【イメージと違う!?】ゲームテスターのアルバイトの仕事内容
普通にゲームをするアルバイトというわけではない
様々なゲームを普通にプレイしていくだけであれば、ゲーマーにとってこれほど簡単なアルバイトはありません。ですが、そのような仕事内容は稀です。
一度ぐらいならば、そのような検証方法も行うかもしれませんが、それ以外はチェック項目が細かい退屈な作業が待っています。普通にゲームをプレイするわけではないという点は知っておきましょう。
自分の好きなゲームを選べない
アルバイトとはいえ仕事ですから、当然、自分の好きなゲームを選べるわけではありません。「自分は格ゲー専門だから」というようなわがままは許されませんし、自分の嫌いなゲームのジャンルもプレイしなければならないのです。
ゲームのアルバイトは退屈で細かい作業が多い
テスターと呼ばれるゲームのアルバイトは、実に細かく退屈な作業を行わなければならないものです。
例えば、「ある敵と闘い、全滅した場合に発生するイベントが、もしもその敵に勝ってしまったときにイベントが発生しないかを確認する」というような感じです。また「壁が正しく壁として表示されているかを確認するために、何度もキャラを壁に突っ込ませてすり抜けないことを確認する」というような作業もあります。
ゲームを操作するだけの仕事ではない
そのようなテストの際には、その映像をキャプチャーしたものであったり、その際に流れるデータの履歴を抽出し、データ上も間違ったデータになっていないかという部分を確認しなければなりません。
何千もの数字の羅列の、142番目の数字がゼロであるかを確認する、というような地味な作業の場合もあります。
簡単なアルバイトであっても仕事である以上責任が伴う
仕事ですから、アルバイトであってもそこには責任が発生します。
例えば、誰かがゲームのバグを見逃してしまえば、そのテストを行ったのは誰だ、という話になり、テストを行った際の保存データを確認され、見逃していた事実を責められます。
そのようなことが何度かあると、そのアルバイトが行ったテストは信用できないということになり、全てのテスト結果を再確認されることもあるかもしれません。
誰もバグに気付かなかったときが一番怖い
もしも、そのような見逃しを誰も気付かずに、製品が完成してしまった場合、欠陥品が商品として完成してしまうということになります。その後に発覚したバグが、ゲームを進めるのに支障があるほど重大なものであれば、商品回収ということにもなりかねません。
そのような大きな責任があるということは知っておきましょう。
ゲームのアルバイトは見た目ほど楽な仕事はない
一見、楽そうに見えるアルバイトであっても、その中身を見れば、大変なことは多くあります。ゲーム、と聞くと、楽しそうな印象を受けますが、どの仕事もやらなければわからない苦労があるように、ゲームのテストという仕事も大変なことはあるのです。
それでも、ゲームが好きな人は、普段自分がやっているゲームがどのように作られているかを知れるので、苦労はありますが、楽しさも人一倍味わえるかもしれません。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません