「できかねます」の敬語の意味と代わりに使うべき言葉【致しかねます】

敬語

「できかねます」は固い表現に聞こえる

Paper 109277 1280

コールセンターに電話をしたときに、オペレーターから次のような言葉を聞くことがあります。

「誠に申し訳ございませんが、お客様のご要望は弊社としては出来かねます」

敬語を使っているのですが、言葉の響きとして少し硬い拒絶にも聞こえます。では、もう少し柔らかい言い方に変えればいいのでしょうか。

「いたしかねます」の方が柔ない表現にはなる

「できかねます」は硬い感じがするので、「いたしかねます」の方が良いと考える人がいます。「いたしかねます」の方が柔らかい女性らしい響きに聞こえる気はします。さらに「承りかねます」の方がより丁寧でより響きは柔らかく聞こえる気がします。しかし、言葉の意味としてはどうなのでしょうか。「できかねます」「いたしかねます」「承りかねます」には全て「~かねます」という文字が含まれています。「~かねます」とはそもそもどのような意味なのでしょうか。

「~かねます」の意味

「できかねます」「いたしかねます」「承りかねます」の敬語に含まれている「~かねます」という言葉には「~することができない」「することが難しい」という意味があります。

「~かねます」は可能性のある敬語なのか?

「~かねます」という言葉を聞いた場合、「可能性があるのかな?」と相手に思わせることになるかもしれません。

「お客様のご要望は弊社としては出来かねます。」→「お客様のご要望は弊社としては出来るかもしれませんが、難しいかもしれません」

この場合は「出来るかもしれないし、難しいかもしれないなら、やってみなければわからないだろ?やってみれば出来るのではないのか?」という意味で相手に伝わる可能性があります。

そうすると話がまとまらなくなってしまいますよね。オペレーターは「出来ない」ということを相手に伝えたいと思っていますが、相手は可能性を追い求めるようになってしまいます。

もし相手が意味を捉えることができず混乱している様であれば?

「できかねます」「いたしかねます」「承りかねます」に含まれている「~かねます」という敬語の意味が相手を混乱させる可能性があるのならば、この言い回しにあまり慣れていない方の可能性もあります。

その場合は「お受けできません」ということを正確に伝えるのが良い

「お客様のご要望は弊社としては出来かねます」

「お客様のご要望は弊社としてはいたしかねます」

「お客様のご要望は弊社としては承りかねます」

これらの例は「かねます」という可能性を含む意味がある敬語で、相手に誤解を与える場合があります。

「お客様のご要望は弊社としてはお受けできません」としっかり断ってしまうのがいいでしょう。

誤解を与える「できかねます」「いたしかねます」「承りかねます」はやめて、「お受けできません」と伝えた方が相手に自分の意図は通りやすくなります。「~かねます」の言葉に誤解を与える意味が含まれる敬語ならば、利用は極力控えておいたほうが賢明でしょう。

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2016年11月29日ビジネス