退職の引き止めがしつこい上司への対処法3つ
怒って引き止めてくる上司は怒りが収まるまで待つ
辞めたいのに辞めさせてくれない上司には色々なタイプの人がいますが、まずは何を言っても怒って引き止めてくるタイプの上司の対処法を考えましょう。この手のタイプの上司は、ヘタに口答えや拒否反応が見えると、怒り狂って言い返してきます。ですので、このようなしつこい上司は、怒っている間は何を言っても無駄なので、怒りが収まるまで待つのが正解です。
しつこい引き止めの場合妥協できる部分は受け入れる心構えも大事
退職をする際に、しつこい引き止めに合った場合は、毅然とした姿勢が大事になります。
・退職する意志が固いこと
・引き継ぎはしっかり行うこと
この2つを端的にしっかりと伝え、後は上司の怒りが収まるまで待ちましょう。また、「代わりの人が入るまでは残ります」など、妥協できる部分は受け入れ対応するのもひとつの方法です。
何かとうやむやにして引き止める上司には粘り強さで対処する
退職を申し出たのに、いつまでたっても話を上に通さなかったり、退職の手続きを進めなかったりなど、話をうやむやにしようとする、上司もいます。そういったしつこい引き止めをする上司に対しては、拒否するのでなく、粘り強さが必要です。
時間をかけ下手から強い姿勢に出てしつこい引き止めをかわす
しつこい引き止めには、粘り強く時間をかける必要があります。まずは「先日の話ですが」と何度か切り出すようにしていきます。何度かそういったやりとりを繰り返していき、最終的には「話を進めていただけないなら、経営者に退職願を提出します」というように、強い姿勢にでるのです。
退職届提出後一定期間経てば雇用契約解除ができる
ちなみに、退職届を提出しているのであれば、一定期間経てば、双方の意思に関係なく雇用契約を解除できます。社内の規定によっては1か月という期間を設けている場合もあるので、そこは事前に調べておくといいでしょう。円満退職や、仕事の引き継ぎなどを気にしないのであれば、『退職日は自分で決めることができる』という選択肢もあることを覚えておいてくださいね。
改善策を提案して引き止めてくる上司には正当な退職理由を告げる
退職の申告をしたら、退職理由を聞いてくる場合がほとんどでしょう。このときの回答を間違えてしまうと、少し面倒なことになります。退職の理由に対して、改善策を出してきてしつこい引き止めをするタイプの上司がいたら要注意。このタイプの上司は、人間関係のトラブルや残業など、待遇や環境を退職理由にした場合に食い下がってきます。こんなしつこい引き止めには、正当な退職理由で対処しましょう。
引き止める余地を与えない退職理由で応戦
また、退職理由が弱いものも注意が必要です。「辞めます」と意思確定しているのに改善案を出されたところで、おそらく気持ちが揺れ動くことはあまりないかと思います。そういう上司に対しては、引き止める余地を与えない退職理由を伝えましょう。
「家庭の事情」がもっとも強い退職理由
「家庭の事情」がもっとも強い退職理由です。絶対に続けられない理由を提示されたら、しつこい上司も引き止めることはできないでしょう。辞めると決めたらその意志を貫くのです。どんなしつこい説得にも応じることのできない退職理由は最強といえます。
退職の申告をしたのに引き止めがしつこい上司には妥協・粘り強さ・退職理由で対処しよう
退職の引き止めがしつこい場合の対処法について見てきました。「辞める」と伝えたにも関わらず、しつこい引き止めをしてくる上司にはうんざりするものです。そういったしつこい上司には大きく3つのタイプがおり、ここで紹介したような対策が有効的です。そもそも、退職届を提出したら、辞める・辞めないは本人の意思次第のはずですよね。しつこい引き止めで辞められないときは、そのしつこい引き止め上司を超えて上の部署に話したり、説得のしようのない退職理由を叩き付けるといいでしょう。必要なのは、固い決意。しつこい言葉を言われても決して流されないことです。
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