言われたことができない部下によく見られる6つの共通点
言われたことができない部下の共通点①:自分で考えることができない
言われたことができない部下の共通点として「自分で考えない」ということがあります。何か作業を頼んでも、わからなければまずは自分で考えます。考えて、やってみてもわからない時に上司や同僚に相談します。しかし、言われたことができない部下はわからないとなると考えることもせず、すぐに上司や部下に聞きに行きます。ですが、考えていないので言われても、またわからないの繰り返しですので自分で考える癖をつけなければなりません。
言われたことができない部下の共通点②:目標がない
言われたことができない部下の共通点としては淡々と仕事をして、わからなければすぐに聞いてと、毎日を何も考えずに何となく過ごしている人が多いのです。つまり、仕事や自分に対して何の目標もないので何かを学ぼうという向上心もありませんし、自分で考えるということもしないのです。目標や目的がある部下とない部下の行動や動きを見ていれば一目瞭然です。
言われたことができない部下の共通点③:時間を守らない
言われたことができない部下は時間を守らない人が多いという共通点があります。書類の提出期限ももちろんですが、待ち合わせや外回りなどでも時間をダラダラと無駄使う人が多く、仕事の仕方をみていても効率が悪く進みが遅いのです。時間をうまく使うことができればダラダラと過ごすこともありませんし、効率を考える時間厳守はして当たり前という考えにもなりますが、効率を考えていませんので仕事も遅く、時間が守れないという共通点になるのです。
言われたことができない部下の共通点④:言い訳が多い
言われたことができない部下はとにかく言い訳が多いという共通点があります。何かあれば人のせい、自分は悪くない、自分を正当化しようとするところがあります。イヤなことから逃げるという道を選んでしまいますので、小さなことでも言い訳ばかりをしてその場から逃げようとします。言い訳をしても始まらないのですが、自分に非がないと認めてほしいので言い訳が多くなるのです。
言われたことができない部下の共通点⑤:こだわりが強い
言われたことができない部下は仕事のスタイルにこだわる人が多いようです。この仕事はこうしてから、こうしないとダメという自分流のやり方があり、その通りにしていかないとダメだと思っているようです。しかし、急ぎの仕事の場合はそんなことを言っている場合ではないのですが、その通りでないと仕事ができないのか、もしくはその通りにやることが仕事だと思っているのか考え方がずれてしまっている人が言われたことができない部下に多く見受けられます。
言われたことができない部下の共通点⑥:答えが1つ
言われたことができない部下の特徴で「答えが一つ」しかないということがあります。これはどういうことかというと、頭が固すぎるので、こういう質問をされたらこう返すという勝手なマニュアルを作り上げ、それ以外の答えや質問が来た時には答えを一つしか知らないので対処できないのです。小学生の算数で3+5=8になりますが、○+○=8だとすると式は何通りありますか?一つではないはずです。答えを一つにしてしまっている限り、柔軟な対応はできません。
言われたことができない部下には「自分の考えがない」「目標がない」「言い訳が多い」などの共通点がある
言われたことができない部下によく見られる6つの共通点について紹介しました。言われたことができない部下は、仕事を教えるのも大変ですし、もちろん仕事を覚えるスピードも遅くなります。しかし、こういう部下を仕事ができるようにするのも上司の力です。言われたことしかしないのではなく、言われたことすらできない部下をできる部下にできた時、とても報われた気分になるでしょう。しかも、それだけの部下を仕事ができるようにするのですから上司自身も自分の能力や器が大きくなっているのでできない部下を育てるのは自分のためにもなるのです。
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