新社会人が車のローン購入前に必ず知るべきリスク
新卒の新入社員が自分で車を購入しようと思っても…
もし社会人一年目で自分で車を購入しようと思ったら、ローンでの購入になりそうですが、そもそも新卒の新社会人が、入社して早々に高額のローンを組むことは可能なのでしょうか?
新社会人の場合、ローンすら組めないという可能性も
新入社員の方で230万円の車を購入しようとしたら、結果がローンは組めなかったという話があります。条件として、頭金10万、ボーナス15万、5年で組もうとしましたが、新社会人では無理だったとのこと。
保証人や頭金の額でも左右されますが、新卒で入社早々いきなり社会人一年目の若者に230万円のローンを組ませてはくれなかったようです。新社会人でローンをしてまで車を購入するかよく考えたほうがいいかもしれませんね。
同じ新社会人でも大企業と中小企業では扱いが違う!?
地域によっては、車がないと生活や通勤ができないところもありますし、車離れが叫ばれている昨今でも、新社会人で車を購入したい人はいるようです。こんな質問もネット上にありました。
『正社員登録された社会人一年目の新入社員は車のローン組めますか?それとも1年以上働かないと無理なのでしょうか?』――この質問の答えは、少しシビアかもしれません。
同じ会社員一年目の新卒でも、大企業の社員と中小企業の新入社員では扱いが違うといった結果があるようです。
大手企業なら新社会人でもローン返済の能力があると判断される場合も
将来有望な会社や、大手企業の正社員なら、新卒の新入社員でもローンは組めるといった意見があります。中小零細企業勤めの新社会人だと少し難しいかもしれません。
要は、ローン返済の能力があるかないかの判断というわけです。同じ新社会人なのに理不尽に感じますが、これはローンでの購入を認めるか決める際の当然の判断方法です。車でも家でも判断材料は同じ。このようなリスクがあると心得ておきましょう。
カードローンならハードルは低く、車のローンを組める可能性は高い
新入社員でも車のローンを組める可能性が高い方法として挙げられるのがクレジットカードによるカードローンです。すでにクレジットカードを持っている人はもちろん、これからの人もクレジットカードを申し込むことはできます。
試用期間中の新社会人だと無理ですが、正社員であれば問題ありません。ただ、最低半年は勤続年数を持った方が無難でしょう。新卒の新社会人でもカード会社の自動車ローンを申し込めば、審査に通る可能性は高いです。
勤続年数が短いとローンの審査に通りづらい事は知っておく
車を購入する時は、誰でも胸おどらせて気分が高揚するものですよね。自分がかねてから欲しいと思っていた車を実際に購入するとなると、自然とテンションもあがります。
しかし、車本体の金額は、安くても数十万、高いと数百万円…かなりの大金です。新社会人がローンを組める時と組めない時の違いとして、一つ企業の規模がありましたが、何にしてもやはり、社会人一年目の新卒は勤続年数が短いというのがネックになるようです。
勤続年数はローンを組む上で重要な要素
車の場合に限らず、勤続年数はローンを組む時にとても重要な要素です。勤続年数が短いとすぐ仕事を辞めてしまうかもしれない、貯金が少ないと判断され、ローンの審査に通りづらくなるリスクが生まれます。
そのため、新卒で働き始めたばかりの新社会人は、基本的にどんなローンにも通りにくいというリスクを覚えておきましょう。最低でも1年以上同じ会社に勤めている事が基準になります。
新社会人としてまずは適切な金銭感覚を身につけて
新卒で入社したばかりの新入社員なら、当面は生活費で毎月の収入以下に支出が収まり、きちんと貯金していく感覚を身につけるのが先決です。
そして、仕事を長期で続けて勤続年数を稼いでいきましょう。
そうやって我慢して積み重ねていけば、いざ車を購入する際の感動もひとしおのはずです。
また、ある程度貯金ができればローンしなくても車を購入できるかもしれませんし、そこまでいかなくても頭金を多く支払えれば、ローンの利子を減らせます。
どうしても必要、でなければ新卒の新社会人がローンで車を購入するのは避けるべき
新卒の新社会人がローンで車を購入するリスクについて説明して参りました。これらの内容から、社会人一年目の新入社員がローンで車を買うのは、審査は通りづらく難しい可能性が高いです。
正社員として新卒入社できた場合でも、大企業と中小企業ではどうしても社会的信用度に違いもあるようです。高額ローンを組みたい場合、新卒ではなく3年ほど勤務して実績を作ってから、取引実績のある銀行で組むというプランにしておくとよさそうです。
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