会社の健康診断を受けないとどうなるの?会社によって違う対応と罰則
健康診断を受けないことで会社が罰せられる?
健康診断を1年に1回は必ず受けさせるのは、会社に義務付けられています。会社としては、労働者に健康診断を受けさせなければならないので、その義務を行使できなければ会社が罰せられる場合もあります。会社に属する労働者としては、会社に損失をもたらさないためにも、必ず健康診断を受けることが求められます。そのため「受けない」選択は会社の損失につながり処分を受ける可能性もあるのです。
会社は労働者との「受ける」「受けない」の話し合う必要はない
国の法律で定められていることなので、健康診断の受ける受けないについて労働者と話し合い、同意を得る必要はありません。しかし、会社と労働者との間に信頼関係が築けなければ仕事にも影響を及ぼすので、形式的にも同意を求めるのが大切です。
健康診断を受けないと減給処分が行われることも
会社が労働者に健康診断を受けさせられなければ、会社側が罰せられます。そのため、健康診断を受けない労働者は給与をカットされる場合があります。これは法律で決められたことではなく、会社規程によって定められています。そのため、会社によっては健康診断を受けないことへのお咎めが一切ない場合もあります。
健康診断を受けないと上司も罰せられる?
自分の直属の部下が健康診断を受けないことで、上司も一緒に罰せられる可能性があります。労働者よりは緩和されていても、実際に部下の行動によって減給され、不満が出る可能性があります。部下を管理する義務があるため、こういった処分が行われるのです。
健康診断を受けないからといって懲戒解雇はされない
健康診断を受けないからといって、懲戒解雇されることはありません。ただし、労務提供の受領の拒否をされる場合があります。実際に働くためには、仕事を与えられなければなりませんが、その仕事を与えないといった、実質解雇に繋がる処分をされるケースもあります。
就業規則への記載をしなくてはならない
就業規則には、健康診断の受診を命じることがあるという旨を記載しなければなりません。そうする事で、健康診断を受けない労働者に対して、あらゆる処分を決定する事が可能になります。労働者としては、会社から処分を受けないためにも、必ず健康診断を受けるようにしましょう。無料で受けられる上に、特殊な健康診断の場合においては、交通費まで会社側が負担してくれる事もあるので、自分のために積極的に受けましょう。
会社で行う健康診断を受けないと思わぬ処分を下される
会社の健康診断を受けないことによって、大きな問題が発生します。今後とも、安定して仕事を続けていくことに影響を及ぼすので、必ず健康診断は受けましょう。無料で受けられる上に、現在の健康状態を把握できるので、労働者にとってはメリットしかありません。休日に受けることを求められたら時間を奪われてしまいますが、健康診断は無料で受けると認識するメリットで相殺できます。
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