プレゼンで大切な起承転結の構成の仕方

2016年11月29日

プレゼンでは構成が何よりも重要

0001097236 99318987 1 1024x682

良いプレゼンの為には、構成が重要だとよく言われます。パワーポイントで言えば、一枚一枚のスライドの内容ではなく、そのスライド同士のつながり、これが構成になります。プレゼンは一つのストーリーを相手に伝えることですので、構成がしっかりしていないと、その時その時で言っている事は伝わっても、結局全体として何だったの?ということになってしまいます。

構成を自分で確認する

簡単な方法プレゼンの構成をチェックするのには、とても簡単な方法があります。それぞれのスライドのタイトルだけを取り出して、ずらっと並べてみるのです。そうすることで、一つ一つの内容にとらわれることなく、全体像を俯瞰することができます。また、スライドのタイトルが少しおかしいといった場合にもこの作業によって気づくことができます。

プレゼンにおける起承転結の「起」と「承」とは?

物語では起承転結が大切だと言われますが、それはプレゼンでも一緒です。しかし、プレゼンでの起承転結とはいったいどんなものでしょうか?まず「起承転結」の「起」ですが、これは聴衆に興味をもってもらうためのトリガーです。聴衆の気持ちを引っ掛けると言う意味で「フック」と呼ばれることもあります。次に「承」。ここから本題に入ります。日本人は結論を最後に回してしまいがちですが、提案したことはこの段階で先に提示しましょう。

誰もが共感できるような話題を「起」に

例えば、「起」の例としては、誰もが抱くような身近な疑問から始めます。

「承」は「起」への回答と考えよう

「承」は基本的に「起」への回答という認識でいてください。こういった構成を意識して、後の「転」「結」に繋げて下さい。

プレゼンにおける起承転結の「転」「結」とは?

それでは起承転結の「転」と「結」はどういった認識でいれば良いのでしょうか?「起承転結」の後半の構成を考える上でこのふたつを考えることが非常に大切といえます。ここで紹介することをきっちり抑えておけば、結論でつまずくこともないでしょう。では見ていきましょう。

「転」ではデメリットなどのマイナス要素との比較をしよう

プレゼンでの起承転結の「転」は、すこし解釈が難しいかもしれません。物語であれば、上手くいきそうになったところで強敵が出てきたり、思わぬ逆境に立たされたりするのですが、プレゼンの場合は、その敵が競合する商品だったり、提案した内容のデメリットだったりします。「転」で、そういった比較や欠点も隠すことなく示すことによって信頼性を増すことができます。

「結」はしっかりと結論を出すことが重要

そして起承転結の「結」は、そのまま結論です。尻切れトンボにならない様に、しっかりとまとめましょう。ここでしっかり結びを行うことで、プレゼン全体にメリハリを持たせてあげましょう。くれぐれも、最後だからといって曖昧な結論で終わらないように気を付けましょう。

プレゼンで大切な起承転結を理解してメリハリのある構成を心掛けよう

ここまでプレゼンで大切な起承転結の構成の仕方をご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?優れたプレゼンは物語と同じように「起承転結」で構成されているものです。「起」は身近で聴衆を惹きつける内容、「承」はプレゼンの本題の提示、「転」は他との比較やデメリットの解消、「結」は結論やまとめです。この起承転結を意識することで、構成を考える手間も省け、かつ伝わりやすく印象に残りやすい発表となります。

人気の転職サイト特集

  1. doda合格診断:あの人気企業に転職できるかも?あなたの合格可能性を3ステップで簡単診断

    転職人気企業ランキング上位300社の中から、あなたが転職できる可能性のある企業を診断し、メールでお知らせします。実際に求人に応募する前に、まずは合格可能性をチェックしてみませんか。

  2. DYM就職:第二新卒・既卒・フリーター・ニートの就職に強い

    エージェントが就職できるまで二人三脚!今からでも正社員としての就活が間に合います。

  3. ハタラクティブ:内定率は80%以上!20代(第二新卒・既卒)や未経験業界への転職に強い

    内定率は業界トップクラスの80%!カウンセリング実績6万人以上から得られたノウハウをもとに、20代・第二新卒ならではの悩みや不安を解決してくれます。

2016年11月29日ビジネスマナー

Posted by BiZPARK