパレルに就職した大学生は、保育士になることを目指していました。しかし、果たして自分が子供の命を託される保育士に向いているのか確認しておきたくなり、アルバイトをしてみました。その結果、現場では想像以上に子供たちが駆け回り、ちょっと目を離すと怪我をする恐れがあり、神経をすり減らすことを目の当たりにし、自分には一生涯にわたってこの仕事を続けていくことは無理と判断しました。しかし、子供と関わる仕事はしたい思いはまだあったので、オシャレが好きということもあり、子供服の販売員になることに決めました。子供×ファッションという好きな仕事を掛け合わして、適職を見つけたのです。
介護・福祉会社
自分の力だけで就活を行っていた学生は、卒業間際まで内定をもらうことができませんでした。そんな時に最後の望みをかけて就職エージェントを活用することに決めました。就職エージェントに頼る前は、IT系の総合職を受けていましたが全滅。就職エージェントと過去を振り返っていくと、介護職に興味があったことを思い出しました。そこから、就活生の性格に合った福祉会社を就職エージェントから紹介してもらい、面接対策などもしてもらって、見事内定を勝ち取りました。過去の夢を思い出しての就職でした。
どうしてもやりたい仕事がない場合
上記では、やりたい仕事を見つけるための方法をいくつかご紹介しました。どれも試したものの、どうしてもやりたい仕事が見つからないという人もいるのではないでしょうか?そんな時は、どうしたらいいのでしょうか。下記では、やりたい仕事に就く云々の前に就職することに重きを置いた仕事の選び方をご紹介します。
どこかのタイミングで割り切る
やりたい仕事がないのは、至って普通のことです。しかし、それを理由に「また落ちたか、仕方ない」と思っていては、一向に内定はもらえません。そのため、どこかのタイミングでやりたい仕事に就くということは一度忘れる必要があります。就活生の場合は、とにかく卒業までに就職しなければならないことを忘れてはいけません。
様々な人と交流を持つ
どうしても就活や転職は孤独な戦いになってきてしまいますが、様々な人との交流を持つことは心がけましょう。ある業種の人が集う交流会なども存在しています。そういった機会があれば、ぜひ参加してみましょう。就活や転職にはなかなか結び付かないかと思われがちですが、人事の人がいたらもしかしたら、面接などをセッティングしてもらえるかもしれません。
適性検査で選ばれた業界に行く
現在は、あなたの適性を診断してくれるサイトや本が溢れています。それらの診断ツールを活用して、どういった適性の持ち主なのかを把握し、○○業界に適性がある、○○な仕事は長けられるなどを知り、機械的に応募すべき業界を割り出しましょう。この方法は迷ってしまって動けなくて、でも内定は欲しい人にオススメです。
仕事を選ぶ上での優先順位を付ける
就活、転職時は、優先順位を決めておくと取捨選択がしやすくなります。たとえば、優先順位1位:給料、2位:賞与あり、3位:120日以上の休日など、自分の中で仕事をするうえで何を重要視しているのか決めるのです。そうすることで、企業を選びやすくなります。
卒業までに就職しなければ「新卒」という持ち札を活かせない
就活生の場合は、とにかく学生のうちに内定先を決めておかなければもったいないです。「新卒」という持ち札は、就活中はどれほど有効なものか分からないかもしれませんが、非常に強い持ち球です。「新卒」という持ち札の効力を痛感するのは第二新卒、既卒になった時に痛いほど感じます。 この「新卒」という最高の持ち札を最大限活用するためにも、学生のうちにいい会社から内定をもらいましょう。
やりたい仕事がない大学生や転職者はまずは自己分析から!目標を絞り込んで行動に移そう
新卒は、とにかく最後まであきらめずに就活をすべきです。既卒になってしまうと、どんどん窮地に追い込まれてしまいます。また、今の仕事に満足できないなら、自分のやりたい仕事へ転職すべきです。紹介してきた自己分析や性格への理解など、まずは自分を掴んでください。次にやりたい仕事を思い浮かべ、業界や職種など徐々に絞り込んでいきます。後は、自分から行動を起こすのみです!
ただし、今の仕事がやりたくないものであったとしても、転職するには相応のリスクがある点も理解しておいてくださいね。勉強や人脈作り、転職サイトの利用など、自分がなりたい仕事に就くために最適な方法を試してみましょう。
現状に満足できない人は本当にやりたい仕事を見つけ、やりがいを感じながら働いてみてください。
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