会費の納入督促をする文書の作成方法【例文あり】
納入督促文の構成
会費とは、その会を存続させるために必要となる費用を意味します。この会費の納入が遅れることは、珍しくありません。そういった際に作成するのが、「督促状」です。納入督促によって相手へ未納の旨を知らせることができれば、状況の改善を図れるでしょう。納入督促において書面に書くべき内容は、以下の通りです。
①相手の氏名
②日付・会の名前・自分の氏名など
③タイトル
④挨拶
⑤本題(未納の旨を伝える+納入督促)
本題の部分では期限だった日や当日の日付を記入しておくと、相手とのすれ違いを防げます。確認日以降に相手が納入しているケースなどでは、すれ違いが起きやすいのです。覚えておきましょう。
納入督促状の内容に関しての注意事項
では、そんな納入督促における注意点を見ていきましょう。借金などとは違い、会費納入に関しての督促状は、あくまでも支払ってもらえるよう「お願い」するものです。ですので、威圧感のある文章にならないように注意してください。もし威圧感のある文章などを送ってしまえば、相手は不快感を抱きます。円滑な取引のためにも、丁寧にお願いする文章を作成しましょう。
会費の納入督促状の例文
納入督促の文章について見てきましたが、実際にはどう書くのが正解なのでしょうか。例文がなければ、なかなか想像しにくいですよね。そこで以下では、納入督促の文章の例文をご紹介いたします。ぜひ以下の例文を参考にして、納入督促の文書を作成してください。
例文
○○ ○○様
平成○年○月✕日(右寄せ)
✕✕会(右寄せ)
会計係 ○✕ ✕○ 印 (右寄せ)
会費納入のお願い(中央寄せ)
拝啓 師走の候、会員様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
日頃より、当会へのご協力とご尽力を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、先日お知らせしました平成○年の会費が、本日(○月✕日)現在未納の状態です。
ご多忙とは存じますが、至急ご確認のうえお振込みをお願い申し上げます。
なお、本状とお振り込みが行き違いになっていましたら、何卒ご容赦ください。
取り急ぎ、会費納入のお願いまで。
敬具(右向け)
例文を基に失礼のない文書を作成して会費の納入督促を行おう
会費の納入督促について見てきました。督促文は、請求した費用を円滑に回収するための文書です。相手へ未納を知らせる役割も持っている督促文の作成方法は、社会人として知っておくべきでしょう。会費が全て集まらなければ、事務処理において苦労してしまいます。しっかりと例文を基に作成方法を把握し、失礼のない督促状を作成してください。
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