お買い上げ頂いた商品のお礼状を作成する際のポイント
商品購入のお礼状を作成するポイント①:「拝啓」など丁寧な言葉から始める
商品をお買い上げ頂いた際に出すお礼状は、まず丁寧なあいさつから始めましょう。お礼状は「拝啓」あるいは「謹啓」からはじめます。これはこれから丁寧な言葉でお話しをさせて頂くというお辞儀のようなものですから、きちんと書くようにしてください。その際の言葉遣いは、お買い上げくださったお客様が常連様なのか初めての方なのかなど、自分たちとの親密度によって少しずつ変えるのも良いでしょう。
時候の挨拶は季節に合ったものを入れよう
そして時候のあいさつを入れます。季節に合ったあいさつを入れましょう。4月であれば「春風が心地よいこのごろ」、9月であれば「コスモスが秋風にゆれるころとなりましたが」といった表現が使えます。そして、相手が個人であれば「ますますご健勝のこととお慶び申し上げます」など、企業であれば「貴社益々ご隆盛のこととお喜び申し上げます」などと続けてください。
商品購入のお礼状を作成するポイント②:日頃の感謝を伝える
商品お買い上げのお礼状の場合、そのときの商品購入のお礼の前に、まず普段のお礼を告げることが多いです。「平素より格別のご愛顧を賜わり、厚くお礼申し上げます」といった表現や、「平素はひとかたならぬご高配を賜り、深く感謝いたしております」などの表現が、お礼状には使用しやすいでしょう。これは初めて商品をお買い上げ頂いたお客様へのお礼状にも使える表現となっています。
商品がまだ相手に届いてない場合は「ご注文」のお礼にしよう
そしてこれに続けて、「このたびは、弊社製品をお買い上げいただき誠にありがとうございます」とお礼の言葉を伝えましょう。商品名を具体的に記載しても構いません。また、まだ商品は相手のところに届いておらず、注文だけの状態でもこのお礼状を出すことは可能です。その際は「お買い上げ」ではなく「ご注文」のお礼としましょう。
商品購入のお礼状を作成するポイント③:使い勝手を尋ねる
お客様がお買い上げくださった商品について、その後の使い勝手を尋ねるのもお礼状の役割です。「その後ご使用状況はいかがでございますか」や、「何か不具合はございませんでしょうか」といった問いかけをするよいにしましょう。また、「末永くご愛用いただければ幸いです」「お買い上げ商品のご感想、ご要望などを頂けましたら、有り難く存じます」といった表現も、お買い上げのお礼状にはよく使われます。
不備があった場合の対応も忘れずに付け加えよう
もしも不備があれば伝えてほしいという旨を付け加えるのは忘れないようにしましょう。相手にきちんと気遣いを徹底するのも、商品お買い上げのお礼状の重要な役割です。「ご連絡頂ければ、速やかに対処させて頂きます」とへりくだった表現をするようにしてください。
商品お買い上げのお礼状は丁寧な言葉で感謝の気持ちや使い勝手を尋ねた内容にしよう
商品お買い上げのお礼状は、お客様への様々な感謝の気持ちを伝える重要な存在です。商品購入だけではなく、これまでも今後もよろしくお願いしますという挨拶状でもあるのです。言葉遣いやマナーを徹底して、読んだ方が気持ちよくなれるお礼状にしてください。
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