人を惹きつけるプレゼンのコツ
惹きつけるプレゼンのコツ①自己紹介に「色」を付ける
プレゼンの場では、まず名前を名乗って自己紹介をしますね。
ここで上手な人がやっていることが、名前を覚えてもらうことです。なぜなら話が進んでいくにつれて、忘れていってしまうからです。
記憶に刻んでもらう方法はいくつでもありますが、例えば名前と印象とのギャップを利用するのも一つの手です。
「わたくしは白石麻衣と申します。趣味でトライアスロンのレースにも出ているので、日焼けで見ての通り色が黒いんです。だから、名前と外見が違うよね、というようなことをよく言われます」というように、聞き手に親しみを持ってもらえるような情報を足して自己紹介するのが惹きつけるプレゼンのコツです。
惹きつけるプレゼンのコツ②最初に結論を言う
ニュース番組のアナウンサーを思い浮かべてみましょう。彼らは必ず「最初に結論かから言う」というルールを自然と身につけています。
結論を言った後に、「なぜなら~」という過程や根拠を加えて話すようにしているはずです。これはプレゼンでも同じ事が言えます。
「起承転結」として話すのではなく、「結」を最初に切り出すのが惹きつけるプレゼンのコツのひとつです。
惹きつけるプレゼンのコツ③話すスピードに緩急をつける
早過ぎる、遅過ぎるという極端でない限り、プレゼン全体の話すスピードに気を遣う必要はありません。ここでいう「話すスピード」とは、強調したい事、しっかり理解してもらいたい事を“緩急つけて話す”ということです。
聞き手に理解した上で先の話を聞いてほしいと思ったのなら、少しゆっくり話す、というような方法を取るのが、惹きつけるプレゼンのコツです。
惹きつけるプレゼンのコツ④間の取り方
文章で言うところの“句読点”と思ってもらえればいいでしょう。
矢継ぎ早に話すプレゼンでは、聞き手も話の流れを理解しにくく、与える印象も大きく変わってきます。しっかりと“タメ”を作って話すようにしていくと、落ち着いた自信のある印象も与えられます。これも大事な惹きつけるプレゼンのコツです。
惹きつけるプレゼンのコツ⑤「3点」にまとめて話す
プレゼンで伝えたい内容は、3点に絞って話すようにします。あまりにもたくさんの情報を一度に話したところで、聞き手は全てを理解できず、伝えたい事が漏れてしまいます。
たとえば、牛丼のキャッチコピーに「安い・早い・うまい」というものがありますよね?あれと同様の伝え方を、プレゼンでも意識するのが惹きつけるプレゼンのコツです。
プレゼンの終わりに「本日伝えたかったことはこの3点です」と、まとめると、聞き手にもしっかりとプレゼンのコンセプトを伝えられます。
惹きつけるプレゼンのコツ⑥「動き」を取り入れる
かの有名なスティーブジョブズ氏のプレゼンを見たことがあるでしょうか?
彼のプレゼンは「資料はシンプルに」「原稿は読まない」プレゼンで有名です。そこに身振り手振りを加えて、聞き手に「訴え」かけているかのようにプレゼンを行っているのです。
ただ原稿に目を落として読み上げるだけのプレゼンでは、たとえ要点をまとめていても聞き手にはなかなか伝わることがありません。「動き」を取り入れるのも重要な惹きつけるプレゼンのコツです。
厳選6選!人を惹きつけるプレゼンのコツをマスターしよう!
人を惹きつけるためのプレゼンのコツを6つ、紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。これらはプレゼンで聞き手に「伝えたいことを伝える」ために必要な要素を厳選したものです。だからといって、ここで挙げたプレゼンのコツだけをこなせばいいかというと、決してそういうわけではありません。
かのスティーブ・ジョブズ氏も、プレゼン本番の前には繰り返しリハーサルをしたとされています。コツを知っていたとしても、まずはなによりも練習が重要となってくるのです。
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