転職先で離職票が必要になるレアケースと理由
転職先では雇用保険被保険者証を提出する
会社を退職すると、離職票が発行されます。離職票は雇用保険の失業給付の申請の時に必要になってきます。また、社会保険の異動の時に退職の確認として、離職票が使用されることがあります。
転職先で離職票を求められることはあまりない
再就職をすると、中には新しい転職先で離職票が求められることがあります。会社側は入社したら新しく雇用保険に加入させなければいけないので、本人の雇用保険の番号が必要になってきます。本来であれば、雇用保険被保険者証だけで必要十分です。離職票を求められるケースは少ないようです。もし転職先に離職票を求められたら、これらのことを確認してみる方が良いかもしれません。
複数の会社の離職票が必要な場合がある
せっかく正社員として新しい転職先を見つけられたとしても、何らかの理由で、短期間で退職をしなければいけないこともあります。本来は何も理由がなければ、常用での就職が望ましいですが、なかなか本命の仕事が見つからずに、つなぎの仕事を繰り返してしまうことがあるかもしれません。その場合は、それぞれの転職先の離職票があとで必要になってきます。
複数の離職票の合算で失業給付を受けることも可能
短期間の雇用を何度も続けた場合は、それぞれの転職先の会社の離職票が必要になってくることがあります。失業給付の認定を受けるには、一定期間に雇用保険に加入していたことが条件になってきますが、それはいくつかの転職先の離職票を合算したものでも、合計で条件を満たしていれば可能です。
離職票はなくさないように注意
離職票は失業給付を申請する時に必要になりますが、それ以降も必要になることがあるかもしれません。離職票はさまざまな手続きに確認書類として利用されることがあります。退職理由によっては社会保険が免除される制度もあります。離職票には離職に関する情報がいろいろ記載されています。転職先でも何かの時に提示が必要になるかもしれませんので、しばらくは離職票の保管をしておいた方が良いでしょう。
雇用保険被保険者証の個人番号は変わらないので要保管
転職先が変わると雇用保険被保険者証が新しく発行されます。しかし、これは職場が変わっても個人の番号は変わりません。転職先で新しい雇用保険被保険者証が発行されたら、それも大切に保管をしておく必要があります。
離職票提出が転職先で必要になることは少ないが大事な書類なので保管には要注意
離職票は2枚あります。そのうちの1枚は失業給付認定の時に必要になってきます。人によっては、直前に勤めていた会社を知られたくない場合もあるかもしれません。もし、転職先で離職票の提出を求められたら、その内容をよく確認しましょう。基本的には転職先で離職票を使用することは無く、新しく加入する雇用保険の番号を知ることが目的だと思われます。離職票は失業給付を受ける際や、さまざまな役所の手続きに必要になることがあります。今は必要無くても、念のためしばらくは離職票を保管しておいた方が良いでしょう。それと同時に、雇用保険被保険者証は大切に保管をしておきましょう。
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