入社一ヶ月で会社を辞めるリスク

2016年11月29日2020年3月31日退職

会社を入社一ヶ月で辞めると経歴に傷がつく

会社を入社一ヶ月で辞めると発生する、一番大きなリスクといえば、経歴に傷がつくという事です。

特に新卒の方であれば、再就職しようとしたときに、例え履歴書に前の会社を一ヶ月で辞めた事実を記載していなかったとしても、年齢などから新卒で入った会社をすぐに辞めたというのはばれてしまいます。

それにより、次の就職は厳しくなりますし、何年経っても会社を入社一ヶ月で辞める人というレッテルが影響してくるのです。

入社したら二年は辞めるという選択肢を持たない方がいい

会社を入社一ヶ月で辞める事で経歴を汚したくなければ、二年は辞める事なく同じ会社に勤めたほうが良いです。

もちろんそれぞれの事情があるとは思いますが、一ヶ月で辞めると、必ず他の会社に面接に行った際に、退職した理由を聞かれますし、そこにたいした理由がなければ「この人には忍耐力がない」と判断されますので、再就職は厳しくなります。

入社一ヶ月で辞める方向に傾いているなら、そのようなリスクがあると覚えておきましょう。

辛いのは最初だけ！入社一ヶ月で辞めると決めるのは早いかも

会社を入社一ヶ月で辞めると決断しそうになっている人が感じているストレスというのは、新人が誰でも感じるストレスである場合が多いです。未知の空間で、怒られてばかりで、大学生活とは生活スタイルが180度変わるのですから、辛さを感じて当然だと思います。

ですが、そのような入社一ヶ月で感じるストレスは、会社に長く勤めていけば徐々に解消されていくものです。本当に入社一ヶ月で辞めるほどの理由があるのか、しっかりと考えましょう。

入社一ヶ月で辞めると後悔する可能性が高い

入社一ヶ月で辞めると、ほとんどの人が後悔をするようです。同期の人たちと辞めたあとも付き合いがあるという人は特にです。

一緒に入社した人間が、徐々に慣れていき、様々な仕事を任されている状況を知ると、もう少し我慢しておけば良かったと思うものなのです。

入社してすぐに辞めるという事に慣れてしまうのも危険

会社に入社して一ヶ月で辞めると、会社を辞める事に慣れてしまう可能性があります。その結果、長く仕事が続かず、再就職してもまた入社一ヶ月で辞めるというのを繰り返し、結局バイトなどで暮らしていく生活に陥ってしまうのです。

なぜ「すぐ辞める」に慣れてしまうのか

入社一ヶ月で辞めると、次に就職できたとしても、前の会社より良い会社に就職できる人はほとんどいません。

その原因は、経歴が汚れてしまったからなのですが、そうなると再就職先が、前の職場よりも劣悪な環境であるという可能性のほうが大きいです。そのような場合、その人は当然のようにその会社を辞めるという選択をします。

そして、その繰り返しが起きることで、辞めるというハードルがさがってしまうのです。

会社を入社一ヶ月で辞めるならリスクを知った上で判断を

入社一ヶ月で辞めると発生するリスクをご紹介してきましたが、今回紹介したようなリスクを承知したうえで辞めるのであれば、それは仕方のない事なのかもしれません。実際に、劣悪な環境の職場や、ブラック企業も存在しますので、そのような会社であれば、一ヶ月で辞めるのも選択肢としてありでしょう。辞める際には、そのリスクをしっかりと考慮したうえで、決断するということが重要なのです。