部下を叱った後のフォローの方法
部下を叱る時はその根拠を明示してあげる
部下を叱る時は、何かミスをしたときですよね。ミスをしたからといって単に頭ごなしに叱っていても、また同じミスを繰り返しかねません。どうしてミスをしてしまったのか、要点をきちんと理解させるように諭してあげましょう。
ここで注意したいのは、感情的にならないことです。感情的に叱ると、部下にプレッシャーを与えてしまい、そのプレッシャーが次の仕事に悪い方へと影響してしまう可能性もあるのです。
叱る時は、どうしてミスをしてしまったのかという根拠を部下に丁寧に伝えてあげましょう。
叱った後のフォローのポイント
諭すように優しく叱っても、やはり部下としては失敗を犯してしまって落ち込んでしまうでしょう。そんなときは、「○○をしたのはよかったよ」「ここは素晴らしい着眼点だと思う」など、いいところを褒めてあげるのがポイントです。
ミスといっても、すべてにおいての失敗ではなく部分的な一部のミスというケースが多いです。そのため、ここまではよかった、こういう部分はもっと積極的にやるといいなど、良かったところも伝えてあげましょう。
叱った後はしばらく気にかけておく
叱ったあと部下が落ち込んでいるようであれば、しばらく気にかけておきましょう。叱られたのを気にし過ぎて、業務に慎重になり必要以上の工数を費やしてしまったり、更にミスを繰り返してしまったりという可能性もあります。
部下を叱った後は褒めて成長させよう
部下を上手に叱る方法として大前提となるマインドセットは、部下の課題を一緒に解決しようという視点で接することです。部下の視点だと問題を部分的なものとして捉えていることが多いので、なるべく俯瞰して問題を捉えるように導いていくことです。 コミュニケーションとしては、少し時間がかかるかもしれませんが、上司の視点と同じく俯瞰して問題を捉えることが出来るようにしていかなければなりません。このようなコミュニケーションを繰り返していくことで、細かな指示示を出さなくても自分で考えて行動できるように成長していきます。 また、テクニック的ではありますが、叱った最後には必ず褒めることをセットで行うことがおすすめです。心理学にもあるようですが、最後をポジティブな情報をインプットすることで、その人に対して好意的な感情を持った状態で終えることが出来るようです。
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