送迎会で来賓挨拶を行う際のポイント
歓送迎会の来賓挨拶は誰に頼む?
歓送迎会での来賓挨拶が誰になるかは来賓が何人いるかということで決まります。歓送迎会の規模や会社の社風にもよりますが、あまり来賓が多くなければ、乾杯と締めの挨拶だけですが、大きな歓送迎会では、代表して1人に挨拶をしてもらいます。
最も偉い方が挨拶する
通常は、来賓の挨拶はその中で一番偉い方が乾杯の挨拶をし、次に偉い方が締めの挨拶をします。しかし来賓が何人もいて紹介せざるを得ないような大きな歓送迎会では、来賓挨拶は代表して挨拶してくれるように頼みます。来賓代表として一人か二人に挨拶してもらったら、後の人は紹介だけします。この紹介の時、全員に挨拶してもらえない場合は、挨拶してもらえないということが分かるような方法でご紹介を続けます。
歓送迎会での来賓挨拶をどう頼む?
歓送迎会の来賓に挨拶を依頼する場合、口頭でお願いすると日時などが伝わりにくい場合があります。やはり相手の手元に残るような形で依頼するのが良いでしょう。相手がメールに抵抗がなければメールで依頼しても良いのですが、とても上の方の方だとかよその会社の方の場合にはプリントして依頼状を出した方が良い場合もあります。
メールか書状で依頼する
事前に挨拶を依頼する場合、口頭で頼むと相手にメモをとることを強要することになります。依頼するのにそれは申し訳ないので、必ず書いた物を持参して渡しましょう。挨拶を依頼する相手が役職上とても上の方の人の時には、メモを渡すのでは失礼になります。日時や時間を添えてきちんと依頼します。
来賓挨拶依頼の例文
例文
- 重ねてのお願いで恐縮ではありますが、○○へ並々ならぬご支援を賜った○○様にご来賓の代表として祝辞を賜れましたら、これ以上ない光栄に存じます。後日、あらためてお願いに参上致しますが、お聞き届け頂きますようお願い申し上げます。
歓送迎会での来賓挨拶のコツは?
歓送迎会で来賓として挨拶を頼まれたら、どんなことを言えば良いのでしょうか。その場で一番役職が上の場合には乾杯の音頭を、二番目に役職が上の場合には閉めの音頭を取る場合が多く、それによっても違いますが、社内の歓送迎会ではそれほど長々しい挨拶をするよりは短くしめたほうが喜ばれます。
明るく短めの挨拶を!
来賓として挨拶を頼まれた場合、それが来賓の中の代表挨拶か、乾杯の音頭を取るのかは幹事に確認しておきましょう。挨拶と乾杯を別の人に頼む場合があります。挨拶では簡単に名乗り、歓送迎する人たちへのねぎらいや励ましを入れ、明るく前向きな短い挨拶をします。
来賓挨拶の例文
例文
- ご指名頂きました○○○○です。
- 僭越ながら、乾杯の音頭を取らせて頂きます。
- まずは○○君に、一言お礼を述べたいと思います。
- ○年間、課のメンバーとして活躍してくれて、本当にありがとう。
- 今後のご活躍をお祈り致します。
- また後任として○○君が我々の課に転属となりました。
- ○○君、豊富な知識を活かし、有力な戦力となってくれることを期待しています。
- それでは、○○○○君の活躍を祈り、心から○○君を歓迎し、乾杯を致します。
- ご唱和ください。乾杯!
歓送迎会の来賓挨拶はルールを守って明るく簡潔に!
歓送迎会の来賓挨拶はルールを守って明るく簡潔に行いましょう。歓送迎会での来賓挨拶は一番偉い人が、乾杯で次に偉い人が締めの音頭を取ります。乾杯以外に挨拶をしてもらう場合は事前に「何分で」と依頼しておきましょう。口頭だけでなくメールやメモでも良いので必ず書いた物を渡します。
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