上司に気を遣うから?飲み会嫌いの若者が増える理由
飲み会嫌いな若者たち①:プライベートまで気を遣いたくない
会社員にとっては恒例行事だった飲み会ですが、上司に気を遣うせいか、最近の若者の飲み会嫌いが顕著に見られます。会社で上司に気を遣うことに加えて、プライベートも誘われて気を遣わなければいけないのが苦痛という若者が多くなっています。たしかに飲み会では上司に気を遣うことはありますが、飲み会嫌いな人もそれ社会勉強の1つだと教わってきました。飲みにケーションとういう言葉が一時期はやりました。その通り、上司に気を遣うとはいえお酒が入る事で普段は言えない事も言えることもあります。それでも上司に気を遣うからとプライベートまで気を遣いたくない飲み会嫌いの若者は増えています。
上の世代と若者が考え方を理解しあう必要がある
最近では上司に気を遣うことよりプライベートを重視する若者が増えてきている事も飲み会嫌いな原因の1つです。「自分の時間を割いてまで上司に気を遣いたくない」と考える飲み会嫌いの若者が増えてきているからです。上司に気を遣うことを通じてコミュニケーションを大切にしてきた上の世代と、プライベート重視の若者が同じ会社で働いているのです。上司に気を遣うことを疎かにしてよいわけではありませんが、お互いが考え方を理解し合わなければいけない時代となってきました。
飲み会嫌いな若者たち②:いつまで続くかわからないため
飲み会に行くとすぐにはお開きになりません。2次会、3次会など果てしなく続いてしまうケースも多々あり上司に気を遣うことになります。飲み会嫌いの人にとっては、「エンドレスに思える終わりの見えない飲み会が嫌い」になる原因の1つです。最近の若者はプライベートを重視する傾向にあります。会社で働いている以上、プライベートでも上司に気を遣うという考えを持っている若者も少なくはありません。しかしそれよりもプライベートの時間を削られることが、今の若者にとっては苦痛であり、飲み会嫌いへと繋がります。
常識は理解しつつ時間を決めた飲み会がよい
会社内の仕事だけで立派な社会人になることはできないのは理解しています。社会人としてのマナーや常識は、あるいみ社外でのこういったお酒の席で学ぶこともあります。若者は皆飲み会が嫌いというわけではありませんが、時間を決めて飲む方が好まれるのかもしれません。
飲み会嫌いな若者たち③:そもそもお酒が飲めないため
お酒の席では当然アルコールを飲みます。しかし「最近の若者の中にはまったくお酒が飲めないという人が増えている」そうです。飲み会嫌いの理由の1つに、まわりではみな酔っ払っているのに自分1人だけは全く口にしていないということがあります。
お酒を飲む必要がなく自分の時間を楽しめる若者が多い
最近の若者はお酒の力を借りなくても、その場のノリで楽しんだりすることができます。もちろんお酒の席でも上司に気を遣うか遣うこともできますが、そもそもお酒を飲む必要がないという人も少なくはありません。お酒の力を借りて楽しむより、自分の趣味に時間を割いて楽しみたいという傾向にあります。今後お酒を飲めない、お酒を飲む必要がない若者とのコミュニケーションを、どうやってとるかはとても重要な課題です。
飲み会嫌いの若者は上司に気を遣う以外にも終了時間が不明な事やお酒のないプライベートを大切にしているから
以上で上司に気を遣うからと飲み会嫌いな若者についてご紹介しました。最近の若者は、お酒の席で上司に気を遣うことが嫌で飲み会嫌いになったわけではありません。プライベートを優先する若者が増え、終わりの見えない飲み会に嫌気がさしているのです。お酒が好きな若者も少なくはありませんが、飲み会でコミュニケーションをとる時代ではなくなったのです。時間を決めて飲むのが、時代にマッチした飲み方かもしれません。
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