年末調整の書類における誤字の適切な訂正方法
年末調整の記載箇所とは
皆さん年末調整の記載というものをしたことがあると思いますが、こうした記載について、正確な知識というものを持っている方は多いでしょうか。また、訂正となるとその割合は低くなるかもしれません。例えば、通常のサラリーマンの場合は、会社から年末調整に関わるような資料というものが配られ、それにそって提出することとなります。
扶養家族が増えれば家族構成など記載する部分が増える
独身時代やバイトなどの非正規雇用の場合、年末調整の際に記載する事項はほとんどありません。まさに名前を書いて押印すれば終わることが多いでしょう。また、書くとしても住所と生年月日ほどでしょうか。年末調整で配られる資料での誤字は少ないかもしれません。しかし、結婚して家族を持てば、記載しなければいけない部分が非常に多くなります。また、年末調整で控除を受けようと思うと、そのための書類なども増えます。こうなると誤字は増える可能性が大きくなります。
年末調整の資料で記載する部分が増えれば、煩雑になってしまうこともあるかと思います。記載ミスや、誤字、さらには記入箇所を間違うこともあるかもしれません。一番は集中して間違えないことですが、誤字をしてしまった場合は、正しく訂正することが必要です。
誤字をした場合の訂正方法
ではもし誤字をしてしまった場合、どのように訂正したら良いのでしょう。集中力の切れてしまったみなさん、誤字をしてしまってもきちんと訂正して、年末調整はしっかり申請しましょう。誤字を訂正しないと受けられる控除も受けられない場合があるので注意が必要です。
誤字をした箇所は二重線+実印で
まず、年末調整の際の書類で、誤字などがあった場合は、誤字してしまった部分を二重線で消してから訂正しましょう。そして誤字してしまった部分に訂正印を押すというのが一般的な訂正方法です。そして、正しい記載はその上に書きましょう。年末調整ではこの行程が必要です。
ここで使用する訂正印ですが、シャチハタ印などでは認められない場合があります。
確定申告書類というものは公式書類に当たります。年末調整で提出する書類は、最終的に国や自治体に提出するものです。そして個人情報がたくさん書かれている大切な文書になります。大切な文書の訂正なので、正式な印鑑「実印」というのが基本となります。
誤字をしてしまった上に、誤った印鑑では申請が通りません。きちんと記入し、きちんと訂正しましょう。
誤字などをしてしまい訂正する際に気を付けたいこと
一般的な会社員の方ならまだしも、自営業の方などは年末調整の際に書く箇所がとにかくたくさんあります。誤字だけではなく計算ミスなどがあっても申請が通らないことがあります。年末調整で書類を出す前に気づいて訂正すればいいのですが、その訂正する際は、実印以外に気を付けたいことがあります。
年末調整時の誤字の訂正は「二重線+実印」を行い多い場合は書き直しを
年末調整で誤字などをしてしまった場合は、きっちりと訂正することが必要です。誤字をしてしまうことは避けて通れないかもしれないので、訂正の仕方はしっかりと確認しておきましょう。
訂正の仕方としては、二重線で消し、そして訂正印を実印で押しましょう。年末調整の書類ではシャチハタなどは不可となっています。
そして、新しい記載をしましょう。ただしく行わないと受領してもらえないケースがあります。また訂正箇所が多数ある場合や、実印などで見づらくなってしまった場合は書き直しをする努力も必要です。面倒でもきっちりと訂正し、そして確実に提出するようにしましょう。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません