【用途を学ぶ!】労働組合の議案書ってどんな意味を持つ文書なの?
労働組合における議案書の内容とは?
まずは、活動の方針などが書かれることが多いようですね。この労働組合はどのような労働組合なのか。毎年どの様な活動をしていくのか?また、賃上げや労働環境の改善に対して、どの様な取り組みをしていくのか?などについて書かれることが多いようです。また、スローガンが明記されていたり、その時の情勢や景気により、今年度はこのような方針ですということが書かれることも多いようですね。
議案書には活動方針が書かれている
労働組合によって内容は色々ですので、一概には言えません。前年度の活動の総括などが書かれることも多いようです。前年度はこのような活動をしてその結果このような事になったなどが記載されるようなことが多いようですね。
次に今年度は労働組合としてどの様な取り組みをしていくのか、また組織の有り様や社会貢献などについての記載がある場合もあるようです。意外な点としては、企業があって労働組合があるわけですから、その企業の業績や来年の目標なども労働組合の議案書に書かれていることもあるようです。
労働組合における議案書の活動経過報告とは?
議案書の中には活動経過報告という内容もあります。これは、今年度の活動をしてどの様な成果を上げたのかについてや、今までの活動でどのような経過なのかを議案書の活動経過報告に書いて、組合員に知らせる内容になっています。一部の労働組合では、ホームページ上で誰でも見ることができるようになっていますが、多くの企業の労働組合は、ホームページでパスワードを入力しないと議案書を見ることができないようにしているようです。
経営陣と関係良好な労働組合の議案書
これは、議案書の中に社長や部長との懇親会の写真が掲載されていたり、労働組合で社長などが講演会を行ったりと、非常に和やかな雰囲気で議案書の内容も作成されているようです。また、労働組合で合宿を行ったり、研修を行ったりしているケースもあるようです。
そもそも議案書に書く内容は決まっている?
これは、明確に「議案書はこのような内容を盛りこまなけばならない」というものはないのです。ある程度自由に議案書も作成してもいいようになっています。
労働組合ごとに色々な議案書がある
これは各労働組合によって内容は色々です。文字だけの内容で、近年の経済情勢や雇用統計、政府の政策に触れる内容の労働組合の議案書もあれば、写真入りで研修の様子などを掲載している議案書もあります。これという決まりはないのですね。
議案書はその労働組合の活動方針や報告を兼ねた文書!
まさに、企業のいうところの有価証券報告書のようなもので、議案書を読めばその労働組合がどの様な労働組合で、どの様な目標で、どの様な活動をしているのかについてが非常によくわかるようなものになっています。ただ、有価証券報告書が公開されているのに対して、労働組合の議案書は、多くの労働組合が組合員以外には非公開にしているのでわかりにくい部分もあるようです。
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