【入社後の注意ポイントも】保険証の発行までの期間と病院での対処法

2018年10月19日2021年3月1日保険証

保険証の発行に必要な「扶養控除等申告書」の用意を忘れずに！

入社式当日に企業に提出する書類はいくつかあると思います。まず提出書類の準備に注意しましょう。発行に時間のかかる「卒業証明書」や、保険証の発行に必要な「扶養控除等申告書」などには注意しましょう。また、扶養義務の家族を持っている人は「健康保険被保険扶養者異動届」などの提出を求められることもあるので気を付けましょう。

保険証の発行には時間がかかる

入社後、いつ保険証がもらえるのか考えた事はありますか？入社式当日は、会社から様々なものが配布されるはずです。社員証や制服など、会社に配布されるものは異なります。その中には保険証はなかったはずです。

保険証の発行には時間がかかるため、入社式当日にはもらえないのです。

健康保険証が届くまでの期間は2週間ほど

健康保険証の発行手続きは、入社式後に企業が発行の手続きを行います。発行されるまでの期間は2週間ほどです。入社式から2週間ほどで会社から健康保険証を配布されると思います。入社式当日に保険証を配布されなくても、心配はいりません。

保険証が届くまでの間に病院に行く時の対処法とは

会社の対応の早さにもよりますが、およそ2週間は健康保険証を持っていない期間ができます。この期間に病院に行く場合はどうすればよいのでしょうか。

保険証がない期間中でも、保険証をもらう予定がある人なら、医療費の負担は軽減されるのです。

受診料の領収書を提出して負担額の返還請求を行う

保険証がない期間中に、病気や怪我で病院の診察を受けた場合、受診料の領収書をしっかりと保管しておきましょう。全額自己負担した医療費については、保険証を受け取る際に自己負担した7割分の返還請求ができるのです。

新たに会社から保険証を受けとったら、受診料の領収書を会社に提出し、負担額の返還請求を申請しましょう。

健康保険被保険者資格証明書をもらっておく

「医療費の全額自己負担は厳しい」という人のために、保険証の代わりになるものがあります。健康保険被保険者資格証明書というもので、保険証が届くまでの間に医療機関に行く場合に利用できます。

健康保険被保険者資格証明書は会社側が取得の手続きを行っていれば、即日発行してもらえるものです。通院中のために保険証が届くまで待てない、体調が良くないので病院に行くかもしれないなど、病院に行く予定や可能性があるなら、健康保険被保険者資格証明書をもらっておきましょう。

健康保険被保険者資格証明書は、保険証を受け取る際に返還するものなので、失くさないように注意しましょう。

入社から保険証の発行には2週間ほどかかり届くまでの間に病院に行くなら証明書をもらっておく

入社から保険証が渡されるまでの期間と、保険証が届くまでの対処法についてご紹介しましたが、いかがでしたか？入社式の当日にいは、会社から様々な書類が配布されると思います。この時に、保険証が配布されず不安になる人もいると思いますが、問題ありません。保険証は入社後に発行の手続きが行われるので、届くまでに2週間ほどかかってしまうのです。

保険証が届くまでの約2週間の間に、病院にかかる時の対処法は2つあります。1つは、一度医療費を全額負担して、保険証発行後に自己負担した医療費の返還請求を行う方法です。もう1つは健康保険被保険者資格証明書を会社からもらっておき、保険証の代わりとして利用する方法です。この証明書は、保険証を受け取る際に返還するものなので、失くさないよう保管してください。