看護師を目指す人の履歴書の書き方と実習経験を活かした例文
看護師を目指す履歴書の書き方①:実習経験を具体的に
これから看護師を目指される方は、履歴書へ実習経験を書くか書かないかで悩むもの。少なからず、書き方には悩むでしょう。結論的にいうと、看護師の実習経験は履歴書へ具体的に書くようにしてくださいね。
大事なのは、実習経験で何を学んだのか。そして、実習経験を通して何を得たのかを履歴書へ具体的に記載すれば、採用担当者へあなたがこのような人だとアピールできるチャンスにもなります。
また実習経験を具体的に書けば、他の看護師志望の人と差別化してアピールできるでしょう。看護師を目指す際には、履歴書へ実習経験を具体的に書くようにしてくださいね。
看護師に相応しい自分の素質を実績とともにアピール
先ほども紹介しましたが、看護師を目指す際には履歴書に実習経験で何をして、何を学んだのかを具体的に記載しましょう。
履歴書の時点では、採用側はまだあなたの性格や人柄を知りません。そこで、実習経験を具体的に書き、例えば「実習経験で患者さんと接したときに、早く良くなってもらうために、このような言葉をかけた」など、文面からあなたの性格や人柄が伝わるような内容を書きましょう。
合わせて自分の性格や得意なこと、好きなことを述べます。それがいかに看護師という仕事において活かせられて、プラスの効果を与えると考えているのかを述べましょう。すると採用側に、あなたが看護師としてどんなふうに活躍するのかを想像させられます。好印象を与える第一歩になるでしょう。
看護師を目指す履歴書の書き方②:希望する科には必ず理由を
先ほどは、看護師を目指す際に履歴書へ実習経験を書くと紹介しました。続いて、看護師を目指す履歴書の書き方で重要なのポイントを見ていきましょう。
そのポイントとは、「なぜ、その科で働きたいのか」という理由を、きちんと書くことです。看護師免許を取得する際は、どの課程でも臨地実習経験が必ずついて回ります。例外なく、全ての科を実習経験するので、有資格者はみんなある程度は各科について知識がありますよね。
例えば新卒の場合だと、「実習経験で行った中で最も興味のある分野でした」や、「実習経験で外来へ行ったときに、実際に働いてみたいと思いました」などの理由付けです。このように、必ず理由づけを忘れないようにしてください。
希望理由にはその科への意気込みや姿勢と独自の考えを
注意しておきたいのが、漠然と「○○科で働きたい」とだけ書くのではダメです。そうでなく、自分がその科に対してどう考えているか、意気込みや姿勢を履歴書へはプラスして書くのが重要です。
看護師として働くにしても、やはり志望動機は履歴書では必須項目となります。
実習経験をアピールする例文
ここまでで、看護師を目指す際の履歴書の書き方を紹介してきました。最後に、履歴書で実習経験をアピールするための例文を3つ見ていきましょう。
いきなり、履歴書へ実習経験を具体的に書きましょうといっても、なかなか難しいもの。なので、これから紹介する例文を参考にしてみてください。例文は、あくまでも例文として自身の実習経験や今の気持ちを書きましょう。
例文①:目の前の患者さんへ何ができるかを考える
私が外科の実習経験をしたときに学んだ内容を話させていただきます。外科の実習経験では、一人の患者さんを受け持ち、手術前のケアに専念しました。そのときに、手術を控えた目の前にいる患者さんと真正面から向き合いました。
患者さんと真正面から向き合っているなかで精一杯、自分が患者さんにどのようなケアができるかを考えました。ケアと言うのは心の面でも非常に大切で、患者さんが抱える手術に対する不安をどうすれば解消できるか。その考える・行動するという繰り返しにより、看護のありかたを学びました。
例文②:患者さんの命を支える責任を学んだ
私は学生時代、周りの友達、そして家族からものんびりしているねといわれ、引っ込み思案な性格でした。そんな私が、一人の看護師として患者さんの命に関わり仕事をしています。それは、看護学校の授業だけではなく、実習経験でさまざまな臨床現場を経験できたからです。
例をあげると、内科の実習経験で「患者さんとの会話を通してのコミュニケーション」や「バイタルを患者さんの気持ちになって正確に測る」というのに重点を置き意識しながら体験しました。
指導者してくれる方はときに厳しく、心が折れそうになったときも正直何度もありました。しかし、指導者さんは、「患者さんの命を支える責任があると厳しく教えてくれた」のだと気づきました。厳しい指導があったからこそ、今の自分がこうしているのだと思います。
例文③:手術前から退院後の日常生活まで考えたケアの大切さを学ぶ
私が初めて外科の実習経験に入ったときは、まだ習ってはいない専門用語が院内で飛び交っていたり、わからないことばかりでした。外科の実習経験では、緊張の連続でどうすれば患者さんやまわりのスタッフに迷惑をかけずその日を終えられるかを考えていました。
そんなときに、指導者の方から「患者さんの気持ちになりきって、手術の前から退院後までを考えたケアをしなさい」とアドバイスを受けました。そのアドバイスをいただいてからは、患者さんの手術が、その後の日常生活にどのように影響するのか、どこに注意をして、患者さんのケアをすればいいかを考え、そしてその考えを実行するのはとても重要だと実感しました。
看護師を目指す際の履歴書の書き方は実習経験で何を行い学んだかを具体的に
看護師を目指す際の、履歴書の書き方について例文と合わせて紹介してきましたが、いかがでしたか?看護師を目指す際の履歴書の書き方は、実習経験で何を行い、そこで学んだかを具体的に書くのが重要です。
あとは、当たり前の話にはなりますが、履歴書に書く字は丁寧に心を込めて書く。看護師を目指す際の、履歴書の書き方といっても、基本は一般的なものと同様ですので、読む側の視点できちんと書きましょう。
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