行動計画書作成のポイントとテンプレートの有効活用法

2016年11月29日2020年3月31日行動計画書

自分なりの行動計画書のテンプレートを作成しよう

行動計画表は会社や部署、業務内容によって大きく異なります。そのため、一概に決まった行動計画表を作成することはできません。まずは、自社でどのようなものを作っているかを作成することが大切です。そのうえで、いつも書いているものはどんな項目があるのかを考え、自分が書いている内容や項目について取り出して、自分なりのテンプレートを作成することが重要です。

行動計画書は結果が対になることを理解して作成しよう

経営計画や行動計画を実現するために、具体的な目標を掲げ、そこに向かって日々アクションすることが大切です。一度掲げた目標は、現状に応じて修正しなければならないこともありますが、まずはその目標に向かって着実に行動する姿勢を持つべきだと言えます。そのため、行動計画表と行動結果が対になることを理解し、作成するテンプレートの項目としましょう。

営業部の行動計画表テンプレートの例

では、営業部における行動計画書のテンプレートについて例を見てみましょう。

営業部の社員が行動計画表を作る場合、必要なことは「訪問予定顧客」と「訪問予定日」です。また、顧客の優先度に応じて訪問回数は異なるはずなので、毎月の業務のなかで「目標訪問回数」を記入できる欄を作成するとよいかもしれません。さらに、優先度を付けたり結果を記録したりするために、売上高の項目も作成しておくとよいでしょう。

行動計画書をもとに実績と比較しよう

営業の場合、全体の訪問件数や販売実績を月末に集計します。目標を達成しているかどうかを確認し、フィードバックを行いましょう。単に訪問件数が少ないのであれば増やす必要がありますし、訪問件数が多いにも関わらず販売実績が低い場合、売上が低いことが考えられます。そのため、実績の記録についても作成するテンプレートに加えておく必要があります。

行動計画書テンプレートには明確な目的と見直しを

行動計画表のテンプレートを作成するなら、「目的の明確化」「数値目標の記入」「成果の見直しと目標の修正」の3つの項目を記入する必要があります。これらの項目さえあれば、大体どのようなポジションであっても活用できるはずです。大切なのは、社員一人ひとりが明確な目標を立てられることなので、これらを抑えたテンプレートを作成することで、行動計画書を有効活用できるといえます。

行動計画書のテンプレートは表計算ソフトで作ろう

行動計画書のテンプレートを作るときは、表計算ソフトを使って作成するとスムーズです。記入欄を作るとき、罫線の記入も多くなるので、文書作成ソフトより表計算ソフトで作ったほうが楽だからです。また、表計算ソフトで作成したテンプレートはインターネット上にも多数あります。「とりあえずベースとなるものが欲しい」という場合、ダウンロードしてみるのもよいでしょう。

行動計画書のテンプレートには目的と見直しの項目を作成し活用しよう

行動計画書のテンプレートを使い、効率よく行動計画が記入できるようになると、実際に行動へ起こすまでがスムーズになると考えられます。目的を明確にし、数値目標の記入とレビューができるテンプレートを自分なりに作成しておくことで、行動計画書作成をスムーズに行えるでしょう。また、行動計画書の作成には表計算ソフトがおすすめです。表計算形式のテンプレートがネット上で見つけることができるので、上記を満たし、有効活用できるものを利用しましょう。