産休明けで復職した際に送る挨拶・祝福メールの返信マナー

2016年12月6日産休明け

産休明けの復職挨拶は社会人としてのマナー

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女性にとって産休は、当然の権利と考えがちですが、同じ会社で働く周囲の人の気持ちが皆同じとは限りません。同じ女性でも産休の考え方は違いますし、産休を取られる方へ対して、自分の仕事が増えたと思っている方もいるかもしれません。

これから新しい命を産む、出産というのは大変幸せなことです。しかし産休後の復職挨拶や祝福メールへ対して、しっかりと返信をしてお礼を伝えることが大切です。

復職の挨拶はお世話になったことへの感謝を込めよう

産休中にお世話になった方たちや、産休中に自分の仕事を引き継いでくれた方がいます。産休で休職していた間には、職場内外問わず、見える部分だけでなく見えないところでも、復職前は何かとカバーしてもらっていたはずですよね。

面と向かって産休中の仕事が「大変だった」とは言われなくとも、こちらからその気持ちを汲みましょう。産休明けで職場に復帰したら速やかに復職の挨拶を直接しに行き、祝福メールをくれた方へは感謝の気持ちを込めたメールの返信をしましょう。

産休明けの復職挨拶は一斉メールを活用しよう

大規模の会社では、社内ひとりひとりに産休明けの復職の挨拶を直接して回ることが不可能な場合があります。中には、遠方の関係者もいらっしゃいますよね。その場合には、社内への一斉メールも活用して効果的に産休明けの復職挨拶しましょう。

たくさんの方に産休明けからの復職の挨拶メールを送るには、一斉メールがとても役に立ちます。また、社内とはいえビジネス文書として体裁を保った節度のある、感謝の気持ちを込めた産休明けの復職のお礼メールを作成しましょう。

産休明けの挨拶メール:例文

産休明けの挨拶を、一斉メールで送信する際のメール本文の例を紹介しておきます。先ほどもお伝えしたように、上司や中の良い人にはできるだけ、直接産休明けの挨拶をするようにしましょう。

▼メール本文の例文

「●●営業部の皆様

おつかれさまです。●●営業グループの△△です。

私事で恐縮ですが、この度産休をいただいており、本日より業務に復帰いたしました。

初めての出産・育児は想像以上に大変で、先輩方々から頂いたアドバイスが本当に励みになりました。

また産休前にいただいたみなさまからの応援メールも、見返すたびに心が温かくなり、初めての経験を乗り越える糧になりました。

これから育児が本格化していくにあたり、皆様にご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、何卒ご理解いただけますと幸いです。

少しずつではありますが、働くペースを取り戻していきたいと思います。

引き続きよろしくお願いいたします。」

上司にはメールではなく口頭で挨拶しよう

社内において地位の高い方や、自分よりも目上の方たちへの産休明けの復職挨拶において、産休明けの復職をメールで送るのは、失礼に当たります。地位の高い方、目上の方へ産休明けの復職挨拶を直接言える状況であれば、直接復職の挨拶に行きましょう。

もちろん、社内で仲の良い人にもメールではなく直接、産休明けの復職の挨拶しましょう。取引先などへの復職の挨拶は、最初に文書やメールで送っておいて、会う段取りが出来た段階で改めて、産休明けの復職ご挨拶をします。

祝福メールへの返信マナーとは?

出産のお祝いや祝福の言葉は、家族や親せきだけでなく、職場の上司や同僚、後輩にまで頂くことかと思います。そのような場合、必要となってくるのが産休明けに届いた祝福のメール。

こちらの祝福メールへ対してのお礼はもちろん、面と向かってお礼を述べるべきですが、直接のお礼が難しい場合には返信メールでお礼しましょう。

その返信メールを送る際にも、ビジネスマナーを守るのが大事です。産休明けに祝福のメールを頂いた際に、メール返信する際のマナーを紹介します。

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「敬具」や「かしこ」などを間違って使用しない

祝福メールの返信の際に、男性と女性で一部使用する言葉に違いがあり、「敬具」というフレーズはフォーマルな文面の場合、あるいは男性が書くときに使う言葉です。女性のみが使用する言葉としては「かしこ」というものがあります。

「敬具」や「かしこ」などの結語は、目上の人ではない場合に限り省略してもかまいません。頭語-結語の組み合わせとしては「拝啓-敬具」「謹啓-敬具」と決まっていますので、間違って使用することのないよう注意しましょう。祝福メールの返信で、「敬具」や「かしこ」などを間違って使用される方が多いですが、ビジネスマナーとして相応しくないので、気をつけましょう。

祝福へのお礼と感想を書き込もう

いただいた祝福メールに対するお礼のメールなので、当然返信メールではお礼の言葉と感謝の気持ちを込めるようします。「お祝いをいただいてうれしい」という率直な気持ちを込めて返信メールを書きましょう。

お礼と感想を書き込む上でのポイントは、相手へ感謝の気持ちをまっすぐに伝えることです。形式ばったテンプレートな文面を使うのではなく、自分自身の言葉を綴って返信メールを送ることをお勧めします。

相手の健康を気遣う言葉を入れる

返信メールを書く上で入れるべきものとして、相手への「気遣い」もビジネスマナーとして非常に大切です。

よく使われる言い回しとして、 「◯◯様におかれましては…△△のこととお慶び申し上げます」や「○○様におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます」「ご無沙汰いたしておりますが、お変わりなくお過ごしのことと存じます」などの言葉を使うと、ビジネスマナー的にも良いとされています。

産休明けの復職挨拶は必須!祝福メールの返信では間違った敬語に気をつけよう

産休明けで復職した場合に送る挨拶や、祝福メールへの返信マナーを紹介してきましたがいかがでしたか?産休は女性にとってとてもおめでたい休職期間です。

そのため、産休明けの復職の挨拶時にはお祝いの返信をたくさん受けることもあるでしょう。いただいた祝福メールの返信をする際には、相手への気遣いや、ビジネスマナーをしっかり守りメールを送りましょう。

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2016年12月6日ビジネス

Posted by BiZPARK