新社会人に贈る言葉の例文とポイント
新社会人に贈る言葉では求める社員像が主軸
新社会人に贈る言葉では、社会人と学生の違いを指摘したうえで、「社会人とはこうあるべき」というひとつの社会人像を示しましょう。
また新社会人に贈る言葉では、下記の例文のように社会人像に加えて、求める社員像を示してします。成人式や大学の卒業式等の贈る言葉の場合にも、この部分はカットすると使えますよ。
入社式や職場で新社会人を迎える場合の例文
新社会人に贈る言葉の例文を紹介します。例文を用いて挨拶を考えましょう。
これまでの学生生活でも厳しいところはあったでしょうが、寛容のまなざしで見守られてきたことと思います。
しかし、社会人となった今日からは、甘えは許されない場面に出会うでしょう。己を厳しく律していくことが大切になります。また社会人としての自覚、さらに企業人としての自覚を強くもってください。
企業は、その給料に見合った仕事をしてもらい、成長して支えていく人材になってほしいという思いがあります。みなさんは、わが社の未来を支えていく優秀な人材ばかりであると確信しています。
若々しい熱意と柔軟性をもって、わが社の輝かしい未来に向けて、力強く歩み始めてください。
新社会人に贈る言葉の中には歓迎の気持ちを盛り込む
新社会人に贈る言葉のポイントは「君たちを仲間として迎え入れることがとてもうれしい」という歓迎に気持ちを伝えることです。
新社会人は、自分が会社や社会に受け入れてもらえるのか、そこに自分の居場所があるのかをとても心配しています。なので、まずは、その心配を取り除いてあげるのが大切です。
新社会人にこれから一緒に働く仲間だというメッセージを伝える
入社式の場合の新社会人に贈る言葉の例文としては、
「新入社員のみなさんは、多くの企業の中からわが社を選び、厳しい入社試験を経て、今日を迎えられました。社員一同、明日からみなさんと一緒に働くことをとても楽しみにしています」
などの例文があります。「多くの就活生の中から君たちを選んだ」のだという点と「一緒に働く仲間になった」のだという点を例文のように盛りこみ整えましょう。
新社会人に贈る言葉で社会人としての心得を伝える
新社会人に贈る言葉のポイントとして、「社会人としての心得、目指すべき社会人像を示す」というものがあります。
入社式の場合は「会社が望む社員像、働き方」を示します。このとき、新社会人はまだ社会生活を経験していません。それなのに、「社会人とはかくあるべき」といっても新社会人は想像しにくいです。
なので、学生生活と社会人の違いを比較しながら話すようにすると、新社会人は「社会生活は学生生活のように生温くない」ということを想像できるので、気が引き締まるでしょう。
社会に出て働く事への不安を和らげる言葉をいれる
また、新社会人の中には不安症の人もいます。「とにかく社会人は大変そうだ。自分に務まるだろうか」と考えるだけで不安で脚が震えてしまう人たちです。
このような新社会人には、学生と社会人の違いを具体的に挙げるのが大切です。ぼんやりとした不安に「この程度の違い」という目途がたつので新社会人の不安を和らげられます。
新社会人に贈る言葉は例文のように内容を絞るのがポイント!
新社会人に贈る言葉は例文のように、新社会人を励まし、その背中をそっと押してあげる内容にするのが大切です。社会の厳しさを見せつけるなど「自分で会社の居場所を掴む必要がある」といった言葉では、むだに新社会人に疎外感や不安感を与えてしまうので控えましょう。
例文を参考に贈る言葉を整えましょう。ただし、あくまで例文は例文です。新社会人に贈る言葉は、そのまま例文をコピペするようなものではなく、会社の雰囲気や自分が強く伝えたい内容から作成するべきものです。例文はあくまで参考にしながらオリジナルの贈る言葉を作ってくださいね。
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