神社のお祓いで使われる道具3つ

2017年1月16日神社

神社のお祓いで使われる道具①:大麻(おおぬさ)

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神社のお祓い道具で一番最初に思い浮かぶのが棒状のものに白いフワフワした紙がついているものです。お祓い以外のときにも神主さんが持っていたりします。これは大麻(おおぬさ)といって棒の先に紙垂八垂というおり方をした紙をつけたものです。この大麻(おおぬさ)は別名で「幣(ぬき)」や「御幣(ごへい)」と呼ぶこともあります。

「はたき」のような役割

この大麻というお祓い道具はどのようなものなのでしょうか。簡単に言えばこの道具ははたきのような役割をする道具です。神社ではこれで振ったり、はたいてお祓いしているようです。昔から麻には罪穢れを祓う特別な力があると信じられているためお祓いに用いられるそうです。また、この大麻は使うたびに汚れ(物質的ではない)ていくそうで、頻繁に取り替えられます。

神社のお祓いで使われる道具②:塩

次は塩です。これは神社のみならず、あらゆるところで使われているお祓い道具です。普通の食塩では無く清めの塩が使われ盛り塩する際は、木製や陶器製の器に盛られます。更にこの塩を水に溶かした塩湯という道具も用いることがあります。この塩湯は榊などの葉に浸した後、お祓いする対処に降りかけるように使うそうです。

イザナギノ命が穢れを海水で払ったことが由来している

なぜ神社のお祓い道具に塩が含まれているのでしょうか。その由来は古事記に記されている、イザナギノ命の物語だとされています。黄泉の国から帰られた命は心、体ともに非常に穢れていたそうです。その穢れを払うために海水を使用した、というところからお祓いに塩を使うそうです。ですので、塩を水に溶かしたものでも清めの効果を得られるとされているのです。

神社のお祓いで使われる道具③:切麻(きりぬさ)

切麻(きりぬさ)とは一番最初に紹介した大麻(おおぬさ)を細かく切り刻んだものになります。主に正方形の形をしていて、お祓いの対象に降りかけて使う道具になります。神社では四角い木の入れ物に入れられて登場します。降りかかったもの(または人)の穢れを付着させながら、下に落ちる効果があると考えられています。

通信販売で購入することができる

最近ではこういうお祓い道具が通販で売られています。時間が無くて神社へ行けない人の配慮です。通販の中には神社が運営しているものもあります。通信販売の切麻(きりぬさ)は神社ではお祓いできない自分の部屋をお祓い出来たり、神社でするには大げさなお祓い(数珠やブレスレットなどのお祓い)ができると重宝されているそうです。

神社のお祓いで使われる道具は「大麻(おおぬさ)」「塩」「切麻(きりぬさ)」

お祓いの形式は神社や地域によって違いますが、お祓いの道具が神聖なものであることは、どこで同じです。もしも、お祓いの道具に触る機会があったら、神主さんの話を良く聞き、粗末な扱い方はしないように心がけましょう。同じように神社も神聖な所ですので神社に入るマナーや正しい参拝の仕方をきちんと学んでおくことをおススメします。

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2017年1月16日ビジネス

Posted by BiZPARK