歓送迎会にかかる費用は経費にできる?会社で認められる範囲
会社が経費で落とす理由
前述の説明で、経費が何を指しているのかについて理解できたと思います。続いて、会社がなぜ経費となるお金を負担してくれるのかについて見ておきましょう。
支払う税金額がすくなくて済む
簡単にどうして会社が経費としてお金を負担してくれるかを説明すると、経費とすると会社が後々支払う税金額をおさえられるからです。
歓送迎会にかかる費用は経費として認められる?
会社は経費を使った方が支払う税金も安くなるのだから、歓迎会を含む歓送迎会も当然経費にできると思いますよね。実際のところ、歓送迎会にかかる費用は会社に経費として支払ってもらえるのでしょうか?
会社全体が対象であれば経費になるのが一般的
「従業員全体が対象」とされた歓送迎会であれば、経費として認められているのが一般的です。この会社(従業員)全体が対象というのはどういうことかを説明すると、「営業チームだけ」「新入社員だけ」といったのは会社から一般的に経費として認められていないということです。
月ごとに1人が使える経費が定められている会社もある
先ほどは、歓迎会を含む歓送迎会にかかる費用が経費として認められるのかについて、会社全体が対象であれば認められるといいました。しかし会社によっては、たとえば毎月1人3,000円までは福利厚生として、飲み会などの費用は会社が経費として認めているというところも多く存在しています。
この場合でいうと、歓迎会を含む歓送迎会が「営業チームだけ」で会社全体で行わなかったとしても、1人あたり経費として認められている金額までであれば経費として落ちます。ただし認められている金額以上に費用がかかると実費となります。
まずは会社のルールを把握する
会社のルールを先に確認するのがポイントですね。歓送迎会費用を福利厚生として独立させている場合もあれば、四半期ごとのコミュニケーション活性費用として扱っている場合もあります。会社の制度・ルールに応じて何が使えるか相談することが大事です。 経費にできる場合も事前の稟議申請は忘れないようにしましょう。
歓送迎会は会社全体が対象であれば経費として認められる
歓迎会や送迎会といった歓送迎会が、会社の経費として認められるかどうかについて見てきました。歓迎会を含む歓送迎会が経費として認められるには、会社全体が対象かどうかによるというのが一般的です。
他にも、毎月1人あたりいくらまでは経費とし、会社全体でなくてもチーム別でも経費として認められている会社があります。つまり会社によってどの範囲が経費として認められるのかが変わります。歓迎会を含む歓送迎会を行う際には、まず会社の経理部門に経費として認められるのかを確認するのが無難です。
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