ルーティンワークで期待できる効果とデメリット
ルーティンワークとは決められた作業
ルーティンワークとは流れ作業の様に書類にハンコを押したり、銀行でお客様の対応をしたりなど、内容が決められた作業を言います。仕事の流れがマニュアル化されていて、それを覚えれば誰でも出来るような仕組みになっています。チェーン店などの調理スタッフや倉庫で梱包作業したりするものも、ルーティンワークです。
効果①:大切なことに集中できる
ルーティンワークで期待できる効果としては、集中できるというものがあります。今流行りの断捨離ではありませんが、無駄を省くと現時点で自分は何をしなければならないのか、何の為に仕事をしているのか、ゴールはどこなのかを明確に判断できる効果があるのです。
効果②:時間を効率的に使える
ルーティンワークは、毎日同じ時間にいつもと変わらず同じことをする為、規則正しいスケジュールを組めます。1日のスケジュールがしっかり決まっていれば、それ以外に対する迷いがなくなるものです。時間を有効活用できるため、時間の無駄をなくす効果があります。また、集中力も養えるため、作業効率もの大幅なアップが期待できるでしょう。
効果③:難しいことを克服できる
仕事をルーティンワーク化することで、最初は難しいと思うものも克服できます。最初は慣れない仕事でも、習慣化すれば自然と流れが身体に刻み込まれ、染み付いていくものです。例えば、学生時代はできるだけ寝ていたいと早く起きられずにいたけれど、生活パターンが変わったため、気づいたら毎日早起きになっていた、などがルーティンワークの効果と言えるでしょう。
ルーティンワーク化によって変化の対応に時間がかかる
ルーティンワーク化による効果を挙げてきましたが、デメリットももちろんあります。ルーティンワークに慣れてしまうと、いざその仕事のやり方が新しくなった時に次の流れを作るまでに時間が掛かってしまう可能性があります。また、スケジュールが決まっていたのが当たり前になってしまい、自分の意志を通したり伝えたりするのが難しくなってしまうデメリット効果も考えられるでしょう。
無理にルーティンワーク化しないのもコツ
仕事の効率を上げるためや時間の無駄をなくすためと言って、ルーティンワークを実施しても効果が出てないなら、きっぱりやめる勇気も必要です。ルーティンワークをやめてから、今までは見えていなかったものが見えたり、新しい発想が思い浮かんだりする場合もあります。慣れない内は、「絶対にこれをしないと」という固定観念を除くと、気持ちが楽になりますよ。
ルーティンワーク化には集中力アップや時間の有効活用などの効果があるが変化への対応に時間がかかる
仕事内容が決まっている場合を残し、自分の仕事効率アップのために用いるルーティンワークは、自分ができる範囲でゴールを設定しないと、それが逆にストレスになってしまいます。本来の効果を発揮できなくなるので、注意が必要です。最初は難しいと思っていたことも、上手くルーティンにすると身体に刻み込まれるため、少しずつ自分に合ったやり方で行っていきましょう。
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