「オフィスカジュアル」な服装・靴の選び方【男女別】
男性がオフィスカジュアルな服装をする場合
まずは男性のオフィスカジュアル・ビジネスカジュアルに関してです。
オフィスカジュアル・ビジネスカジュアルの服装で、どこまでがOKでどこからがNGになるのか?なかなか明確な基準を設けている会社はありません。あくまでもその会社の社風に影響されるものであり、最初はやはり他の男性社員の服装や靴を参考にするべきでしょう。あまり目立つ服装や靴は控えて、少しおとなしい感じにしておきましょう。徐々にその会社におけるカジュアルな服装を探っていくといいでしょう。
男性であれば男性の先輩社員のオフィスカジュアルな服装を見て決める
世間一般でのオフィスカジュアル・ビジネスカジュアルの服装マナーと言うものは確かに存在しますが、やはり大事なのは社内での統制の方でしょう。例えばスニーカーやトレーナーはNGとしていたり、サンダルや帽子などもNGとされているケースが多いでしょう。
オフィスカジュアルでは派手なベルトのバックルもふさわしくありません。もし、所属する会社のオフィスカジュアルの基準が一般的なオフィスカジュアル・ビジネスカジュアルの基準より厳しいと思っても、会社の基準に合わせるようにしてください。その際は先輩のカジュアルな服装を参考にするといいでしょう。
男性のオフィスカジュアルイメージ画像
では、実際に世間でオフィスカジュアルを導入している会社は、どのような服装を推奨しているのでしょうか?男性社員のオフィスカジュアルな服装イメージの画像をまとめてみましたので、ご自身のオフィカジュアルの参考にしてみてください。
少しラフな感じの男性オフィスカジュアルファッション
男性のオフィスカジュアルで多用されているのは、基本的にはボタン付きのシャツ、チノパンかブラックジーンズ、黒か紺の革系の靴といったスタイルです。男性だと白黒もしくはグレーか紺色などでまとめるのが好ましく、逆に赤や黄色といった原色系の服装はオフィスカジュアル・ビジネスカジュアルとしてふさわしくありません。また、夏と冬でもオフィスカジュアルの服装は大きく変わってきます。季節に合ったカジュアルな服装を心がけましょう。
男性のオフィスカジュアルNGポイント5つ
NGポイント① 汚れやシワが付いている服
ビジネスの場では、汚れやシワが付いている服を着ると不潔な印象を与えてしまいます。汚れには十分注意し、もし付いてしまった場合は早い段階で洗濯をしたり、クリーニングに出したりするようにしましょう。また、シャツやパンツなどにはアイロンをかけてシワを伸ばし、清潔感のあるスタイルを心がけましょう。
NGポイント② カラフルすぎる原色や黒のみのスタイル
ピンクや赤、黄色などオフィスでの仕事に不似合いな派手な原色のスタイルは控えるようにしましょう。また、トップスもボトムスも全て黒一色で統一されたスタイルは、冠婚葬祭やリクルートの印象を与えてしまうためビジネスの場には不向きです。ネイビー、グレー、ベージュなどのベーシックな色であればオフィスで浮くことがなくおすすめです。
NGポイント③ 軽いイメージを与えてしまうTシャツ
UネックやVネックなど、襟のないTシャツはやや軽いイメージを与えてしまいます。そのため、トップスは襟のあるYシャツやポロシャツなどを選ぶようにしましょう。襟つきのシャツを着ることにより、誠実な印象を与えることができます。
NGポイント④ カジュアルすぎて不適なジーンズ
ジーンズの着用は、カジュアルすぎるという理由から着用してはいけないと判断する企業が多いです。特に、穴があいていたり、裾がほつれていたりするようなダメージ加工がされたジーンズは仕事の場にはふさわしくありません。
NGポイント⑤ 短パン+サンダルのやりすぎクールビズ
クールビズの認識が広まってきたとはいえ、短パンにサンダルを合わせるようなスタイルはオフィスでは不適とみなされるケースがほとんどです。特に年齢の高い層は男性が脚を出すスタイルにだらしなさを感じる人が多いため、控えた方が良いでしょう。
女性がオフィスカジュアルな服装をする場合
女性のオフィスカジュアル・ビジネスカジュアルの幅は男性より広く、定義するのがむすかしいです。職場の雰囲気によるところが大きいためで、社歴が浅いうちは冒険せずにベーシックなスタイルで行くほうがいいようです。ただ業界ごとにどこまでのカジュアルスタイルが普通か、という点があるかと思いますのでそのあたりは直接聞いてみていただければ良いのではないかと思います。
女性のオフィスカジュアルは男性以上に先輩を気にするべき
女性のオフィスカジュアル・ビジネスカジュアルは、ある意味で男性以上に気を使うものかもしれません。あまりに派手過ぎる服装も好ましくありませんし、地味過ぎても社会人らしさがでません。そう考えた時に、やはり基準となるのは先輩社員のオフィスカジュアルの服装でしょう。新入社員のうちから自分の色を出しすぎてしまうと、目をつけられて面倒なことになってしまうかもしれません。
最初はおとなしい感じの服装や靴で様子見をして、先輩打ち解けてきて会社の雰囲気を掴んでから少しずつ個性を出していくのがオススメです。
女性のオフィスカジュアルイメージ画像
女性社員のオフィスカジュアルな服装イメージの画像をみていきましょう。仕事のできる女性はパンツスーツをピシっと着こなすイメージがあるかもしれません。
しかし、最近では白系をメインにふわっとした格好のオフィスカジュアルも流行っているのです。露出だけ多くなり過ぎないように気をつけて、仕事のモチベーションが上がるようなオフィスカジュアルで通勤してみるのはいかがでしょうか?
女性のオフィスカジュアルNGポイント4つ
NGポイント① 胸元や脚などの露出が多いスタイル
オフィスで露出の多い格好をすると、「男性の目を気にしている」「仕事に集中していない」などのマイナスイメージを持たれてしまう可能性があります。胸元をはじめ、腕や肩、背中などが多く露出したアイテムの着用は避けた方が無難です。どうしても着るという場合には、インナーでカバーしたり、ジャケットやカーディガンなどを羽織ったりして露出をおさえましょう。
NGポイント②明るすぎる色のアイテム
明るい色を用いたファッションは華やかですが、オフィスカジュアルには向きません。元気な印象を与えてくれるカラーであっても、オフィスシーンにはそぐわない場合が多いものです。黒、白、ベージュ、ネイビーなどの基本色のアイテムは、落ち着いた印象を演出してくれるためおすすめです。
NGポイント③ジーンズやジーンズ素材
ジーンズの着用を禁止されている企業は多くあります。ダメージジーンズなどはもちろんですが、素材がジーンズのシャツ、スカート等も控えた方が無難です。もし許可されている場合は、カジュアルになりすぎてしまわないよう、上品な素材やシルエットのものを選びましょう。
NGポイント④派手・カジュアルな小物類
帽子、アクセサリー、靴などの小物類の着用も注意しましょう。帽子は出勤時にかぶっているのは構いませんが、会社の中では外すのがマナーです。アクセサリーは大振りのものや派手なデザインのものは好ましくありません。控えめなアクセサリーであれば良いでしょう。足元は、カジュアルなスニーカーや厚底サンダルは避けます。パンプスを履くと、脚のラインが綺麗に見えるのでおすすめです。
オフィスカジュアルの服装で注意すべきポイント
オフィスカジュアル・ビジネスカジュアルは基本的には自由な服装で働く事ができますが、とはいえ注意しなければならない点もあります。服装のレベル感はなんともわかりづらいところですが、一般的には「立食パーティーに出てもおかしくない服装」ぐらいで考えておきましょう。過去の先輩達の例から適度なオフィスカジュアルの服装にあわせていきましょう。
ビジネスカジュアル・オフィスカジュアルの靴の選び方
オフィスカジュアル・ビジネスカジュアルな服装はある程度わかっても、靴をどう合わせればいいのか悩む方が多いようです。男性・女性別にオフィスカジュアル時の靴の選び方を紹介します。
男性のオフィスカジュアルの靴はブラウン系の革靴がおすすめ!
男性のオフィスカジュアル時の靴は革靴がおすすめです。
スーツに合わせている靴をそのまま使ってもいいですし、オフィスカジュアルであれば、スリッポンやローファーといったスタイルのものを選ぶのもおすすめです。
普段は黒の革靴を履いている方も、オフィスカジュアルであればブラウン系の靴を選んでみるのもいいと思います。特に夏であれば、明るい印象で爽やかにみえますよ。夏であれば通気性の良いデッキシューズなどもおすすめです。
女性のオフィスカジュアルの靴はパンプスやバレエシューズがおすすめ!
女性のオフィスカジュアル・ビジネスカジュアル時の靴はパンプスやぺたんこのバレエシューズなどがおすすめです。またローファーなどでもかまいません。
営業に向かう時のようなベーシックなパンプスよりは、少し華やかなものでもかまいませんが、それでもあまり派手なものは避けましょう。バレエシューズであればあまりに可愛いすぎるものは避けましょう。サンダルやミュールなどを夏は履きたくなるかもしれませんが、服装自由ではなく、オフィスカジュアルを指定されているのであれば夏でもやめておきましょう。
オフィスカジュアルは先輩の服装を参考に男性女性とも派手すぎず地味すぎずを意識して!
オフィスカジュアル・ビジネスカジュアルの定義は難しいのですが、スーツほどきっちりしていないけれど、きちんと感がある服装・靴ということのようです。
また、オフィスカジュアルは男性女性はもちろんの事、夏と冬などの四季、会社や業界によってもカジュアルな服装のイメージが全然違いますので、そういった意味では初日は固すぎず、無難な格好で行く事をオススメします。その間に先輩達に合わせていく形で良いのではないでしょうか。
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