お茶会へのお礼状の書き方で知っておきたい礼儀作法
お茶会に呼ばれたらお礼状を書くのが礼儀
静謐な空間でご亭主が心をこめて淹れて下さったお茶をいただく、茶道は日本人であればぜひきちんと学びたい文化です。さて、茶道を学び始めると、先生やお友達からお茶会に誘っていただく事があるでしょう。お茶会は茶道をたしなむ立場からすればとても心ときめく場。お誘いを受けたら、まずはお礼状をお送りしましょう。さて、どのようなお礼状の書き方をすれば良いでしょうか。
お誘いに対するお礼状は早めに出す
お茶会の席へお誘いいただいたら、誘っていただいた事へのお礼状を書きましょう。なにも難しく考える必要はありません。誘っていただいたお礼と、当日のお茶会を楽しみにしている気持ちを素直にお礼状にしたため、出来るだけ早くご亭主や誘ってくれたお友達へお送りすると良いですね。当然ですが、下手でも良いので、丁寧な文章の書き方をしましょう。
お茶会が終わった後にも当然お礼状を書く
お茶会へ参加し、とても充実した楽しい時間を過ごしたのではないでしょうか。もしかしたらお茶会自体が初めてで、お作法に冷や汗ものだった、という方もいたかもしれません。楽しい気持ちを忘れないうちにお礼状の書き方を考えて準備をしましょう。お誘いいただいた後のお礼状も大切ですが、終わった後のお礼状の書き方も同じくらい大切です。
お茶会の後のお礼状はご亭主や参加者に出す
少人数のお茶会であれば、準備をして下さったご亭主へはもちろん、他にいらした連客の皆さまへもお送りすると良いでしょう。大寄せのお茶会だった場合は、主催者側へお礼状を贈る必要はありませんが、お誘い下さった方や、お茶会で一緒になった方へお礼状をお送りすると、受け取った方はほっこりと幸せな気持ちになれます。
お礼状には素直な感謝の気持ちをしたためる
よし、お礼状を書くぞ、と意気込んだところで、普段書き慣れていないと何を書けば良いかと、筆を持ったまましばらく悩んでしまいそうです。お礼状は何も形式ばった難しい言葉による書き方にする必要はありません。お茶会にお誘い下さったご亭主やお友達に、お声をかけて下さったお礼、そしてお茶会がとても楽しく素晴らしい場であった事を素直に記せば、あなたなりの素敵なお礼状になります。ご亭主には準備とお茶会を開催して下さった事へのねぎらいの気持ちも含めるとなお良いですね。
お礼状の書き方は出し続けることで上手くなる
お茶会に参加するようになると、お礼状はお作法の中の一つであると理解できます。たくさんお礼状を書くうちにだんだん上手になれそうですが、お茶会初心者はどうしたら良いのか、何をどのような書き方にすれば良いか、悩む場面も多いでしょうが、感謝の気持ちが伝わる書き方なら大丈夫です。こんな時のためにも、自宅にお礼状用のお洒落なレターセットを数セット用意しておくと良いでしょう。
お茶会でのお礼状は参加前と後に出す大切な作法なので書き方を知っておく
お茶会にお招き頂いた、お誘いをいただいた後や、お茶会に参加した後は、出来るだけ早くお礼状をお送りしましょう。お礼状の書き方に明確なルールはないため、感謝の気持ちが伝わる内容にしましょう。日本の文化でお作法を学ぶ貴重な場でもあるお茶会、お礼状もお作法の一部です。お礼状の書き方を知ることも社会人として日本人として、礼儀を学ぶ大切な機会ですね。気持ちをこめて丁寧にしるし、日がたたないうちにお送りしましょうね。
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