新入社員が半年で仕事を辞める理由と対処法3つ
入社半年で会社を辞めたいと思うキッカケは様々
新しい世界で頑張っていこうと意気込んで新入社員として入社した会社。そんなやる気満々の新入社員が入社半年で、会社を辞めたいと退職を考えてしまうのには様々なキッカケがあるようです。ここでは今までの新入社員達がどの様な理由で会社を辞めたいと思い退職をしているのか具体例を挙げて見ていきましょう。
入社半年で仕事を辞めたいと考える理由①:長時間労働への不満
新入社員として入社して以来、毎日終電まで働かされる、土日出勤当たり前というように労働時間が長すぎると、労働量に見合った給料がもらえていない、このままだと体を壊してしまう、といった理由から、入社半年で会社を辞めたいと退職を考えてしまうようです。
これについては、入社前にその実態を把握しきれていなかった場合と聞いてはいたものの、実際半年勤務してみると思った以上に辛かったというケースが生じています。
入社半年で仕事を辞めたいと考える理由②:人間関係の悩み
「人間関係が面倒」「嫌な上司がいる」など、人間関係の悩みが理由で、半年で退職を考える人も多くいます。もしかすると、この原因が最も多いかもしれません。
社会に出たら色々な人と関わらなければいけない、そして苦手な人であっても一緒に仕事を進めていかなければいけないことは新入社員でも理解はしています。しかし、余りにその関係が憂鬱すぎて、会社に行きたくなくなるまでになってしまうと、退職が頭をよぎってしまうのでしょう。
仕事を辞めたいと思った時の対処法
上記でも紹介してきたように「仕事を辞めたい」と思った時に、勢いで仕事を辞めるのはあまりオススメしません。仕事を辞めるまえに、これから紹介する対処法をまずは試してみませんか。
これを試してみても、退職の意思が固まり気持ちも動かないのであれば、退職にむけて動き出してみればいかがでしょうか。
①とにかく睡眠・食事をしっかりとる
仕事でろくに睡眠・食事が取れていないと、疲労が回復しないばかりか、どんどん体力的・精神的に追い詰められていき、正確な判断を出すことができなくなってしまいます。その結果、本能的に「逃げなければ!」と思って衝動的に仕事を辞めてしまい、あとから様々な損をしてしまうということもよくある話です。
まずしっかりと睡眠と食事をとり、物事を考えるための身体と精神を整えるところから始めましょう。睡眠や食事をとれない、というのは最低限の生活が営めていない、ということですので、一見穏やかでも非常事態ですから、多少無理をしてでもお休みを貰って休養しましょう。そしてその上で次のことを考えましょう。
②辞めたい理由を書き出す
仕事を辞めたいと思った時は、どうして辞めたいと思うのか、その理由を紙に書き出してみましょう。そうすることで解決の可能性があるものと、そうでないものが明確になります。
自分の中で明確にしたものが「改善でき解決できるもの」か「改善の余地もなく解決できないもの」なのかを考えてみましょう。
③志望動機を思い出してギャップを確かめる
入社するときの志望動機を思い出して、どのようなギャップがあるのかを客観視してみましょう。半年間の経験を通して、当初思い描いていたものとはあまりにもギャップがあったのか、もしくは志望動機そのものが曖昧だったのか。
まだ社会人としての経験が少ない場合、目の前の問題にとらわれすぎて、当初の目的(ここでは志望動機)を忘れてしまっていることも多いです。まずは、現状を客観的な視点で見ることで、問題の原因や解決方法が見つかる場合もありますし、そもそも問題では無かったということが分かる場合もあります。
退職理由が明確なら仕事を辞めるという選択肢もあり
上記で紹介した、仕事を辞めたいと思った時の対処法を試してみても、退職の意思が変わらず、また退職理由が明確になったのであれば、仕事を辞めるという選択肢も『アリ』です。
望まない環境で無理に働き続けても、ストレスを溜め込み体調を壊してしまう可能性もあります。入社半年という短い期間での退職に罪悪感を覚えてしまうと思いますが、正当な理由があるならば、転職するという選択肢を選ぶのも一つの手です。
絶対に新入社員で入社して、入社半年で退職してはいけないとは考えない方がいいでしょう。まずは上記の対処法を試してみて、信頼できる先輩や友人・家族などに相談して、客観的に考え、それから今後のことを検討してみてください。
仕事の辞め癖がつかないよう注意
どうしても自分に合わないと感じたのなら、それが入社半年であっても退職を選ぶのは一つの選択肢です。ただ注意したいのは全てを環境のせいにしないという事です。どんな職場に行っても主体性を持って取り組まない限り、仕事を楽しく感じる事はできませんし、意欲次第では環境の悪い会社でも自分が変えていける可能性もあり得ます。
自分に原因があると考えず、一切を環境のせいにしてしまっては、どこにいっても同じ問題にぶち当たる可能性が高いです。また、一度退職してしまうと、ちょっと嫌な事があるとすぐに辞めたくなる「辞め癖」がついてしまう恐れもあります。「嫌なら辞めて転職すればいい」という浅はかな考え方は決しておすすめしません。
新入社員が入社半年で仕事を辞めたいと思う理由は様々!退職前に対処法を試してみよう
本ページでは、新入社員が入社半年で、仕事を辞めたいと思う理由と対処法について紹介してきました。新入社員が入社半年で仕事を辞めたいと思う理由は、労働への不満や人間関係と様々ありました。仕事を辞めたいと思った時の対処法は、辞めたいと思った理由を紙に書き理由を洗い出す。
そこから何か改善策や解決はできないのかを考えてみる。あとは、休日にしっかりと休み心身ともにリフレッシュした上で、再度退職について考えてみるといいです。あとは、信頼できる人に相談する事は必ずしてみてください。もしかすると、新しい考え方が発見できるかもしれません。
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