ハローワークが労働者に割り振る雇用保険番号とは?必要となるケース3つ
ハローワークが行うのは失業時の就職先あっせんだけでない
ハローワークは、失業した時や転職を考える時に利用すべき場所と考える人が多いでしょう。現に就職先を探してくれるだけでなく、就職するために必要となる職業訓練を受けることについてのあっせんも行います。しかし、就職先に関することだけでなく、保険に関してや、手当に関しての手続きを行う場所でもあるのです。
雇用保険番号を割り当てるのもハローワーク
ハローワークでは働く人に対して雇用保険番号を割り当てています。自分の雇用保険番号をうっかり忘れている、存在を知らない場合などは、ハローワークに問い合わせると回答してくれるようになっているのです。
雇用保険番号とは①:転職しても変わらない
働く人をサポートしてくれるのが雇用保険番号と呼ばれるものです。働くと同時に一人一人に割り当てられる番号です。「会社が変わったとき」「部署が変わったとき」雇用保険番号は変わるものと思われがちですが、それは誤りです。その人に割り当てられた雇用保険番号は、住所などとは違って転勤や転職などによって変わることは基本的にありません。
雇用保険番号とは②:失業手当をもらいたいときに必要
また雇用保険番号は、仕事を失って失業手当をもらいたいときにも必要な番号になります。以前のものが分からず再発行した雇用保険番号を使っていると、十分な失業手当を受けられない恐れがあります。
雇用保険番号とは③:新しい仕事に就くときも必要
雇用保険番号とは正社員だけでなく、パートやアルバイトとして新しい職場で働く場合にも必要となるものです。新しい職場に就いたら、条件を満たすことで雇用保険に加入できますので、その際には雇用保険番号の提出を求められることになるでしょう。
雇用保険番号が不明な時は本人確認を持ってハローワークへ
雇用保険番号が分からないときには、最寄りのハローワークで聞くのが一番いい方法ですが、その際に本人確認書類が必要となります。本人確認書類とは、住民票や免許証などのことです。ハローワークで雇用保険番号を問い合わせる場合には「勤務先の情報」と「働いている期間」などをメモしておくと安心です。また、ハローワークへの問い合わせと併用して以前の職場に問い合わせておくこともおすすめです。
雇用保険被保険者証の紛失時もハローワークで再発行可能
では、雇用保険番号が記載してある雇用保険被保険者証を紛失したときはどのようにすべきでしょうか。この雇用保険被保険者証は転職時はもちろん、失業手当申請時にも必要となるものです。もし、紛失してしまったときは、やはりハローワークへ行って再発行の手続きを行うようにしましょう。身分証と印鑑を持っていくことで再発行してくれますので、こちらも一緒に把握しておくことをおすすめします。
ハローワークが割り当てる雇用保険番号とは労働者ひとり1人が持つものであり失業手当申請や再就職する際に必要
雇用保険番号とは、失業して失業手当を申請するときなどに必要な番号です。転職や部署の異動などでたとえ仕事内容が変わっても、基本的に雇用保険番号は変わらないのが一般的です。雇用保険番号がわからないときは最寄りのハローワークに問い合わせを。ハローワークでは本人確認の提示などにより照会してくれます。
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