納期短縮の依頼を拒否する時の心得と例文まとめ
納期短縮の依頼を拒否する時の対応方法
納期短縮の依頼を断る際は、どのような対応をすればよいのでしょうか。依頼をする側からすると、「一刻でも早く」といった思いが働くのでしょうが、受ける側からすると難しい場合もあります。そのようなときは、書面にて断らなければなりません。断ること自体はマナー違反ではないので、後々の関係性なども考えて、穏便に済むよう断りましょう。
「できない」ことを別の表現で述べる
どのようにすれば、穏便に断ることができるのでしょうか。重要なポイントは、「できない」ことをはっきりさせることです。もちろん「できない」と直接的に言ってしまっては、角が立ちやすくなりますので、表現方法には気を付けなければなりません。「できるなら良いのだが、クオリティに保証ができないためかえって迷惑をかけることになる」などといった内容を、添えると良いでしょう。
納期の短縮依頼に対する拒否文まとめ
納期の短縮依頼を受けた時の断り文の例文をご紹介します。例文を参考に、角の立たない断り方を考えましょう。
例文
拝復
時下益々ご隆昌のこととお慶び申し上げます。
平素は、格別のお引き立てを賜り、深く感謝いたしております。
さて、ご相談のありましたご注文の納期短縮の件でありますが、弊社としては、何とかご期待にお応えすべく検討をいたしましたが、品質を損なうおそれがありまして、納期短縮はできないと判断せざるを得ません。
日頃からご愛顧いただいている貴社よりのご依頼ではございますが、弊社は品質保証の観点から品質を犠牲にしての生産はいたしかねますこと、ご了承いただきたく存じます。
当初納期日までお待ちいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。
敬具
まとめ
納期短縮の依頼に対し断りを入れる際は、きちんとできない旨を伝えることが大事になります。ストレートに伝えてしまうと角が立ってしまうので、穏便に運ぶ言い回しを覚えておくと良いでしょう。例文を参考にすると、上手に断りが入れられます。
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