見積もりを依頼した相手へ気遣った断り方【メール例文あり】
見積もりを依頼したが提案を断る時の心得とは?
この記事では、相手からの提案である見積もりがNGだった場合の、断り方の例文について紹介します。その前に、相手の提案である見積もりに対しての断り方の心得も知っておきましょう。断り文を書く時には、取引先との間に摩擦が生じないよう、マナーや心遣いを大切にする事を心がけましょう。
しっかりマナーを持って断りを入れるのが、ビジネスパーソンとして大事ですので、しっかりとした断り方ができるようにしましょう。見積もりを断るといった場面はビジネス上よくあります。
相手への気遣いと配慮を心がける
相手からの提案に断わりを入れると言うのは多かれ少なかれ、相手の希望を断る事ですから、そこにはマナーとして、できる限り相手を傷つけない、相手への気遣いなどの配慮を心がけましょう。
以下は相手の見積もりを断る時の断り方であり、基本的な心得です。
■時期を遅らせない
■あいまい語に注意する
■断わりにくい条件を作らない
■心を決める
■相手を尊重する
■理由は明確に示して納得させる
■次回につながる姿勢をみせる
■逆の立場を考えさせる
■代案 条件を出す
■いきなり否定しない
仕事上での断りには、絶対に気遣いを見せるようにしてください。
見積もりを断るときは相手を立てる
上記で、取引先などからの提案である見積もりがNGだった場合の断り方の心得についてみてきました。次は、相手からの見積もりがNGだった場合に断る時のコツに関してみていきましょう。相手からの見積もり依頼を断る時は、カドが立たないと断り方にするのが重要です。上手な言い回しを覚えて、相手をたてて、上手に断る術を身につけましょう。
相手の気持ちや立場を尊重して断る
意に沿わない相手からの提案依頼や、誘いをきちんと断るのはも社会人として、ビジネスマナーとして大事です。出来ない事を曖昧にして先延ばしにするほうが相手にとって失礼です。また断るうえで、相手と良い関係を続くためには、相手をしっかりと尊重しましょう。その事柄の内容(タイミングと行動)が都合に合わない内容を伝えるのがコツです。
人に断られることで感じるショックの多くは、自分が相手から拒否されたと感じるところですので、相手の気持ちや立場を尊重したうえで、依頼や誘いのタイミングと行動について断ると相手も納得をしてくれます。
提案を断る際の例文
相手からの提案である、見積もり依頼を断る例文を紹介します。お互いに気を悪くしない断り方により、今後のビジネスに影響をきたさないようにしましょう。また例文をしっかりおさておけば、しっかりとビジネスマナーも守れますので、参考としてください。ただし例文はあくまで例文としてとどめておいてくださいね。
断り方例文①
【例文】
<件名>
先日ご提案いただいた○○の件について
<メール文面>
○○様いつもお世話になっております。○社の○○でございます。
先日は○○の件でご提案いただき、誠にありがとうございました。
貴社のご提案を、弊社にて慎重に検討しました結果、誠に恐縮ながら、費用の面で折り合いがつかず、今回は見送らせていただくこととなりました。
これまでご提案いただき、厚く御礼申し上げます。
またご提案をお願いすることがあるかと存じますが、その際はよろしくお願い申し上げます。取り急ぎメールにてご報告申し上げます。
失礼いたします。
断り方例文②
【例文】
件名:ご提案頂きました「○○」見積もりのご依頼について
メール本文:
○○○株式会社○○部
○○○○様
日頃より、格別のお引き立てをありがとうございます。
株式会社○○、の○○でございます。
この度は、見積もりのご提案ご依頼、誠にありがとうございました。
作業内容に関する資料を拝見いたしましたが、
納期までの時間が非常に短く、弊社の力ではお引受けするのが難しい状態です。
このような次第で、大変申し訳ありませんが、見積もりのご依頼は辞退させていただきたくお願い申し上げます。
せっかくのご依頼にお応えできず申し訳ございません。
なにとぞ事情ご賢察のうえご了承くださいますよう
お願い申し上げます。
まずは、お詫びかたがた、お返事申し上げます。
断り方例文③
【例文】
<件名>
先日ご提案いただいた○○の案件につきまして
<メール本文>
拝啓
梅雨の候、貴社におかれましては益々ご隆昌のこととお慶び申し上げます。
この度は弊社に対し、格別のご高配をいただき誠にありがたく厚く御礼申し上げます。
○○○○について、貴社を含め数社からのお見積りについて検討してまいりましたが、
残念ながら、今回は貴社とのお取引を見送らせていただくとの結論に至りました。
今後とも弊社に対しご指導賜りますよう深くお願いいたします。
敬具
メールで見積もりに断りを入れる際は相手の気持ちや立場を尊重し誠意ある対応を
相手からの提案・見積もりがNGだった場合の、メールでの断り方と、メール例文を紹介してきましたがいかがでしたか?今回は、相手からの見積もりがNGだった場合にメールで断る時の例文について紹介しましたが、見積もりをメールで断る際は、できるだけ早めにメールを送り断るということ、さらに提案内容のどこがダメだったのかという、メールで断る理由もしっかりと明確に伝えるようにしましょう。
また、メールで断りを入れる際も相手からは見積もり書を作成して頂いているわけですから、そのような部分にもしっかりと労いの言葉をそえるとより良い印象の断り方となります。ビジネスシーンではこのように、見積もりをメールで断るといった場面が多くあります。断りのメール作成をする際は、ぜひご紹介したメール例文を参考にしてみてください。
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