「ございましたら」など正しい敬語をマスターする重要性
英語力には自信があっても母国語が話せない
英語力には自信があっても、日本語は皆さんいかがでしょうか?グローバル化がすすむなかで、英語力に大きな自信を抱いている社会人や大学生の方も多いと思います。英語はスラスラ話せるし、外国人とのコミュニケーション能力もあるという方もいらっしゃることでしょう。英語の語学力には自信あるけれども、肝心の母国語が話せないという方が増えています。特に、「ございましたら」などの敬語をストレートに使うことのできない20代が増えているそうです。
敬語に慣れるには自分の言葉で伝えることが大切
世界のなかでもっとも難しいと言われている日本語・敬語を流暢にあやつるためには、どんなことをすればいいのでしょうか?「ございましたら」などの敬語を自分のモノにするためには、毎日のビジネスシーンのなかで、積極的に使っていくことが大切です。自分の言葉にして伝えることによって、敬語も自分のモノとして操ることができるようになるのです。
気軽な日本語を丁寧な敬語に直そう
学生時代の気軽なノリのまま、社会人ライフを過ごしている方はいらっしゃいませんか?学生時代には許されていた気楽な日本語も、ビジネスシーンのなかで使ってしまってはいけない言葉も意外に多いです。たとえば「分からないことがあったら、言ってね」、これは明らかにだめです。丁寧な敬語になおすなら「ご不明な点がございましたら、お尋ねください」となります。
丁寧語を使うと株が上がる
ミーティングで取引先と打ち合わせをおこなっているときに、上司のサポートを申し出たいときがあります。このような場合には、「オレでも手伝えるコトがあったら、言ってね」と話すのは、もちろんタブーです。丁寧な敬語に直すなら「お手伝いできることがございましたら、ご指示いただけますでしょうか」がグッド。あなたの株も上がっていきます。
「ございましたら」は「ありましたら」の丁寧な敬語
ビジネスシーンでも頻度の高い敬語のひとつ、「ございましたら」は「ありましたら」の丁寧な敬語になります。例えば打ち合わせのシーンでは「ご質問がございましたら、挙手をお願いいたします」は、クライアントや取引先に対しても使える表現になります。「ございます」という丁寧な言葉を用いることによって、ワンランク上の大人の表現に変わります。
丁寧語は「一般常識を知っているビジネスマン」という印象を与える
丁寧語をつかうことで「柔らかい印象に」「ございましたら」などの丁寧な敬語をつかうことによって、周りの方々を重んじているという丁寧な空気が生まれていきます。ぶしつけな言葉を選ぶよりも、ワンクッションおいた敬語を用いることによって、「一般常識を知っているビジネスマン」という印象を、周りの方に示すことができます。言葉の選び方ひとつで、印象はグンと変わっていきます。
ございましたらという丁寧な敬語をつかってアレンジをきかせよう
「ご質問がございましたら~」「お手伝いできることがございましたら~」ございましたらという敬語を知っていると、様々なシチュエーションでアレンジをきかせることができます。ナチュラルな敬語をつかうためには、毎日の会話に自然に取り入れることが大切です。周りの人々に対して丁寧な印象を与える敬語を使うことによって、ビジネスマンとしての株もアップしますよ。
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