ハローワークの職員になるための公務員試験と合格後の動き
ハローワークは一般企業の求人が集まる場所
ハローワークとは職業安定所の事です。なので失業して居なくてももちろん行ける場所です。ハローワークは求人の情報が集まっていて、自分の希望する職種の企業の一覧が記載またはパソコンで検索できます。公務員や特別な職業は載っていません。公務員は地方公務員、国家公務員など市役所などのホームページに募集が記載されます。ハローワークは一般企業の求人が集まる場所です。
公務員は失業保険がないので職業訓練を受けられない
ハローワークとは前記にもあるように就職したい人が職場を探す場所が主な仕事になります。退職して失業保険の手続きを行う場所もハローワークになります。雇用保険番号というのがあり、失業した場合は前職の会社に番号が記載されている物など必要書類を持ってハローワークに手続きをしに来ます。但し公務員は違います。基本的に公務員の方が中途退職をした場合、失業保険はありません。(例外アリ)そして職業訓練も公務員の方は受けることが出来ません。
ハローワークの職員は一般企業職ではない
ハローワークの職員はほとんどが公務員です。他にもパートやバイトなどいますが、窓口で就職の事などを相談斡旋してくれる職員は公務員の方たちです。もちろん人対人なので合う合わないはあるかもしれませんが、ハローワークの方と話す時は面接の下準備と考えてはなすと良いでしょう。公務員なので面接のスキルも高いと思いますし、結局企業を希望してハローワークの方と一番初めに話をしてから企業に連絡。という形になるのでハローワークの方と話をするのは面接の練習と考えても過言ではありません。
ハローワークの職員になるには公務員試験を受ける必要がある
一般企業ではなく斡旋する側、つまりハローワークの職員になりたいとなると公務員試験を受けなくてはなりません。そしてハローワークの管轄は厚生労働省になるので、まずは国家公務員試験を受けそこからの話になります。試験も年に1回だけで合格をしたから地元のハローワークに就職というわけにはいきません。公務員も人事異動などあるので、何年か先にハローワーク職員になるなど様々です。これは正規職員の場合です。たとえばパートやアルバイトの場合はハローワーク自体から求人募集があります。
国家公務員試験の倍率は年々上がっている
まずは国家公務員試験の合格を目指します。国家公務員と聞くと大学卒でないとダメなイメージですが、高校卒でも国家公務員を受ける資格があります「国家公務員試験(一般職)」です。年々倍率が高くなっているのと、簡単に合格出来る訳ではないので受験勉強は必要です。高い志とハローワーク職員になりたいという意思を持って頑張ってください。
合格後は必ずしもハローワークの職員になるわけではない
ハローワークの職員になる為に、まずは労働局に就職しなくてはなりません。労働局には「ハローワーク業務」「労働基準行政」「雇用均等行政」と3つの業務で構成されています。つまり公務員合格をしたからと言って、すぐにハローワークに配属されるわけではありません。逆に運よく初めにハローワークに配属されてたとしても、ずっとハローワークにいる訳ではなく他の業務に転勤の可能性もあります。公務員といっても、その編は一般企業と同じですね。
国家公務員試験を合格しても労働局に就職した後の配属によってハローワークの職員になるかどうかが決まる
やはりまず手始めにやらなければいけない事は公務員試験合格に向けての受験勉強です。公務員試験に合格してからハローワーク職員に向けての労働局の説明会に行きます。もちろん希望地域の労働局です。そこからハローワークの職員の道の第一歩が始まります。ハローワークというのは職員になれば就職希望者に就職を斡旋し、希望者は就職を探しに行ける人と人をつなげる場所です。
ディスカッション
コメント一覧
>公務員や特別な職業は載っていません。公務員は地方公務員、国家公務員など市役所などのホームページに募集が記載されます。
いいえ、公務員の募集もあります。ただし非正規ですが。非正規なら書類審査と面接だけで採用されます。たまに筆記もあるみたいだけど。