竣工式の概要とその式典で挨拶する時に伝えるべき内容
竣工式とは建築物の完成に関わった人達に感謝の意を示す式典
竣工式の挨拶について見ていく前に、そもそも竣工式とはどういった式典なのかを見ていきます。この竣工式とは建築物が無事に建て終わった後に行う儀式で、協力してくれた建設業者や地域住民の方に対して感謝の意を表す式典のことを言います。竣工式では例えばテープカットや神事を行ったりします。そのため、無事に完成したことを盛大にお祝いする式典と認識しておくといいでしょう。
一方で起工式とはこれから建築する際に安全や幸福を祈る式典
一方で竣工式と対になる言葉で、「起工式」があります。この起工式とは、建物を建設する前に行う式典のことを言います。こちらはこれから建てる建物の安全と幸福を祈る式典となっています。そのため、竣工式と合わせて起工式についても知っておくといいでしょう。そして、こうした竣工式や起工式では施主や施工業者から挨拶が行われるのが一般的です。
竣工式の式典での挨拶には必ず「お祝いの言葉」を入れる
続いては竣工式での挨拶のポイントについて見てきます。まず第1に大事なのは、竣工に対する「お祝いの言葉」です。これは絶対にはずしてはいけない言葉で、これを忘れてしまうと建設が終わったことを嬉しく思っていないのではないかと思われてしまいます。そのため、なるべく最初に竣工式の式典を迎えられたことへの感謝、お祝いをしましょう。
「関係者への感謝」を表すのも大事
そして、竣工式では「関係者への感謝」を表すのも大事になっています。この関係者とは、例えば建物のデザイナー、建設業者の人や迷惑をかけてしまった近隣住民に対してです。こうした感謝の気持ちを伝えておくと、施設を使ってもらいやすくなったり、蟠りが少ないものとなります。こうした2つのポイントをしっかりと押さえておけば挨拶としては問題ないので、この点を踏まえてスピーチ文を考えておくといいでしょう。
竣工式の式典の挨拶例
最後に竣工式での挨拶例を紹介するので、もし挨拶文を考えることに行き詰った場合には、ココを確認するといいでしょう。
「この度は○○株式会社の新ビル設立に際して、ここにめでたく竣工式を挙行できるようになったこと、大変めでたく思っております。
当計画がたってから、早○か月、無事にこうして竣工できたのは、○○建設会社始め、デザインを担当してくださった○○会社、また新ビルの建設を受け入れてくださった○○地区の皆様のおかげでございます。
これからは新本社として利用し、他社に負けない事業展開をしていきたい所存です。そのため、今後とも皆様方にお付き合いいただければと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。」
お祝いと関係者への感謝を伝えよう
先程紹介したように、竣工式の式典の挨拶には、お祝いの言葉と感謝の気持ちを入れておくと、まとまりのある挨拶になっていいでしょう。みなさんも、ぜひこの例文を参考にしながら、自分の言葉で、お祝いと関係者に感謝の気持ちをつたえられるようにしましょう。
竣工式の式典の挨拶ではお祝いと関係者への感謝を自分の言葉で伝えよう
竣工式とは何か、また挨拶について見てきましたがいかがだったでしょうか。竣工式の式典の挨拶ではお祝いと関係者への感謝を自分の言葉で伝えるのが大切です。また、どのように建物を活用していきたいのかを伝えると、よりよいスピーチ文章になるでしょう。みなさんも、ぜひこの記事を参考にスピーチの内容を考えてみてください。
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