「くれる」の敬語表現の使い方について
非常によく使われる「くれる」の使い方
打ち合わせなどでは、「くれる」という言葉は非常によく使う言葉になります。もちろん、仕事の打ち合わせなどの場合には、このくれるという言葉は敬語で表現をする必要があります。ですから、「くれる」の敬語表現については是非とも知っておいて欲しいと思います。多くの方が、「くれる」の敬語表現はくださるであるという事はわかっている事かと思います。
敬語の使い方は慣れや知識が必要
しかし、意外と使い方などで間違ってしまったり、上手に使いこなすには少しの慣れや知識が必要になりますから、その点に関して掘り下げて皆さんに説明をしていきたいと思います。社会人の方、またこれから社会人になるという大学生の方は、仕事で失敗をしたり恥をかかないように、このくださるに関する正しい使い方などを、しっかりと頭に入れて覚えておくようになさってください。
「くださる」どの敬語に分類されるのかおさえる
「くださる」について、まずはこの「くれる」の敬語表現であるくださるというのは、どういった敬語に分類されるのかを説明します。敬語には尊敬語と謙譲語の二つがあります。「くださる」は尊敬語に分類されます。基本的に相手の動作を丁寧に扱う場合には尊敬語、自分が相手にしてもらった動作を丁寧に言う時には謙譲語を使います。
具体例から学ぶ「くださる」の使い方
具体的な使用例を少しあげてみます。誰が何をしてくれた、これは誰が何をしてくださった、と敬語になおす事ができます。このようにくださるという敬語は使い方ができますので、是非とも覚えておきましょう。何かをしてくれるという事以外に、何かものをくれるという時にも、誰が何をくださる、というようにくださるになおす事ができます。このようにして「くださる」を利用すれば、まず間違った使い方はしないですむと言えるでしょう。
「くれる」と「もらう」の使い方は似ていることをおさえる
「くれる」の敬語は「くださる」という謙譲語なのですが、似ているものに「もらう」の尊敬語、いただくがあります。「もらう」というのは、自分が相手から何かを貰う、または何かをしてもらうという使い方をします。これは自分がしてもらった相手の動作を表しているので、尊敬語になると考えればわかりやすいのではないでしょうか。ただ、この二つの敬語の使い分けで悩むケースがあります。
どちらも使い方が正解の場合をきちんと理解する
それは、何かをしてくださって、何かをしていただいてありがとうございます、という表現のケースです。どちらも聞いた感じは違和感はなく、両方とも使われている感じがするが実際はどちらが正しいのか、多くの人が悩むものです。しかし、この場合には実はどちらも正解です。なので、どちらを使っても何も問題はないと言えるでしょう。使われる頻度としてはいただくが多いという事もあわせて覚えておきましょう。
「くれる」の敬語表現の使い方については使う相手や状況によってきちんと使い分けることが必要
「くれる」の敬語表現の使い方についてご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。「くれる」の敬語の「くださる」というのは、謙譲語になります。相手の動作を丁寧に言う時には、この「くださる」を使い方をしましょう。物を相手がくれた時、何かをしてくれた時、どちらでも使う事ができます。また「くれる」の敬語の「くださる」に似た表現として「いただく」があります。何かをしていただきありがとうございます、何をしてくださってありがとうございますはどちらが正解なのか悩む方が多いです。この場合にはどちらも正解だときちんと覚えておきましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません