3分間スピーチを行う目的と構成の極意

2016年11月29日2020年3月31日3分間スピーチ

3分間スピーチを行う目的

企業での朝礼に3分スピーチなどを行う機会があります。そもそも企業や学校などの朝礼に3分間スピーチを行う目的とはなんなのでしょうか。

「入力」「加工」「出力」のスキルが鍛えられる

3分間スピーチの目的は情報収集などの「入力」。構成や内容などの「加工」。スピーチする「出力」の3つのスキルが鍛えられる事です。

人前で考えを話す訓練

社会人になると人前で考えを話す機会が増えてきます。テクニックも重要ですが、大事なのは数をこなす事です。朝礼などの3分間スピーチの目的には人前で自分の意見を伝える訓練も兼ねています。

3分間スピーチの構成とは？

3分間スピーチを行う目的はおわかりになりましたでしょうか。続いて3分間スピーチの構成です。構成がしっかりしていないと、伝えたいことも伝えられないでしょう。それだけ構成は重要です。

時間配分は出だし30秒・本編2分・締め30秒

3分間スピーチは時間が限られています。構成としては出だし30秒・本編2分・締め30秒という時間配分を心がけましょう。

構成は過去→現在→未来の流れに

3分間スピーチは3つに分けて話すことがポイントです。過去→現在→未来の流れで構成すると話し全体がまとまりやすくなります。

3分間スピーチの例文

3分間スピーチの目的と構成はおわかりになりましたでしょうか。最後に3分間スピーチの例文をみていきましょう。例文はあくまでも参考までにとどめておいてください。

3分間スピーチの例文：「学ぶ」は「真似る」から

入社してはや二か月。乾いたスポンジの如く、色んなものを吸収している毎日です。ところで「学ぶ」という言葉の由来は「真似る」から来ていることはご存知でしょうか。論語にも「子曰わく、学びて時に之を習う、また説ばしからずや」とあるように真似て、人は学ぶといいます。確かに料理人などは親方の姿を見て、真似ることが学ぶことになります。もちろん本から学ぶことがありますが、真似ることが学ぶことだと思います。私は真似ているのでしょうか。あと半年研修が続きます。そこで色んな先輩方の姿を真似して、学びたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。

3分間スピーチの例文：生半可な知識が一番怖い

通勤路に桜が舞っていると感慨に耽っていたら、もう6月です。7月にはボーナスにありますが、いち早く冬が来ない事を祈るばかりでございます。生半可な知識が一番怖いという経験をしましたので、3分間スピーチで話したいと思います。私には手にいぼがあるのですが、このいぼがやっかいで病院に何度も通わなければいけません。いぼの治療法はご存知かと思いますが、液体窒素による部位の火傷です。これを家で出来ないかと、「ドライアイス」を購入して、水筒に入れておいたら、なんと水筒が爆破しまして、蓋が天井に激突しました。天井には穴が空くという大惨事になりました。手の治療代と天井の治療代がついた散々な一日となりました。

3分間スピーチの目的は内容を時間内に構成する力の向上

3分間スピーチの構成と目的をみてきました。例文は参考になりそうでしょうか。会社の朝礼などで3分間スピーチをする機会があると思います。構成や目的を考えて、3分間スピーチを考えてみてはいかがでしょうか。