マツモトキヨシの給与明細からみる資格の必要性

2017年1月16日2020年3月31日マツモトキヨシ

オリジナリティーを発揮するドラッグストア最大手「マツモトキヨシ」

ドラッグストア日本最大手企業・マツモトキヨシ。イエローとブラックの奇抜なネーミングを見ると、ついついテンションもアップしてしまい、店内に思わず足を運んでしまう不思議なお店です。購入予定もないのに、ヒット商品を追い求めてついつい入店をしてしまう…ほかのドラッグストアと一味違うオリジナリティーを発揮しているのが、ご存じマツモトキヨシの営業力です。

マツモトキヨシはホームセンターやスーパーも展開している

マツモトキヨシというと医薬品や化粧品などを主流にしたドラッグストアの趣きが強いものの、「ホームセンター」や「スーパー」も数か所ではあるものの全国展開をおこなっています。東証一部に上場する、日本トップ企業のひとつ、だからこそ気になるのが給与明細の中身です。大手企業だからこそのフトコロ事情、給与明細の中身が気になります。

マツモトキヨシの給与は月給制でなく年棒制で薬剤師の資格があれば優遇される

日本を代表するトップ企業、マツモトキヨシ。気になるのがその給与明細の中身です。マツモトキヨシの給与は職種によっては月払いではなく、日本では珍しい年俸制です。総合職のケースでは大学卒の学歴で月給20万7000円。短大や専門卒で月給18万2000円。薬剤師のケースでは年俸制になり、年間で505万円程度の年収が見込まれます。月額で33万円7000円もらえるため、薬剤師の資格をもっている方の方が有利です。

年収アップを狙うなら資格取得は必要

また店舗ではたらき、店長を目指してキャリアを積むマツモトキヨシ社員の給与明細を見てみましょう。基本給が24万円。これに役職手当が4万円。資格手当が5000円。住宅手当が6万円ほどプラスされます。これを合わせると月額34万5000円の収入を手にする計算になります。資格手当とは税理士・管理栄養士・登録販売者・薬学士などの資格がキャリアに与えられる手当です。年収アップを狙うなら、資格取得はマストなようです。

ボーナスは夏と冬合わせて144万円

マツモトキヨシの給与明細で気になるのはボーナスです。マツモトキヨシに勤める30代店長候補の方のケースを見ると、年間の賞与のトータルが144万円。これは夏と冬の2回あわせた数字になるため、1回あたり70万程度のボーナスをもらっている計算になります。ずば抜けて特段高い数字と言えるわけではありませんが、小売業業界から見ると、あらかた良好の数値と見ることができそうです。

薬剤師の資格があればさらに高収入を狙える

マツモトキヨシの給与明細を見ると、薬剤師と総合職の間に大きな収入の隔たりがあるのがわかります。また資格を持っている人ほど手当が増える傾向にあるため、マツモトキヨシで高収入をあげたい場合は「薬剤師のポストを狙う」もしくは「何らかの資格を取得して、店長など一定のポストを狙うこと」が求められます。

マツモトキヨシの給与明細を参考に資格を取得してランクアップを目指そう

ドラッグストア大手のマツモトキヨシ。独創性の高い販売が注目を集める大手企業です。マツモトキヨシの給与明細を紐とくと、30代正社員男性で月額34万円。薬剤師の方の給与明細は年俸制で、総合職と比べて年収も高いのがポイントです。マツモトキヨシで高収入を狙うには「何らかの資格取得・ポスト狙い」が大きなカギを握ります。