国際公務員とは?目指す人が知っておきたい仕事内容

2016年11月29日国家公務員

国際公務員とは国連や国際機関に務める職員たちのこと

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国連やユニセフ、ユネスコなどの国際機関に勤めている職員たちは、「国際公務員」です。彼らは読んで文字のごとく、世界を舞台に働く公務員たちであり、主に世界平和や発展途上国への支援などが仕事となります。国際公務員は世界のあちこちへと飛び回っていますので、忙しくも非常に遣り甲斐のある仕事だと言えるでしょう。

勤める国際機関によって仕事内容や職務は様々

国際公務員と一括りにしても、その仕事内容は勤める国際機関によって様々です。また、機関内でも専門的なものから事務的なものまで、担当する職務に幅広い選択肢があります。それぞれが密接な連携を取らなければ、物事に対して迅速に対応できません。国際公務員として各部門に所属する職員は、プロフェッショナルであると言えるでしょう。

国際公務員は専門分野の知識を活かした仕事を行っている

法律や経済、環境や保険などの専門分野を仕事にする国際公務員たちは、それぞれ専門知識を身に付けていたり、前職で培った経験を用いることで、業務に取り組んでいます。仕事においては、主に発展途上国への技術的支援や教育の普及といったプロジェクトを展開しており、そのための国際会議や運営など、付随する業務は様々です。非常に多忙であるものの、専門知識を活かして発展に貢献できる最前線の仕事と言えます。

事務系の仕事でサポートを行う国際公務員もいる

国際公務員には専門分野のエキスパートだけでなく、国際機関の運営を担う事務系の職員も在籍しています。秘書や経理、統計などの事務作業を行うことで、専門職の国際公務員の仕事をサポートしているのです。また、国際阻機関が円滑にプロジェクトを推進していくためにも、事務系職員たちの仕事は重要なものとなっています。スムーズかつ迅速、そして正確に仕事を行うスキルが求められるでしょう。

仕事の魅力は知識を活かして世界平和に繋げられること

法律や教育など、様々な分野のエキスパートたちが集う国際公務員は、仕事にどのような魅力を感じているのでしょうか。1つはこれまで大学で勉強してきた知識や学問を活かして、最前線の現場で発揮できる部分にあります。その持っている知識によって、発展途上国や問題を抱えている国々の支援を行うことで、世界平和への方向へ持っていく仕事は、非常に魅力的でやりがいがあるでしょう。

国際公務員になるには修士号と2年以上の勤務経験が望ましい

国際公務員になるには修士号を修得している必要があり、かつ他の仕事を2年以上経験していることが望ましいです。また語学力においても、英語もしくはフランス語を自由に操れる能力が求められています。これら条件を満たすことで、国際公務員への応募が可能と言えるでしょう。その方法としては、外務省の国際機関人員センターで空席情報を探してから応募しましょう。採用されれば、晴れて国際公務員として仕事に携わることが可能です。

国連や国際機関に勤める国際公務員は専門分野の知識を活かした国々への支援などが仕事

以上、国際公務員の概要と仕事内容をご紹介しました。国際公務員になるには大学院卒、実務経験を経て語学スキルも必要です。そのため、国際公務員の難易度は非常に高いと言えます。しかし、一度就職すればそのやりがいのある仕事と充実した日々に、楽しさを覚えられるでしょう。特に国際機関では公務員出身者を求めている節があるようです。キャリアチェンジを検討している方は、一考してみてはいかがでしょう。

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2016年11月29日転職

Posted by BiZPARK