仕事で嘘をつく新入社員を更生させる有効な指導方法
新入社員が嘘をつくのはどんなとき?例を紹介!
仕事で新入社員がついてしまった小さい嘘から、大きい嘘まで。世の中の新入社員はどんな嘘をついてしまったのでしょうか。新入社員の嘘について少し紹介してみたいと思います。
「あ~うちの新入社員にもこういう嘘をついた子がいたな」
「こんなバカな嘘をつく人がいるの?」
と突っ込みつつ読んでみてください。
例①:堂々とバレる嘘をつく新入社員に、周りの社員が唖然
まずは、入社数日で嘘をついてしまった新入社員のケースをみていきましょう。
入社直後、会社に何の連絡もなく数日休んでしまったある新入社員。土日が過ぎ仕事始めの月曜から2日後が経った後、やっと出社してきた新入社員に上司が叱責すると、とんでもない言い訳が!それがコチラ。
「今までにない辛い不眠症に悩まされて、つい睡眠薬に手を出してしまい、飲んで起きたのが今朝でした…」
こんな言い訳を言ってのけたこの新入社員、真っ赤に日焼けしての出社。堂々とバレる嘘をつく新入社員に周りの社員が驚いたのは言うまでもありませんね。
例②:嘘をついてまで拒否する姿勢は社会人として失格
次に、仕事でコミュニケーション能力に問題のあるケースをみていきましょう。
入社当時から全くコミュニケーションが取れないという新入社員。学歴は中学からエスカレーター式の学校で難関大学を卒業しているので頭はいいものの、仕事で話しかけても「ハイ」も「イイエ」も「ワカリマセン」など、一切無反応・返事もせずにただボーっと席に座っている状態。社員が見兼ねて電話を取るようにアドバイスしても、取るフリをするという見え透いた嘘を体現する有様だったそうです。
会社ではコミュニケーションを取って周りの社員と仕事を進めていくものですので、新入社員が嘘をついてまで仕事を拒否する姿勢は社会人として失格です!
指導する際は新入社員が嘘をついた理由を聞きだす
まず、新入社員が何故仕事で嘘をついてしまったのか、上司はその嘘の原因を知ることが大切です。彼らが嘘をついてしまった対象が特定の仕事に対してだったとします。
その仕事をやりたくなかったのは何故なのか、嫌だったのは仕事の内容・進め方なのか、一緒に仕事をするメンバーなのか、また、どうすれば仕事が嫌でなくなるのか。仕事で嘘をつく根本的な原因を知るのは、問題解決のために非常に有効です。
どうしたら嘘をつく必要がなくなるか部下自身に考えさせるべき
上司は、部下が嘘をつく必要をなくす努力義務があります。嘘をつくのが全て上司の責任ではなくても、改善のための対処はいくらでもとれるはず。
新入社員に「何故、仕事で嘘をついてしまったのか」を彼ら自身に考えてもらうことも大切です。新入社員にとっては辛く難しい作業ですが、本人のためを思うならいずれ必要になるものです。きちんと向き合ってみましょう。
そして、どうしたら嘘をつく必要がなくなるのかも考えさせましょう。嘘をつく側の部下にも悩みがあるかもしれませんよね。上司・部下の関係の中で、全力でサポートしつつ、自分自身で解決するように導いてください。
嘘をつく新入社員を指導する際に知っておきたいこととは?
新入社員の仕事での嘘をどうにかしようと指導に乗り出すのはいいのですが、仕事で嘘をついてしまったときの対応を誤ると余計にややこしいことになりかねません。仕事で嘘をついてしまったときの対応で気をつけるポイントとは何でしょうか?
仕事で部下を指導するときのポイントとして一番大切なのは、新入社員が仕事で嘘をついたことについて問い詰めるのではなく、どうして嘘をついてしまったのかを聞き出すことです。悪気なく反射的に嘘をついてしまう人もいます。その人の性格であるので直ぐに解決には繋がりませんが、本人に自覚させるにはとてもいい機会になるでしょう。
新入社員への指導は自覚を促す事から
新入社員が仕事で嘘をついてしまい、それを指導する立場になった時にすべき対応は、頭ごなしに怒ることではありません。まずは新入社員に「なぜ仕事で嘘はいけないのか」「嘘によって仕事でどのようなネガティブな事態になってしまうのか」といった事を自覚させる事から始めましょう。
自分自身で気づかない事には、どんなに厳しく指導しても効果はありません。新入社員に指導する際は、まず「なぜ仕事で嘘をついてはいけないのか」自覚させましょう。
新入社員を指導する時に、絶対に感情的になってはいけない!
上司は新入社員が仕事で嘘をついてしまったときに、絶対に感情的になって指導してはいけません。新入社員の機嫌が悪くなっても冷静に対処しましょう。
新入社員への指導で感情的になってしまっては、ただの怖い上司で終わってしまいます。指導する際は落ち着いて淡々と話した方が効果的です。
仕事でなぜ嘘をつくのか新入社員自身に考えさせ、上司はあくまで冷静な指導を貫こう!
仕事で嘘をつく新入社員を更生させる効果的な指導方法について見てきましたが、いかがでしたか?
新入社員が仕事で嘘をついてしまったときというのは、必ず何かしらの理由があります。もしかしたら、仕事の失敗により先輩社員が怖くてとっさに嘘をついてしまった、ということも考えられます。部下の悩みを聞き、解決して上司としての職務を果たしましょう。
なので、指導するときは、新入社員とじっくり向き合って話をすることが大切です。親身になって指導することで、新入社員の仕事での嘘がなくなると良いですね。
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