働きながら取れる!定年後にも活きる資格まとめ
定年後、自宅で開業したい人におすすめの「行政書士」
自宅にいながらにして開業できる「行政書士」は、定年後、自宅でのんびりしながらも仕事で稼げる、という老後の収入も確保できる資格です。
行政書士とは、官公署に提出する書類の作成、提出手続きの代理または代行をおこなう職業です。役所に許可や認可をもらうための書類は専門知識が必要なため、そういったものに慣れていない人を助けるような業務内容といえるでしょう。資格とパソコン、電話、FAXがあれば自宅を事務所にして開業することも可能ですので、将来は独立したいという人にもおすすめです。
試験範囲は憲法、行政法、民法、商法および基礎法学といった法令についてと、政治、経済、社会、情報通信、個人情報保護、文章理解といった一般知識からです。60問が出題され、一部記述式の問題もありますが、ほとんどが択一式です。
行政書士の取得した人の声
◆年収:350万円
勉強はすごい難しいです。
法律を扱う仕事になるため、学ぶ範囲が広く、意欲的な方でないと厳しかもいしれません。
ただ、安定した収入は得ることができます。
老後を気にするなら取っておいて損はありません。私は取得しておいて良かったなと感じています。
定年後もまだバリバリ仕事がしたい人におすすめ「社会保険労務士」とは
中高年の年齢層に非常に人気の「社会保険労務士」という資格があります。この年代の人だからこそできるコンサルタント業でもあります。コンサルタントという仕事は、若い人よりもむしろ年齢を重ねたほうが説得力も、言葉の重みも増すのも重要なポイントです。
社会保険労務士とは、社労士ともいわれる行政機関への提出書類の作成、手続き代行、事務代理といったものや、事業所に備え付けが義務付けられている帳簿書類を作成します。企業や個人の年金問題に関するコンサルティングもおこないます。独立開業する以外にも、勤務社労士として企業の中で専門知識を活かして活躍することも可能です。
試験内容は労働基準法、労働安全衛生法、雇用保険法といった労働関係科目と、健康保険法や厚生年金保険法、国民年金法といった社会保険関係科目について出題されます。問題の形式は、文章の中にある空欄を語群の中から選んで答える選択式問題と、5つの選択肢の中から1つ回答を選ぶ五肢択一形式です。特徴として、合格するには全科目で基準点をクリアしなければなりません。
社会保険労務士を取得した人の声
◆年収500万円
社会保険労務士は年収に大きな差が生まれやすい職業です。私はどちらかというと低い方に分類されます。
ただ、満足はしており、将来も安定です。
勉強は経済学や企業経営理論などを学ぶ必要があります。難関な資格ですが、司法書士や税理士に比べれば簡単。
年金の不安もありますし、取っておいて良かったと思っています。
字を書くのはお好きですか?「賞状書士」というおすすめの資格
のんびりしたいけれど、少しの収入は欲しい。そんな時、在宅ワークという手があります。しかし、パソコンの作業をするには技術的なことが心配・・・という方におすすめなのが、「賞状書士」です。毛筆ならではの良さがありますので、まだまだ需要も衰えないでしょう。
賞状書士は、賞状や卒業証書、宛名、席札、贈答品の表書きなどを手書きで仕上げる仕事です。身に付ければ冠婚葬祭などの際にも役に立ちますし、在宅で仕事ができますので主婦にも人気の資格となっています。
賞状書士を取得した人の声
◆年収:60万円
字のうまさには自信があった為、賞状書士の資格を取得しました。取得までは、通信で8か月ほど。
仕事自体は単価が安く、一枚描くあたり2,000~5,000円です。ただ、家でのんびりできるため、今の生活にはあっており気に入っています。
働きながら取る資格は「行政書士・社会保険労務士・賞状書士」がおすすめ
働きながら取れるおすすめの資格について紹介しました。定年後にも活きる資格として、行政書士・社会保険労務士・賞状書士がおすすめです。行政書士は官公署に提出する書類の作成、社会保険労務士は行政機関への提出書類の作成、年金に関するコンサルティング業務をおこないます。また、賞状書士は賞状や贈答品の表書きなどを手書きで仕上げる仕事です。働きながら、資格の取得を目指してみましょう。
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