職務経歴書の退職理由で好印象が狙える書き方
職務経歴書とは「社名・期間・担当業務など職歴の詳細が分かる書類」
最近の転職活動では職務経歴書の応募書類が欠かせなくなっています。この職務経歴書は、履歴書とは別の書類で、文字通りこれまでの職歴が詳細に分かる書類となっています。
在籍した会社名、期間、担当業務などを記載する事で「どこで、どんな仕事を、どれくらい経験して来たか」といった採用側が知りたい情報を提供することになります。
採用側が知りたい情報なので退職理由も書くべき
職務経歴書へ記載すべき情報として、退職理由も職歴に加えた方がいいでしょう。何故なら採用側が知りたい重要な情報だからです。仕事は優秀だけどトラブルを起こすような人材では困ります。
この退職理由は面接では必ずといっていいほど問われる内容です。予め情報として提供しておいた方がいいので、退職理由も必ず職務経歴書へ書くようにしましょう。
退職理由の好印象な書き方のコツ①:前向きな退職理由を書く
では職務経歴書にはどのように退職理由を記載すればいいでしょうか。履歴書ではよく「一身上の都合により」「会社都合により」といった書き方をする場合がありますよね。職務経歴書はスペースが自由に使えます。その為、退職理由はできるだけ詳しく書きましょう。
例えば結婚や出産、家族介護のために退職したなら、その事情を詳しく書くことで採用担当者にも「止むを得ない事情だったのだな」と分かってもらえます。
また「より幅広い業務に携わりたかったので」「資格を活かすため」などと書けば、前向きな理由と受け取ってもらえ印象も良くなります。退職理由は前向きであればあるほど熱意が伝わりやすいです。なるべくポジティブな内容を書くように心がけましょう。
会社の不満などの退職理由はマイナス印象なので注意!
その一方で注意すべき退職理由に、リストラや会社への不満から会社を辞めた場合があります。この理由をそのままストレートに「リストラにより」「倒産のため」あるいは「会社方針に疑問を感じたため」と書いてしまうと、採用担当者から使えない人材、あるいは忠誠心の無い社員といったマイナス印象を与えてしまうので注意が必要です。
退職理由の好印象な書き方のコツ②:言葉の表現を工夫する
マイナス印象になりがちな退職理由は、表現方法をひと工夫する必要があります。リストラなら「担当部門閉鎖に伴い退職」、倒産なら「事業所閉鎖に伴い退職」と書くことで、見た目の印象が大きく変わります。
倒産やリストラといった言葉や文字は採用側からすれば縁起が悪いと受け取る可能性が高いです。同じ意味合いでも表現を工夫して採用担当者へ与える印象を少しでも良くしましょう。
前職の良い面も書いて一方的に批判した内容にしない
また、一方的に批判した内容にしないのも大切です。会社方針云々も「○○な面では良かったが、どうしても□□をやってみたくなったので退職」と書けば印象は良いですよね。
職務経歴書とは自分を売り込む書類です。そのため極力マイナスな印象になることは記載しないようにしましょう。職務経歴書の中で唯一マイナス印象に繋がるのが退職理由です。この退職理由を上手に表現することで好印象を与える職務経歴書となるのです。
職務経歴書には前向きな退職理由を!表現を工夫した書き方で好印象を狙おう
職務経歴書の退職理由で好印象が狙える書き方を紹介してきましたが、いかがでしたか?職務経歴書ではあらゆる面で自分を売り込むように書くのが大切です。
そのためには退職理由の書き方でどんな表現にするかがポイントとなります。退職理由が採用側の納得するものならそのまま書いて、そうでない理由であればうまく表現を工夫してマイナス印象を避けましょう。
職務経歴書の退職理由ではどれだけマイナス印象を与えずにプラスの印象を与えるかが勝負の分かれ目です。採用担当者に好印象与える退職理由で志望企業から内定をいただきましょう。
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